カインズで買える！ファイアーライターで簡単火おこしに挑戦

関東地方を中心にホームセンターを展開しているCAINZ(カインズ)では、キャンプギアやアウトドア用品も数多く取り扱っています。中でも、スウェーデンマッチ社製の「FIRELIGHTERS(ファイアーライター)」は、簡単に火おこしできると人気の商品のひとつ！マッチのように使用する着火剤で、燃焼時間も8分と長めです。

ファイアーライターの一番の特徴は、ライターを使うことなく、マッチと同じ要領で着火できること。箱に10本連なって2セット(合計20本)入っている着火剤を、1本ずつ切り離して使用します。着火剤の頭の部分には、マッチと同じように可燃成分がついています。箱の指定部分に擦りつけることで、簡単に着火できるという仕組みです。

実際にカインズで購入したファイアーライターで、火おこしに挑戦してみました。

まず、ファイアーライターの箱から着火剤を取り出します。着火剤は連なった状態で入っているので、1本ずつちぎって使いましょう。折り目がついているので、それに沿って力を入れると切り離しやすいです。

次に、切り離した1本の着火剤を、箱の側面に付いているザラザラした部分に擦りつけます。力を入れなくても、摩擦で簡単に火がつきました。ポイントは、箱に押しつけるように着火剤をスライドさせること。マッチのように1回で着火できました。

着火剤に火をつけたら、次は組み立てた薪の中に投入します。火がついた状態の着火剤の木材繊維部分は、30秒ほどは熱さを感じることなく持つことができました。 しばらく手で持てるので、薪の位置を調整しながら、火がうつりやすい場所に着火剤を置いてみましょう。炎は上に向かっていくため、薪の下側に置くと、より燃え広がりやすくなります。

着火剤を薪に投下してから10分ほどで、薪が燃え上がり始めました。着火剤の燃焼時間は約8分。薪に火がうつるまでに余裕があるくらいの燃焼時間でした。ファイアーライターは、植物性ワックスを用いているため、化学成分が燃えるような嫌なにおいもせず、快適に火おこしができました。

着火剤を投入してから15分後には、薪全体に火が燃え上がり火おこし成功！焚き火台の上で、高さ20cmくらいの炎が上がりました。ファイアーライターを使うと、簡単に火おこしができ、焚き火が楽しめることがわかりました。

ファイアーライターで実際に火おこしをしてみて、良いと感じた点と、惜しいなと思った点についてまとめました。 ライターが不要なことや、着火が簡単なことはもちろんですが、ファイアーライターはコスパが良いこともポイント。公式サイトでは548円(税込)で販売されていて、1本あたり約27円(税込)の高コスパです。また、保管状態が悪くなければ何年でも保管可能とメーカーが公表しており、湿気に強いことも魅力のひとつ。防災用として備蓄するのもおすすめです。

一方で、箱から出したとき、連なっている着火剤をちぎるのには少し力が必要でした。また、着火はしやすいですが、火力がすごく強いというわけではありません。薪や炭の位置によっては火がうつりにくいこともありそうです。

小型で便利なファイアーライターですが、紙のケースのため、潰れやすかったり、雨に弱かったりなどの不安も残ります。そんな場合は強度がある素材のケースに保管しましょう！ カインズでは、ファイアーライター専用のケースも販売されています。また、100円均一ショップSeria(セリア)の「ブリキ缶」にもぴったり収まるのでおすすめです。必要な量の着火剤だけ折って、小さなケースに入れて持ち歩くのも良いでしょう。

着火剤のほかにも、アウトドア用品を豊富に取りそろえているカインズ。その中から焚き火をやキャンプ楽しむのに便利なおすすめのギアを紹介します。

カインズで手軽に購入できるファイアーライターは、簡単に火おこしができるアウトドアの便利グッズ。価格もお手頃で、初心者でも気軽に火おこしできるのがうれしいポイントです。燃焼時間も8分と比較的長いので、少しでも楽に焚き火をするのにぴったり。夏キャンプに、ファイアーライターを活用してみてはいかがでしょうか。