いつもと違った登山経験を！関東付近の岩場・鎖場おすすめ5選

岩場とは、岩の多い箇所や露出しているところ。鎖場とは、岩場に鎖がかかっているところです。山登りの最中に見かけたことがあるという人も、多いのではないでしょうか？一言で岩場といっても急な角度な場所から、緩やかなものなど幅広く、自分のレベルにあった岩場を選ぶことができます。そんな岩場の魅力について知っていきましょう！

普段の登山からワンランク難易度の高い山に挑戦したい。そんな人にぴったりな岩場は刺激感を与えること間違いなしです。毎日平和に生活するのも素晴らしいことですが、たまには刺激が欲しくなるものですよね。岩場のある登山は、通常の登山よりも多少ながら危険を伴うものなので、非日常感を味わうことができます。少しのチャレンジによって、登山の満足度が高くなることは確実です！

なんといっても岩場と聞いて最初に思い浮かべるのは、「キツそう」。そう考えている方、多いのではないでしょうか。岩場へのチャレンジには、はっきり言ってちょっとの根性が必要です。しかしその”ちょっと”の根性は、岩場を登りきった後の達成感に繋がること間違いありません！そんな気持ち、あなたも味わってみたいと思いませんか？普段の登山をランクアップして、その達成感を一度味わってみましょう。

東京から電車でも車でも行くことができるアクセスのいい岩殿山。子供でも登りきれるような鎖場や、少し勾配のある岩登り、稚児落としと呼ばれるスリル満点の断崖など異なる種類の岩場を体験できます。自分の好みにあったルートを選択することによって、短ければ1時間弱、長ければ4時間程度の登山を楽しむことができます。 場所：山梨県大月市 標高：634m アクセス： 【電車】JR中央本線大月駅から徒歩20分 【マイカー】大月ICから約15分 大月市観光協会

その名の通り岩山は、岩ばかりの山です。急な岩壁部分は足がかけられるようになっており、子供でも登れてしまうレベルなので心配はいりません。下山途中にはほぼ垂直の猿岩と呼ばれる岩壁がありますが、迂回路もあるので体調に合わせて下山ルートを決めましょう！天気がいい日には山頂から日光連山が見ることができます！

荒々しい岩壁の反面、季節によってはツツジや、ニリンソウなど色とりどりの花が見られる両方のサイドを持っているのが両神山。日本百名山のひとつでもあり、毎シーズン多くの登山客が訪れます。初心者コースから、岩登りが連続しているハードなコースもあるので、自分の状態に合わせたコース選択しましょう。日帰りコースだけでなく、テントを持っていけば山で1泊することも可能！山の中で一泊するなんて少し怖い気もしますが、朝日や夕日など、泊まることでしか味わえない特別感を体験できることができます♩ 場所：埼玉県小鹿野町と秩父市の境目 標高：1,723m アクセス： 【電車＋バス】西武秩父駅から小鹿野町営バスで約50分 【マイカー】花園ICから約90分 小鹿野両神観光協会

山梨百名山や日本二百名山に選ばれている乾徳山は、いつもより少しチャレンジしたいと思っている方におすすめ。季節ごとの植物や、野生の動物が見れるチャンスもある自然が大好きな登山者にはピッタリの山です。登山中に天狗岩や髪剃岩などの一風変わった岩、さらに山頂直下20mの鳳凰岩など岩場満載です！ 場所：山梨県山梨市 標高：2,031m アクセス： 【電車＋バス】JR中央本線塩山駅から山梨交通バスで約35分　 　　　　　　　JR中央本線山梨市駅から山梨市営バスで約35分 【マイカー】中央道勝沼ICから約60分

茨城県に位置する奥久慈男体山には、健脚コースと一般コースの2種類があります。健脚コースは急な登りの岩場が多く、特に後半から山頂直下まで厳しい岩場の連続。一般コースは山頂直下の少しの岩場しかないので、自信が持てない人はこちらを試してみてみるのもいいと思います！ちなみに奥久慈男体山は茨城百景のひとつにも選ばれています。 場所：茨城県大子町 標高：654m アクセス： 【マイカー】常磐道那珂ICから約60分 【電車】JR水郡線西金駅から徒歩60分 大子町観光協会

より難しい登山に挑戦していきたいと思っているそこのあなた！ぜひ「岩場」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。都内から電車でいける場所、また車を持っている方はドライブ気分を楽しみながら「岩場」へ向かうのもありですね。「きつそう」という壁は取り払って、まずは今回紹介した、山から試してみましょう。