アウトドアブランド「パタゴニア」がビールを販売!そのおいしさに注目

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パタゴニア ビール

出典:Tatsuo Yamashita /Flickr

アメリカのアウトドアブランド「パタゴニア」といえば、フリースなどの衣料品やアウトドア関連グッズの販売で有名ですが、実はビールなどの飲食類も直接販売しているというのはご存じでしょうか。一見、専門外の商品を取り扱っているように見えますが、そこには一貫した企業方針が垣間見えます。


 目次


オーガニックビールを生んだパタゴニアの精神とは?

パタゴニア ビール    

出典:Yukiko Matsuoka / Flickr

パタゴニアは地球の環境や生命を守るため、アウトドアブランドの枠組みにおいて、さまざまな社会活動を行っています。そのパタゴニアが掲げるミッション・ステートメントの中に、「ビジネスを手段に自然を保護する」というものが含まれています。

その手段の例として挙げられるのが、修理をしながら長く使い続けられる商品を作ることや、ポリエステルやナイロンなどのリサイクル繊維を生み出し、それを使用することなどです。自然を楽しむことがアウトドア活動の第一の目的ですが、その自然が破壊されてしまうと、ひいてはアウトドア業界の縮小にもつながってしまいます。

企業とは、原則利益をだすことが、その存在目的です。
パタゴニアも例外ではなく、最終的には利益を出すことが目的でしょう。
ただ、やり方が他の企業と比べると変わっていて、とりあえず、持続的な環境や社会を作っていくことを前面に出しています。
こう見ると、キレイごとを言っているように見えますが、少しはこういう会社があると、現在の資本優先の社会の中で、ぎすぎすとした生活をしていると、ホッと息が継げそうで、なんとなく安心します。
こういうところが、パタゴニアが長く続いている要因なのかもしれません。

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パタゴニアの環境を保護する考えに賛同するユーザーも少なくないようです。

ビールを開発したきっかけは?

パタゴニア ビール    

出典:Wade Treichler /Flickr

では、自然を保護することと、ビールの開発に何の関係があるのでしょうか。その鍵は「カーンザ」と呼ばれる穀物にあります。カーンザは長い根を深い所まで伸ばして育つ多年生の穀物で、一般的な小麦である一年生とは異なり、1年で枯れることなく、何年にもわたって成長できるのが特徴です。

長い根を持ち、何年にもわたって育ち続けるという特長があるため、畑を耕したり農薬を使ったりする必要がなく、環境に優しい穀物なのです。カンサス州サリーナのランド・インスティテュートが30年以上かかって品種改良を行うことにより多年生穀物カーンザを開発し、農法を進化させています。

そして、オレゴン州ポートランドにあるホップワークス・アーバン・ブルワリーと共同でカーンザを世界で初めて商品化しました。そのビールが「ロング・ルート・ペールエール」で、その後「ロング・ルート・ウィット」も開発しました。ただし、日本では麦芽使用率が50%以上のものをビールと呼ぶため、日本では発泡酒の扱いとなります。

色は薄いオレンジ色。少し濁っているので無濾過と思われる。注ぎ方か、グラスの違いか、はたまたケグと缶の違いか、泡はそれほどなかった(お披露目の時にはもう少しあった)。
香りは極めて柑橘系とホワイトペッパーのようなスパイス。
味わいはかなりはっきりした酸味が続く中で、アーシー(土のニュアンス)というか根っこの風味が感じられる。根っこは使われていないのにへぇ、と思う。

luppoluva(Takako OYAMADA)

他にはない自然の風味が感じられるビールとして、人気のようです。

おいしさに納得!パタゴニアのビールと食料品

パタゴニアから発売されているビールは2019年6月現在で2種類ですが、それぞれの特徴と、パタゴニアプロビジョンズから発売されている食料品もあわせて紹介します。

パタゴニア プロビジョンズ・ロング・ルート・ペールエール

パタゴニア ビール    

出典:Pixabay

「ロング・ルート・ペールエール」は、グレープフルーツのようなフレーバーが味わえるホップにモルトの風味が加わることで、バランスの良い味わいとなり、すっきりとしたドライな後味も楽しめます。また、オーガニック食品に関するアメリカの認証団体「オレゴンティルス」のオーガニック認証を取得しており、安全性や品質は折り紙付きです。

【基本情報】
容量:355ml
アルコール分:5.5%
価格:
[1本] 475円
[24本セット] 11,340円
(※いずれもパタゴニア公式サイトでの販売価格、2019年6月24日現在)

パタゴニア プロビジョンズ・ロング・ルート・ウィット

パタゴニア ビール    

出典:Pixabay

「ロング・ルート・ペールエール」に加え、新たに登場した「ロング・ルート・ウィット」は、ベルギーの伝統的な白ビールをアメリカ北西部スタイルにアレンジすることで、さわやかな口当たりを実現しています。オーガニックの小麦とオーガニックのホップに、コリアンダーとオレンジの皮を加えて醸造することで、さわやかな風味と飲みごたえの両方を実現させたクラフトビールです。リンゴ、バレンシアオレンジ、ピンクペッパーといった甘みが感じられる風味に、洋梨、コリアンダー、マーマレード、トーストの香りが加わった、軽やかな味わいとなっています。

【基本情報】
容量:355ml
アルコール分:5.5%
価格:
[1本] 475円
[24本セット] 11,340円
(※いずれもパタゴニア公式サイトでの販売価格、2019年6月24日現在)

ムール貝オリーブオイル漬

パタゴニア ムール貝    

出典:se7en / Flickr

缶を開けてすぐに味わえる、調理済みのムール貝オリーブオイル漬けはパタゴニアのビールにピッタリで分量も十分。パエリアやパスタにも使えます。味はスモーク、ソフリット(赤ピーマンと玉ねぎのスープにスパイスで味付け)、レモンハーブの3種類があります。

また、おいしさだけではなく栄養も十分。ムール貝には良質のタンパク質や鉄分だけでなく、たくさんのビタミンB12、オメガ3脂肪酸が含まれています。そして、スペイン西岸にあるきれいな海で、人工的な餌、殺菌剤、抗生物質などは不使用で生産され、EUオーガニック水産養殖認証を取得しているため、安全性も確保されています。

さらに、ムール貝は成長するにつれて余分な窒素をろ過するという水質改善能力があり、海をきれいにすることにつながるため、地球の環境保全にも貢献しています。

【基本情報】
固形量:90g
内容総量:120g
価格:993円 (※パタゴニア公式サイトでの販売価格、2019年6月24日現在)

まとめ

今回は有名なアウトドアブランド・パタゴニアから販売されているビールと食料品について紹介しました。値段は高めですが味や品質は確かであり、さらに地球の環境保全にも貢献できるなど、一石二鳥以上になりますね。アウトドアでももちろん、家庭でもちょっと贅沢な食事を味わってみてはいかがでしょうか。


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