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この夏は「マリン×キャンプ」!達人がおすすめする、水遊びとキャンプギアの魅力

2019.07.25ノウハウPR

夏休み本番、ワクワクに胸をときめかせているお子さんと一緒に、遊ぶ準備はできていますか?今回は、キャンプの達人に、夏ならではのおすすめしたいアイテム&ギアを教えてもらいました!マリンとキャンプを融合させた「マリン×キャンプ」で活躍必至。要チェックです!

夏休み本番は、もうすぐそこ!

キャンプの準備&遊ぶ準備はもうできてる?

夏休み本番!お子さんたちは楽しみにしていても、夏休みのないお父さん・お母さんは準備にてんてこまいですね。それでも「せっかくの夏休み、キャンプにも行きたいし、海水浴にも連れ行ってあげたい…」なんて思いを抱えているお父さん・お母さんは多いはず!そこで今回は、キャンプの達人に、この夏イチオシの「マリン×キャンプ」を伝授してもらいます。

今回「マリン×キャンプ」の魅力を教えてくれるのはこの人!

ゼビオビバモールさいたま新都心店:矢澤さん キャンプの達人・高石さんの師匠にあたる達人の中の達人です。普段はスーパースポーツゼビオの店頭に立ちながらも、研修でキャンプに関する指導を行うこともある、キャンプのエキスパート。常にアクティブな矢澤さんは、休日も季節に応じたアクティビティを楽しんでいるほどキャンプやアウトドアが身近な方です。

キャンプ×マリンの魅力って?

教えて、キャンプの達人!

━━━今回はこの時期イチオシの、マリン×キャンプについて色々お聞かせください! 矢澤:もちろん!マリン×キャンプは、思わずこんな格好を準備してくるほど楽しく魅力的なものなので、それを紹介できるのは個人的にも嬉しいです。 ━━━薄っすら、気合を感じておりました(笑)。マリン×キャンプとはどのようなもので、この時期マリン×キャンプがおすすめな理由はどんなところにあるのか、ドドンとまとめて教えてください! 矢澤:マリン×キャンプは、読んで字のごとく「マリンとキャンプ」のいいところ・楽しいどころどりした遊び方・過ごし方の造語です。ちなみにこのマリン×キャンプは、特にファミリーでキャンプに行く人、というより子供たちに関係しています。毎年、7月後半から始まるものといえば? ━━━ …誰もが経験したことのある、あの特別な期間のことでしょうか? 矢澤:そうですね、今でも無性に欲しくなる、あの特別な期間…夏休みのことです(笑)。おすすめの理由には、この“夏休み”が関係しています。

出典:blew_i / ゲッティイメージズ

━━━夏休みにマリン×キャンプとは、最高の組み合わせの予感です! 矢澤:その通り、最高の組み合わせなんです。提案せずとも、すでに自然に自分のキャンプスタイルに取り入れている人も多いかもしれませんね。キャンプ場の中や近くには、水辺が近いところがたくさんありますから。 ━━━確かに。海が近いかどうかだけでなく、山間のキャンプ場にも川が流れていたり、意外と水辺は身近にありますよね。 矢澤:そうですね。キャンプをしながら水遊びのできるマリン×キャンプは、海だけでなく川や湖などでも楽しむことができる遊び方・過ごし方です。そこで今回は、安全に全力でマリン×キャンプを楽しむためのグッズと、疲れたら全力で休めるキャンプギアをご紹介します。 ━━━よろしくお願いします!

