あなたはどれを選ぶ?ソロ派に人気のテント「コールマン・スノーピーク・ホールアース」を徹底比較
おひとりさま時間を満喫できるとあって、ますます人気が高まっているソロキャンプ。その主役になるのが「ソロキャンプ向きテント」ですが、どれを選ぶのがいいんだろう…と悩むキャンパーも多いかもしれません。そこで今回は定番の「ソロテント3品」を徹底比較。サイズや設営方法、それぞれ独自の装備などを解説します!
「愛せるテント」を選んでソロキャンプをもっと楽しく!
おひとりさま時間を心おききなく満喫できるのがソロキャンプ。自由な時間を最大限に楽しむためにも、余計なストレスはなるべく減らしたいところではないでしょうか。
そこで重視したいのが、キャンプの主役になる「テント」選び。設営・撤収のしやすさや、サイズ・重さ・携行性など、ひとりで楽しむキャンプだからこそチェックしたいポイントは盛りだくさん。
そこで今回は、ソロキャンプにおすすめのテント(いずれも自立式ドーム型・ダブルウォール式・前室付き)3モデルを徹底比較!キャンパーに人気のテントばかりなので、自身のスタイルにぴったりな一品を見つけてみてください。
おすすめの「ソロテント」3幕を徹底比較
ここからは、キャンパーに人気の「コールマン」「ホールアース」「スノーピーク」のソロキャンプに人気のテントを徹底比較しながら紹介します。
展開時のサイズ・重さ・収納時サイズ・構成パーツ&設営の手間・そのモデルならではの特徴などを比べながらチェックできるので必見です!
【検証テントその1】コールマン「ツーリングドーム/ST」
簡単に設営できてコンパクトに収まる(収納時(約)直径19×49cm)ことで多くのツーリングキャンパーにも人気のソロキャンプ向きのテントです。
ソロ向けながらも広い前室も備えられえており、タープを併用しなくても自分の空間が確保できるのも魅力のひとつ。1,500mmの耐水圧が確保されているので、さまざまな環境下で活躍!深みのあるオリーブカラーもツーリングドーム/STならではの魅力です。
【基本情報】
商品名:ツーリングドーム/ST
使用サイズ:(約)幅210×奥行き120×高さ100cm
収納サイズ:(約)直径19×49cm
重さ:4kg
耐水性:1,500mm
収容人数:1人
【検証テントその2】ホールアース「アーストリッパー SC」
身長175cmの人も頭上に余裕がある前室と広い後室を備えた、キャンプでのチルタイムもゆったりと過ごせるテントです。
インナーテントには防虫加工が施されたメッシュも装備しているので、虫に悩まされる夏も快適そのもの!ポールとそれに対応するスリーブが同色にカラーリングされていたりと、ひとりでも簡単に設営できる工夫も盛りだくさんです。
【基本情報】
商品名:アーストリッパー SC
使用サイズ:約幅230×奥行き300×高さ145cm
収納サイズ:約幅60×奥行き23×高さ23cm
重さ:7.5kg
耐水性:3,000mm
収容人数:2人
【検証テントその3】スノーピーク「ランドネストドーム M」
別売りの「ランドネストドームM インナーソロテント」を併用した状態
前後の区別のないフライシートとシンプルなフレーム構造で悩まず設営できるのが、こちらの「ランドネストドームM 」です。
フライシートのみで小型のシェルターとしての活用はもちろん、別売りの「ランドネストドームM インナーソロテント」を併用すれば、2ルームテントに早変わり!ソロはもちろん、ファミリーやグループキャンプでも頼もしい逸品です。
【基本情報】
商品名:ランドネストドームM
使用サイズ:幅450×奥行き265×160cm
収納サイズ:幅70×奥行き21×高さ25cm
重さ:8.7kg
耐水性:1,800mm
収容人数:4人
【基本情報】
商品名:ランドネストドームM インナーソロテント
室内高:125cm
重さ:1.4kg
耐水性:1,800mm
収容人数:1人
【比較】展開時のサイズ
左から「「ホールアース・アーストリッパー SC」「コールマン・ツーリングドーム/ST」「スノーピーク・ランドネストドーム M」。ツーリングドーム/STに比べてアーストリッパーには奥行きがあることもわかります
3種のテントを並べてみたのがこちらの写真です。
いずれも使用時のサイズが異なることがわかりますが、自分のキャンプスタイルやキャンプで楽しみたいことをしっかりイメージしながら、適したサイズのテントを選ぶのがおすすめです。
【約幅210×奥行き120×高さ100cm】コールマン・ツーリングドーム/ST
こちらは3モデルの中で最もコンパクトな、コールマン・ツーリングドーム/STです。
ツーリングキャンプを楽しむ人に人気のモデルではありますが、使用時のサイズは約幅210×奥行き120×高さ100cmと、ソロキャンプで窮屈さを感じない広さを確保。荷物やギア類を置ける前室を備えているのもありがたいところです。
インナーテントのサイズは約幅210×奥行き120×高さ100cm。大人が横になっても、左右にはバックパックが置けるほどのスペースがあるので、ストレスなく過ごせるはずです。
【約幅230×奥行き300×高さ145cm】ホールアース・アーストリッパー SC
こちらは、今回比較するテントでは中サイズのホールアース・アーストリッパー SCです。
使用のサイズは約幅230×奥行き300×高さ145cmと、デュオキャンプも可能な広さを確保。バイクや自転車が入るほどの広々とした前室を備えているので、スペースを生かしたおこもりキャンプを楽しみたい人にもおすすめです。
インナーテントは約幅215×奥行き140×高さ120cmと、大人2人が横になってもかたわらにはコンテナボックスなどの荷物を置く余裕も。ソロキャンプがメインだけど、たまには仲間を招待したい!そんな欲張りキャンパーを助けてくれるサイズです。
【約幅280×奥行き450×高さ160cm】スノーピーク・ランドネストドーム M
別売りの「ランドネストドームM インナーソロテント」を併用した状態
こちらはファミリーキャンプにも使える、スノーピーク・ランドネストドーム Mです。
(約)幅280×奥行き450×高さ160cm(使用時)の広さを誇るので、お気に入りのギアを全部並べたいソロキャンパーならこちらがおすすめ!
