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タープの上に置かれたダイソーの青色の超吸収スポンジ

【ダイソー】アウトドア必携!100円の「超吸収スポンジ」が優秀すぎる

DAISO(ダイソー)で販売されている「超吸収スポンジ」(税込110円)が、アウトドアで使える!と話題になってます。テントについた結露を拭き取ったり、チェアの掃除に使ったりと万能なアイテム。筆者が実際に購入し、使用感やメリット・デメリットをレビューします。

人気! ダイソーの「超吸収スポンジ」

SNS上ではダイソーの「超吸収スポンジ」が、日常生活だけでなくアウトドアでも便利に使えると、人気を呼んでいます。実際に購入して、具体的にどのような製品なのか魅力を紹介します。

超吸水スポンジは100円!

ダイソーの超吸収スポンジの表
ダイソーの「超吸収スポンジ」は、110円(税込)で購入できます。筆者が購入した店舗では浴室掃除コーナーの売り場に並んでいました。 袋から出してみると、爽やかなブルーの色が印象的です。見た目は絹豆腐のようにつるりとしていて、実際に触ってみるともっちりとした滑らかな手触りです。スポンジ本体は弾力があって想像したよりも重みを感じました。手のひらに収まるサイズ感で、重さは78gほど。アウトドアやキャンプに持っていくときも邪魔にならなそうです。
【基本情報】
  • 製品名:超吸収PVAスポンジ
  • 価格:110円(税込)
  • サイズ:幅6.8×奥行き1.5×高さ3.5cm
  • 重さ:78g(実測)
  • 材質:PVA
  • 耐熱温度:60℃
  • 公式サイト:超吸収PVAスポンジ

秘密はPVA素材!優れた吸水性と速乾性

スポンジで掃除をした様子
超吸収スポンジの最大の特徴は、抜群の吸水力と速乾力です!秘密は素材にあり、「PVA(ポリビニルアルコール)」と呼ばれる合成樹脂の一種を採用。一般的なウレタンやポリエチレンフォームのスポンジに比べて、より多くの水を吸い取ることができ、耐久性に優れているのも魅力です。 優れた吸水力に加え、絞ったらすぐに乾くため、継続して使用できるのもうれしいポイント。キッチンや浴槽、洗面台での水滴を拭き取ったり、窓の結露を取ったりと、万能に使える“最強のスポンジ”といえます。

アウトドアやキャンプでも大活躍

スポンジといえば、キッチンや浴槽などで使うのが一般的。しかし、ダイソーの超吸収スポンジは「アウトドアでも便利に使える!」ということで話題になっています。キャンプやピクニックなどアウトドアでの活用方法を紹介するのでチェックしてみてください。

テントの結露拭きに最適!

タープの上に水滴がついている様子
キャンプの撤収時に悩ましいのがテントについた結露です。しっかり乾かさないと、テントにカビが生えたり、劣化してしまう恐れも。筆者はキャンプ後に自宅のベランダで、テントを干すようにしていますが、キャンプ用のテントは重くて大きく、毎回重労働だと感じています。 超吸収スポンジなら、そうした悩みも解決してくれます!テント撤収時にさっと拭くだけで水分が取れ、4人用の大型のテントでも10分ほどあれば全体をドライにできます。軽くて小型のため、持ち運びにも便利。子どもにもお手伝い感覚で、結露の拭き取りをお願いできそうです。

キャンプ用品の掃除にも

イスをダイソーの超吸収スポンジで掃除している様子
キャンプの後、チェアに焚き火の灰や砂ぼこりがついていた経験は誰にでもあるはず。軽く水拭きしたいキャンプギアの掃除にも、超吸収スポンジが活躍してくれます! 軽く水を含ませたスポンジで、チェアの座面をこすれば簡単にお手入れ完了。スポンジ表面の密度が高く、汚れをしっかり拭き取れている感があります。雑巾で拭くよりも、絞ったり乾かしたりする手間が短いためラクに扱えます。

水や汚れの拭き取りに

床にこぼしたコーヒーをダイソーの超吸収スポンジで拭き取っている様子
ピクニックやキャンプでドリンクをこぼしてしまった…そんなとき、テーブルの掃除にも活躍してくれます。 雑巾やタオルで拭くこともできますが、吸水性が十分でなかったり、雑巾を洗って乾かす作業を面倒に感じたりしてしまいます。超吸収スポンジは、少量(200mL程度)であれば液体の上に乗せるだけで水分を吸収するので、うっかりドリンクをこぼしても、慌てる必要はありません!

アウトドアで実力を検証してみた

ここからは実際に、筆者がアウトドアで超吸収スポンジを使用し、実力を検証します!

【テントの結露】軽く押さえただけで水滴が消える!