全力で楽しむための必須アイテム

第3位:シュノーケリングフィッシングセット「WowGuii(ウォーギー)」

━━━こちらは一体…? 矢澤:初めましての方が多いかもしれませんね。これは、シュノーケリングフィッシングセットのウォーギーというアイテムで、シュノーケリングをしながら釣りができてしまう斬新なフィッシングセットなんです(笑)。 ━━━確かに斬新!(笑)でも、なぜ今まで存在しなかったのか不思議なくらい、馴染むものというかなんというか…。
矢澤:「森でカブトムシを捕まえて虫かごに入れるのと同じように、海や川で魚を見つけたら、捕まえて観察してみようよ」という発想から生まれたアイデア商品なんです。馴染むというのは、この昆虫採集のイメージが起因していそうですね(笑)。 ━━━それは一理あるかもしれません(笑)。それにしても、斬新ながら素敵なアイデアですね。親子で時間が過ぎるのも忘れてのめり込んでしまいそう…! 矢澤:そうなんです、実は熱中してしまい過ぎるのがたまにキズ。あまりにも夢中になって魚ばかりを見ていては、気づかぬうちに意外と沖まで流されてしまう可能性もあるんです。 ━━━集中してしまうと、他のことに目がいかなくなってしまうんですね。 矢澤:正にその通り、無意識の怖いところです。油断して浮力体をつけずにウォーギーなど楽しいことに熱中してしまうと、事故につながってしまうケースも考えられます。ということで次にご紹介するのが、浮力体と、シュノーケルセットと呼ばれるアイテムたちです。

第2位:シュノーケルセット

━━━浮力体…察するに、浮き輪などでしょうか…? 矢澤:当たらずとも遠からず。シュノーケリングベストを始めとした、水遊びをする上でつけて欲しいアイテムたちです。まずはよく見るマスクや足ひれ。これらは、海面に顔をつけ呼吸するうえで必須のアイテムです。でも、これだけではウォーギーと同じく、集中して流されてしまう可能性があるんです。 ━━━確かに、熱中してしまったら知らぬうちに流されてしまいそう…。 矢澤:そこで、万が一の時に命を救ってくれる着用必須アイテムがシュノーケリングベスト。従来の救命胴衣は、浮力が非常に大きいという特性ゆえ、シュノーケリング時に水中を覗きにくい・バランスをとりにくいといった難点を持っていました。 ━━━確かに!救命胴衣はただ水に体を浮かせてくれるもので、機能性は特に感じられないものだった気がします。
矢澤:そこで開発されたのが、タバタ社のシュノーケリングベスト。“水中で活動すること”を徹底的に考え独自開発されたベストのため、体にしっかりフィット&ベストの浮き上がりを防ぐので、使い心地が抜群にいいんです。熱中してしまいがちなシュノーケリング時に着用しておけば、いざという時の心強い味方になってくれます! ━━━ベストだけで浮き上がらず、そのうえ動きやすいとは…!大人も子供も着用しておきたい必須アイテムですね。ちなみに、セットと仰っていたのは他に何が含まれるのでしょう? 矢澤:マスク+シュノーケルとフィンの3点セットです。シュノーケルをするには、ベスト以前にこの3つが肝心要。中でもフィンは、よく販売されている他メーカーとは異なり軽量でコンパクトなため持ち運びに便利で疲れにくい仕様。この夏、マリン×キャンプを始める方にはもってこいのアイテムです。 ━━━ベスト・マスク+シュノーケル・フィンの4つが揃えば、安心して初めてのシュノーケルも楽しめるという訳ですね!

第1位:シュノーケリングボート

━━━では、映えある第1位のこちらは…? 矢澤:シュノーケルをするのに泳ぎっぱなしでは疲れてしまうことや、そもそも顔を水面につけるのが怖いという方もいらっしゃいます。そんな時や人におすすめしたいのが、このシュノーケルボート。頭の部分に、あるものが取り付け可能なボートなんです。
━━━何だろう、バケツのような器のような…? 矢澤:正解は、ワイドビュースコープ。水中観察メガネです。このスコープ単体で、川の浅瀬や磯遊びなどで使用することが可能。水を怖がる小さなお子さんにも水遊びを楽しんでもらえる、この夏イチオシアイテムなんです。
━━━小休憩にも、怖がりさんにも、というのはいいですね! 矢澤:自分でバタ足をせずとも、お父さんお母さんが引っ張ってくれればすいすい行きたいとこへ連れて行ってもらい、水中の観察を楽しむことができます。 ━━━水遊びをするからには、みんなで楽しく過ごしたいものですよね。ちなみにこのボート、大人でも使って大丈夫なのでしょうか? 矢澤:このアイテムは子供用なので、4〜12才までなんです。でも、大人におすすめしたいアイテム(というよりアクティビティ)が、実は別にあるのでご安心ください! ━━━なるほど、番外編ですね?(笑)

