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アメリカの山で松茸狩り体験!見つけるコツは?

アメリカの山で松茸狩り体験!見つけるコツは?

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キノコを持ちながら写真に写るガイド

シアトルのあるワシントン州、ポートランドのあるオレゴン州は共に自然が豊かでアウトドアが盛んです。秋の山歩の楽しみといえば、美しい紅葉の中のトレッキングに加え、キノコ狩りがあります。今回は、その中でも日本人が大好きな「松茸」ハンティングワークショップの体験レポートです。


 目次


パシフィックノースウェスト 秋のキノコ 

アメリカのキノコ狩り

土に生えるマッシュルーム    

アメリカ北西部に位置するワシントン州、オレゴン州は、自然が豊かな地域です。同時に秋冬と長雨が続くことでも知られ、夏の終わりに雨が降り始めると、憂鬱になる人も少なくありません。けれど、マッシュルームハンターたちは、この雨こそキノコ狩りのシーズン到来を告げていると、ワクワクしています。

キノコで染色された毛糸    

食用キノコはもちろんですが、写真撮影やスケッチ、胞子を使った絵画、布や糸の染色などの用途にキノコを使う人も少なくないようです。

秋の代表的な食用キノコ

カゴに詰められた採取されたマッシュルーム    

ポートランド界隈で、最も採りやすく美味しいことで人気のキノコがシャントレル・マッシュルーム。日本語では、甘いアンズの香りがすることからアンズ茸と呼ばれています。
ソテーやスープにするととても美味しいこのキノコ。白いものと黄色いものがありますが、比較的見つけやすく、この地域に強い毒性を持つ類似キノコがないことから、キノコ狩り初心者にも挑戦しやすいと言われています。

カリフラワーのような見た目の「カリフラワーマッシュルーム」    

他にも、みんなの憧れ「オレゴン白トリュフ」、シーフードの香りのする「ロブスターマッシュルーム」、鶏肉のような味だという「チキン・オブ・ウッズ」、カリフラワーのような見た目の「カリフラワーマッシュルーム」(上の写真)、サンゴのような見た目の「コーラルマッシュルーム」、イタリア料理でお馴染み「ポルチーニ」、凍った滝のような「ベアーズ・ヘッド」とたくさんのユニークな食用キノコがあります。

今回は、松茸狩りに挑戦です。

松茸狩りワークショップ 

出発前の準備

10月は、毎年いくつものマッシュルーム・ハンティングのクラスが開催されます。私が参加したのは、「ワイルドクラフト・スタジオ」が主宰する松茸にフォーカスしたワークショップです。向かったのは、ワシントン州の「ギフォード・ピンショー国立公園」。ポートランドから車で2時間ほどの距離です。この国立公園で個人用のハックルベリーやキノコ狩りをする場合は、ネットで簡単に申請できる許可証を持参することが義務付けられています。

自然の中の富士山の風景    

幸運なことに、参加した日は晴天でしたが、雨の多い時期です。雨や寒さにも備える必要があります。特に靴は晴れていても防水のハイキングブーツがおすすめです。
また、山は携帯電話の電波が通じないことがほとんどです。万が一遭難した時のために、十分なスナック、水、ホイッスル、ヘッドランプもしくは懐中電灯、GPSなどを持参したいところです。他には、ガーデニング用などの手袋、キノコを入れるバスケットか紙袋、ナイフが必須アイテムです。

松茸の探し方

ワークショップの講師はレイチェルさん。彼女のお気に入りのスポットで、松茸探しのコツを教わります。

まず注目するポイントは木。松やモミの木の近くが、マツタケの生える場所です。

下から見上げた森の木々    

次に、その形状から「キャンディーケーン」や「シュガースティック」と呼ばれる松茸の菌に寄生するAllotropa(シャクジョウソウ科)という植物に注目します。これが生えているということは、その下にマツタケの菌があるということです。

キノコ狩りを説明するガイド    
キノコ狩りの地面の様子    

これらを手掛かりに、土が盛り上がっていたり、白い頭が覗いている場所を探します。

地面から白い松茸の頭が見えている様子    
ガイドが白い松茸を発見している様子    

松茸が出てきました!

ガイドが地面から松茸を取り出した様子    

松茸のいい香りがします。

ガイドが松茸の匂いを嗅いでいる様子    

ちなみに参加者からは、この香りを「魚介類っぽい」という声が多く聞こえました。講師は「古くなったオールドスパイス・デオドラントの匂いだと思うの!」と。一般的には、「スパイシーなシナモンの香り」、「汚いソックスの匂い」などと言われているようです。

よく似た毒キノコに注意!

松茸と毒キノコが混同している写真    

松茸は、似たキノコに毒性の強いテングタケ属の「スミスズ・アマニタ」があり、 注意が必要です。同じような場所に生え、見た目も似ているのですが、香りはありません。
日本人なら、「松茸は、間違えようのない、独特の香りがするから大丈夫」と言いたいところですが、松茸が欲しい!と思うあまりに、その香りを感じてしまうことは、意外にも多いそうです。

この日の収穫

結局、この日見つかった松茸は2本。残念ながら、私は持ち帰ることはできませんでした。収穫できたのは、「ホワイトシャントレル(シロアンズタケ)」と「コーラル・マッシュルーム」です。

収穫したキノコ    

「チキン・オブ・ザ・ウッズ」は、夏から秋にかけて収穫できるキノコですが、今回見つかったものは、少し時期が遅く、食べられる状態ではありませんでした。

切り株から生える黄色いキノコ    

また、黄色いシャントレルだと思って参加者が摘んだものは、残念ながら食用には向かないものでした。

机の上に置かれた非食用のキノコ    

キノコを食べよう

アンズタケの調理法

調理され皿に盛り付けられたキノコ    

持ち帰ったアンズタケ(シャントレル)は、汚れを落として、手で割き、シンプルに少量のオリーブオイルでソテーにしました。水に弱いこのキノコは、さっと洗ったら、キノコだけで熱いフライパンでソテーにするのがベストだと思います。キノコから出る水分が飛んで旨みが凝縮されます。
玉ねぎやベーコンを入れたり、クリームスープやパスタにするのも人気ですが、採れたてならば、少量のオリーブオイルでソテーした後、醤油をひと垂らしするだけのシンプルな味付けが、私は一番好きです。

コーラルマッシュルームは、人によっては、下痢をしてしまう場合もあるキノコの為、初めて食べる場合は、少し食べてみて、大丈夫か確かめる必要があるそうです。

秋のポートランド

地面から生えるキノコ    

秋はキャンプには少し肌寒いですが、晴れた日の山歩きは最高です。たとえ食べなくても、色とりどりの珍しいキノコを見るのも楽しいものですよ。また、キノコ狩りをしたいならば、ワークショップに予め申し込んで来てもいいですね。

なお、この季節、ポートランドではあちこちで野生のキノコを買ったり、食べたりすることができます。こちらに来たら、ファーマーズマーケットやマッシュルームフェスティバル、地元食材を使ったレストランをチェックしてみてくださいね。

今回の松茸狩りのワークショップはこちら:Wildcraft Studio School


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