超吸収スポンジでタープの表面を拭いている様子
まず、テントについた結露の拭き取りを検証します。今回のキャンプでは思ったほど結露が生じなかったので、あえて水をかけてテントを濡らしました。 濡れたテントに超吸収スポンジを当て、拭くというよりも、軽く押さえるだけで水滴が消えていき、とても驚きました。スポンジ全体が水を含んだら、しっかり絞ればまた元通りに吸水できます。筆者の愛用している4人用のテントで検証してみたところ、普通のスポンジだと30分以上かかる水滴の拭き取り作業を、わずか10分ほどで終わらせることができました。 また、絞っておけば10〜15分ほどで乾燥するため、非常に扱いやすいのも特徴。持ち帰るときにカバンが濡れてしまう…という心配もなさそうです。大型テントでもスポンジ1つで水滴が拭き取れるので、荷物を少しでも減らしたいキャンパーライクなアイテムといえます。

【吸水量】パッケージ記載の「200mL」は本当だった!

板の上に置かれた水の入った軽量カップとダイソーの超吸収スポンジ
超吸収スポンジのパッケージには「吸水量200mL」と記載がありました。200mLといえば、一般的にコップ1杯分、お酒1合(180mL)よりも多く、大さじでは13杯以上の量です。 野菜ジュースや黒酢ドリンクなど、縦長の紙パックドリンク1本分だと考えると、少なくない量だと感じます。実際にそんな量の水分をスポンジ1つで吸収できるのか?検証しました。
軽量カップに入ったダイソーの超吸収スポンジ
計量カップに200mLの水を入れ、その中に超吸収スポンジを投入します。すると、みるみるうちに水分を吸い取っていき、わずか10秒ほどで計量カップの水が全てなくなりました。 吸収した後のスポンジを持ってみても、水滴が落ちることはありません!これであれば、飲みかけのコップの水をこぼした場合でも、しっかりと水分を拭き取ってくれるはず。頼もしい吸水力だといえます。

【キャンプでの掃除】食器の洗浄、節水にも!

木のトレイを超吸収スポンジで拭いている様子
キャンプ場で、水場が遠いときや節水したいときにも便利だと感じました。筆者はキャンプの際、小さめのバケツに水を入れて食器を予洗いし、自宅に帰ってから洗浄するようにしています。普段であれば5Lのバケツに水を8分目まで入れ、キャンプ場の水場を2往復ほどして予洗いをしていました。 超吸収スポンジを使ってみると、水を含ませて軽くこするだけで、シェラカップや木製のプレートを簡単に予洗いできました。実際に使った水はいつもの半量の分だけ。スポンジに含む水の量が多いためか、食器に残ったソースや食べ残しも落ちやすい印象です。これなら何度も水場を往復する必要はありません。

メリットとデメリット

ダイソーの超吸収スポンジを実際に使ってみて、良かった点、惜しいなと思った点をまとめました。購入を検討している人は参考にしてください。

【メリット】吸水性抜群!繰り返し使えて、コスパ良し

ダイソーのスポンジ
最大のメリットは、やはり吸水性です。テントやテーブルについた水滴もあっという間に吸収してくれるので、アウトドアでの片づけが効率良く、ラクにできると感じました。 さらに、軽くてコンパクトだから、キャンプや旅行にも持って行きやすい!使った後はすぐに乾くので、清潔に保てる点も魅力です。さまざまな用途に使えて、価格は110円(税込)というのもうれしいポイント。洗って乾かせば、繰り返し使うことができるので、かなり「コスパ良し」のアイテムといえます。

【デメリット】吸い込んだ汚れが落ちにくい

コーヒーを含んだ超吸収スポンジ
優れたポイントばかりの超吸収スポンジですが、筆者が唯一欠点だと感じたのは、吸い込んだ汚れが落ちにくい点です。 テーブルにこぼしたコーヒーを拭き取ったところ、一部が茶色く変色してしまいました。ぬるま湯と中性洗剤で洗浄しましたが、シミになった部分は落ちませんでした。 もしシミや変色が気になる人は、状況に応じて使い捨てにすると良いでしょう。テントの結露を拭く場合などは頻繁に買い換える必要はなく、数ヶ月に一度の交換をおすすめします。

ダイソーの「超吸収スポンジ」は高コスパで超優秀!

ダイソーの「超吸収スポンジ」は、想像していた以上に優れた吸水力で、使い勝手が抜群のアイテムでした。面白いくらいに水分を吸収するので、掃除や片づけが楽しくなりました。日常生活でキッチンや浴槽の清掃に使うのはもちろん、アウトドアでも大活躍すること間違いなしです! 気温や湿度が高くなる、梅雨から夏にかけてのシーズン。カビ予防や湿気対策にも、とても頼りになりそう。ダイソーの超吸収スポンジをゲットして、アウトドアの片づけをより手軽に楽しくしてみませんか?

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