別売りの「ランドネストドームM インナーソロテント」を併用した状態
別売りの「ランドネストドームM インナーソロテント」も高さ125cmが確保されているので、窮屈さを感じることはありません。
【比較その2】重さ&収納時のサイズ
荷物を極力シェイプしたいソロキャンパーなら、次にチェックしておきたいのが「収納時のサイズと重さ」です。
バイクや自転車・公共交通機関などでキャンプを楽しむ人は、ツーリングドーム/STを、クルマでキャンプ場に行く人はアーストリッパー SCやランドネストドーム Mをなどと、交通手段やスタイルにマッチするテントを選ぶのが成功への近道です。
【比較その3】構成パーツと設営の手間
ひとりで楽しむソロキャンプには、「簡設営の手間」も重要なファクターです。
キャンプ場でゆっくり過ごしたいならシンプルで簡単設営が可能なモデルを、設営もキャンプの楽しみのひとつと考えるならギミックが充実したモデルなどと、キャンプの楽しみ方に合わせて選ぶのがおすすめです。
シンプルなパーツでサッと設営!コールマン・ツーリングドーム/ST
こちらは3種のテントで最もコンパクト&軽量な、コールマン・ツーリングドーム/STの構成パーツ。シンプルな内容(フライシート、インナーテント、メインポール×2本、フロントポール×1本、ガイロープ×4本、ピンペグ×13本、収納袋)なので、はじめてでも設営に迷いにくいのも特徴です。
クロスさせたメインポール&フロントポールにインナーテントをつるして、フライシートをかぶせるだけ。最後にペグダウンすれば完成です。作業に慣れるとひとりでも約5分でおおよその形に組み上げられます。
色分けのおかげで作業も直感的!ホールアース・アーストリッパー SC
ホールアース・アーストリッパー SCは、フライシート、インナーテント、メインポール×2本、サイドポール×1本、ガイロープ×11本、ペグ×22本、収納袋で構成されています。こちらも一般的な組み合わせなので、キャンプ場で悩むことはありません。
また、撥水加工やUPF50+などが施さたフライシートで、雨や日差しにも強いのもうれしいところ。良質なパーツを採用しながら、2万円代前半に抑えられた価格も魅力!
幕とポールを簡単・確実に固定できる「クイックアップイージーピン」が採用されているのもキャンパーファーストな部分。
さらに、対応するクイックイージーピンとポールが同色にカラーリングされているのもポイント。赤のピンとポールを接続して、次は青のピンとポールを接続して…と、はじめてでも約15分で設営が行えました。
パーツは多いけど設営は簡単!スノーピーク・ランドネストドーム M
スノーピーク・ランドネストドーム Mは、本体の幕、インナーテント、センターフレーム×1本、Aフレーム×2本、Cフレーム×2本、ガイロープ×6本、ジュラルミンペグ×14本、フレームケース、ペグケース、キャリーバッグ、インナーテント(別売り)の組み合わせ。
今回の3モデルで最も広い空間がウリのテントなので、それだけ構成パーツが多いのにも納得です。
メインフレームは自立式の逆Y字型なのでスムーズに設営できるのが、サイズが大きくてもソロ向きな点。
さらに、別売りの「ランドネストドームM インナーソロテント」を設置する際は、フックでつり下げるだけなので簡単!インナーソロテントの設置も含めて、ひとりでも30分もあれば余裕で完了です。
【比較その4】各テントならではの特徴は?
最後に、ここまで紹介しきれなかった「各テントそれぞれの魅力ポイント」を紹介します。
ストレスフリーで設営できる!コールマン・ツーリングドーム/ST
コールマン・ツーリングドーム/STには、簡単作業をサポートする「ポールポケット」が採用されているのも見逃せないところ。
インナーテントの四隅に備えられたポケットにポールを差し込めばOKなので、特別なコツや労力を必要とせずに設営作業が進められます。
真冬でも安心!ホールアース・アーストリッパー SC
ホールアース・アーストリッパー SCは、フライシートに「ウィンドスカート」が標準装備されています。冷気や嫌な虫の侵入を防いでくれるので、テント内は快適そのもの!
グランドシートも付属!スノーピーク・ランドネストドーム M
スノーピーク・ランドネストドーム Mのインナーテントには、グランドシートが付属!インナーテントへの浸水や汚れを防いでくれるので、どこでもキャンプが楽しめるはずです。
自分に最適適なソロテントでキャンプを楽しもう!
快適なソロキャンプを楽しむためにも、サイズや設営方法、装備の内容などを確かめて自分に最適なテントを選ぶことが大切です。
今回紹介した「コールマン」「ホールアース」「スノーピーク」の3モデルは、いずれも自立式のドーム型、ダブルウォール、そして前室付きのモデルなのでソロキャンプにぴったり。これらのアイテムを手に入れて、キャンプ時間の質をアップしてみてはいかがでしょうか。気になる人は下のリンクボタンからチェックするのがおすすめです!