スノーシューツアーと三菱・雪道ドライブ講習がコラボ!遊びつくした2日間のイベントレポート
2月18日(土)、19日(日)に群馬県・outsideBASEで実施された「PLAY THE NATURE! TOUR 2017」は、絶景ポイントへ雪上散歩できる「スノーシューツアー」、デリカD:5&パジェロの「雪上試乗体験」がコラボしたツアーです。参加者は10組30名、冬の楽しさ満載の様子をレポートします!
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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<1日目>スノーシューツアー
小浅間山までスノーシューツアー開始!
群馬県・北軽井沢にあるキャンプ場outsideBASEに集合をしたらバスに乗り換えてスノーシューフィールドへ向かいます。出発前に「見たこともないような絶景が待ってますよ」と、期待をそそるイベントプロデューサーの田中ケンさんがガイドをしてくれる場所は、キャンプ場からとても近い・小浅間山(こあさまやま)。登山口でスノーシューを履き、ツアースタート!
スノーシューで歩く感覚を慣らすよう、しばらく林間のなだらかな道を歩いていきます。
このツアーでは、雪の中を快適に歩けるKEENのスノーシューズと、TUBBSのスノーシューレンタルがセットになっていました。これなら雪山の装備を持っていない人でも安心です。
途中、横の深雪地帯を見てみると、動物の足跡発見。なんの動物だろうねー?
など想像を膨らませながら歩いていると、中腹にニホンカモシカが!(足跡がニホンカモシカかどうかは不明)
大人数で歩いているコチラをじっと見ている姿が印象的でした。
無事、小浅間山(標高1655m)の山頂に参加者全員到着!
この日の天候は穏やかでしたが、普段は風が強い場所のようで、山頂付近に積雪はありませんでした。
ですが、目の前には噴煙を上げる浅間山、足元には溶岩がゴロゴロ転がっており、田中ケンさんの言うとおり、どこか不思議で感動的な世界が広がっていました。見晴らしも最高です!
山頂から少し下った鞍部で休憩タイム♪
ここでガイドの方たちがバックパックから取り出したのはスタンレーの水筒です。それぞれがその水筒をかかえ、「はーい、ホットココアありますよー」と参加者全員にうれしいサービス。体を動かしたときの甘いものってホント、おいしいですよね。
深雪の感覚を思う存分楽しむ♪
さあ、下山です。深雪のポイントを見つけてフカフカの雪のなかを自由に歩いてみます。こんなところ、スノーシューがないと歩けません。天気はいいし、浮遊感がとにかく楽し〜。
ボリューム満点の食事がスゴイ
夜ご飯は連結されたシェードの中でみんなでいただきました。メニューがとても本格的!
スキレットでグリルしたオージー・ラム、オージー・ビーフのシチュー、パン、サラダ、スープと贅沢の極み。お腹いっぱいいただきました!
<2日目>クルマの学校「雪道スペシャル編」開校
2日目は、クルマの学校・校長の熊沢祥人さんと、モータージャーナリスト・竹岡圭さんによる雪道走行に関する注意点、必需品などを学ぶ講習からスタート。実は知ってそうで知らない電子制御システムの活用法や、スタックする理由や対処法などをわかりやすく解説していただきました。けん引ロープ、発煙筒、バッテリーケーブル、スクレーパーなど、それぞれの重要性も教えてくれます。
実際にスタックした状況を作りあげ、けん引ロープを使った脱出法を実演です。フックを引っかけるポイントや、救助するクルマと救助されるクルマの息の合わせ方など、かなり参考になります。
さあ、いよいよデリカD:5とパジェロの雪上試乗体験がスタート。助手席に乗る講師の指示のもと、キャンプ場内の特設コースへ。
広大な林間にあるコースは、適度な起伏があって、ちょっとしたアドベンチャー。アイスバーンや深雪ポイントがあっても、デリカD:5はミニバン最強の悪路走破性を発揮し、もちろんパジェロもなんなく乗り越えてくれます。また、走行中に2WD、4WDの切り替えをして電子制御システムの使い方を実践してみると「なるほど〜」と明らかな違いが分かります。
そしてたまにアクセルを踏み込んでみたり、強めにブレーキを踏んだりすることでクルマの挙動はどうなるか?
など、普段は怖くてできないことも挑戦できました。両車の雪道走行安定性のスゴさ、そしてこれから自分のクルマで雪道を走る際にも参考になるテクニックを学べました。
合間にアクティビティ&ワークショップを実施
試乗体験の合間にもほかのお楽しみが。極太のタイヤで雪の上でも走行できるファットバイク試乗、そして雪上スラックラインも用意。
センターハウス内では親子で楽しめるヘンプ編みのワークショップも実施し、参加者を飽きさせない工夫が盛りだくさん。
発煙筒の点火体験
クルマの学校、クライマックスは発煙筒の点火体験です。熊沢校長が解説をしたのち、参加者に発煙筒が配布されます。マッチの要領でこすって……点火!
おおっ、意外と簡単じゃないか。って思うけれど、実際に点火しなくてはならないシーンに遭遇してしまったとき、落ち着いてできるかな?
こうやって一度でもいいから使い方を知るってことは大事ですよね。
まとめ
スノーシューツアー&雪上試乗体験という、2つの大きな目的を持って参加するイベントでしたが、付随するアクティビティ、さらには大満足の食事などなど、冬のアウトドアでは普段なかなか体験できない楽しさが目白押し!
今後の冬のアウトドアライフがより快適に過ごせるきっかけ作りとしても素晴らしい内容で、すべてがお腹いっぱいで大充実のイベントでした!
デリカD:5スペシャルサイト