達人セレクト番外編:大人は「SUP」

━━━ずっと気になっていたその格好の答えが、やっとわかるのですね! 矢澤:お待たせしました!(笑)私が今回、番外編として大人向けに紹介したいのはSUPです。「興味はあるけどやったことはない」人がよくいらっしゃるので、ここぞとばかりにご紹介していきます。 ━━━私も、そのうちの1人です…(笑)。ぜひぜひ、SUPの魅力を教えてください! 矢澤:私が感じているSUPの魅力は、大きく3つです。1つめは、何と言っても海の上に立てる(座れる)こと。海との一体感がたまらないんですよ。2つめに、カヌーやカヤックとは違う目線の高さで海面から景色を眺められること。3つめに、静水面で静寂な時間を過ごせること。これだけでも、十分魅力が伝わるんじゃないかな。 ━━━素敵…!挑戦したい気持ちに拍車がかかるばかりです!お持ちの4点があればできるのでしょうか? 矢澤:その通りです。ボード・パドル・リーシュ(足に巻いてボードとつなぐもの)・浮力体の4点は、準備が必要です。これらさえあればできますが、逆に言えば、必ず準備をして欲しい4点。事故などに繋がるので、SUPに限らず、水遊びの準備は万全にしておいて欲しいですね。

全力で休むための必須アイテム

達人セレクト2パターン

全力で遊んだあとは、全力で休みましょう!緩急をしっかりつけることが、全力で遊ぶ&楽しむ秘訣でもあります。お昼ごはんを食べたり、お昼寝をしてみたり、過ごし方はそれぞれです。ここでは、そんな全力の休み時間にもってこいの達人セレクトギアを紹介してもらいました!

パターン1:コールマン「スクリーンIGシェード」

━━━全力でマリンを楽しんだあとは、キャンプですね!今回セレクトいただだいたコールマンのシェードは、どんな点がおすすめなのでしょう? 矢澤:従来のシェードと異なり、ポールタイプというのが特徴のひとつ。きちんとペグダウンすれば、ちょっとやそっとの強風には負けません。また、開閉自由自在なところも特徴的で、フルクローズ・メッシュ・フルオープンと、バリエーションが効くのがおすすめポイントです。
━━━その時の気象条件によって、環境を変えられるのは嬉しい!これならゆっくり、休憩時間を過ごせますね。マリン×キャンプへ行きたくてウズウズしている人もいそうです! 矢澤:コールマンだけの、防虫に優れた特殊素材(メッシュ)を纏ったシェードなので全力で休むのにはうってつけ。にも関わらず、圧倒的な通気性を誇っているため過ごしやすさも花マルですよ!

パターン2:ホールアース「フルクローズ サンシェード」「ワンタッチサンシェルター」

━━━これは、以前紹介いただいたこともあるパイナップルなギアたちですね…! 矢澤:今回も、おすすめしたくて持ってきてしまいました(笑)。特徴は変わらず設営のしやすさ&柄の可愛らしさにあるシェード&シェルターですが、全力で休むために一緒に併せて使って欲しいものもまとめてあるんです。
━━━例えば、あのチェアでしょうか?シェードの中で座っているより、チェアに腰掛けた方がリラックスできる場合もありますもんね。 矢澤:それも、もちろんあります。でもやはり、先立つのはそのデザイン性。水辺に行って、目立つシェードの方がたくさん並んでいる中から見つけやすく、夏らしさを感じることもできます。 ━━━確かに、シェードがたくさん並んでいたら広い場所では迷子になってしまいそうですね。目立つ柄、というのは大事かもしれません…。今回も大変参考になりました、ありがとうございました!

まとめ

今回は、キャンプの達人矢澤さんに、マリン×キャンプのあれこれを教えていただきました。子供達の夏休みが始まるファミリーキャンパーさんは、達人おすすめアイテム&ギアを持って、全力で遊んで、休んで、楽しい夏を過ごしてみてください!

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