ダイソーの「収納ケース」が優秀すぎた件！コスパ激高なアイデア特集【奇跡のシンデレラフィット選手権vol.23】

「シンデレラフィット」とは、本来別々の用途で作られた道具が、偶然にもぴったりフィットすること。童話「シンデレラ」のガラスの靴が由来です。

自宅の収納で注目されることが多いシンデレラフィットですが、実はキャンプギアでもピッタリ気持ちよくハマる組み合わせが多発しています。愛用のギアたちを眺めているときに、直感のまま重ねてみたらフィットしたり、さまざまなギアの組み合わせを試行錯誤の末、ようやく至高のコンビに辿り着いたり…。 そんなシンデレラフィットの魅力をひも解くべく、毎月15日に配信している連載企画「奇跡のシンデレラフィット選手権」。インスタグラムで「#シンデレラフィット」とタグの付いた投稿の中から、思わずマネしたくなるキャンプギアの組み合わせを紹介します。

国内に4,000店舗以上を構え、均一ショップ業界のトップに君臨するダイソー。日常の「あったらいいな」を叶えるアイテムが、ときに信じられないほどのお手頃価格で販売されています。連載【奇跡のシンデレラフィット選手権】でも頻繁に登場するダイソーの商品。手持ちギアとのシンデレラフィットを求め、店内を隅から隅までパトロールした経験のあるキャンパーも多いのではないでしょうか。 今回は、キャンプギアの「収納ケース」になるダイソーのアイテムを紹介。キャンパーのひらめきが生んだギアカスタム術もお見逃しなく！

ゆらめく炎でキャンプシーンを優しく照らす、UCOのキャンドルランタン。専用の収納ケースも販売されていますが、本体と併せて購入すると意外とけっこうな出費に…。そんな悩みを抱えた＠pino_camp15さんは、安価でありながらもキャンドルランタンをしっかり保護してくれるケースを探しに、ダイソーへと向かいました。 事前のリサーチによりメガネケースを手に取るも、しっくりこなかったそう。店内をくまなく歩き回ったところ見つけたのが、「スマートフォンケース」です。購入後、ドキドキしながらキャンドルランタンと合わせてみると、気持ちがいいほどのシンデレラフィット！

一番のお気に入りポイントは生地の質感。外側はメッシュ生地、内側には起毛加工が施されており、つい何度も触りたくなるようなクセになる感触を味わえるんだとか！精密機器であるカメラ用ケースとして開発された商品だそうで、ガラス製のホヤを入れても安心感があります。

ただソフトケースではあるため、強い衝撃には注意が必要です。 「移動時は積み重ねたギアの上に置いたり、一回り大きなハードケースに入れるなど、ひと工夫すればさらに安心できると思います。」とアドバイスをしてくれました。実際に＠pino_camp15さんも、キャンドルランタンをスマートフォンケースに入れ、ギアBOXの一番上に収納することで、ギア同士の接触による傷や変形を防げているといいます。

ダイソーにて、防水バッグである「DRY BAG 15L」を衝動的に購入した＠woody_round_upさん。ダイソーの中ではお高めの500円商品で、「あらゆる方向からの強い水流にも耐える」とされる防水等級「IPX6」を備える優れモノです。しかしなかなか使い道が思い浮かばず、いつしか部屋の隅っこに追いやられていたんだとか…。

使い道が分からないものはもう買わない、と決意を固くした＠woody_round_upさんでしたが、ある時、「もしかしてスノーピークのフィールドファンが入るんじゃないか…！？」とひらめきます。試しに入れてみたところ、見事にシンデレラフィットしました。

防水バッグの上部にはストラップがついており、フィールドファンが中でガチャガチャと動くこともないため、持ち運びの際に大活躍。高い防水機能があるので、雨撤収の際もフィールドファンを保護してくれます。電源ケーブルやバッテリーを同時に収納できる点もお気に入り。 あまりにもシンデレラフィットであるがゆえ、少し出し入れがしづらい感じは否めないそう。フィールドファンのケースをお探しの人は、ぜひ一度試してみては？

DIYやアウトドアシーンで愛用者が多いWHATNOTの「ワンタッチバケット」。高い収納力と、使わない時は折りたためる便利さが人気です。そんなワンタッチバケットの技ありカスタムを実践しているのが、＠kato_taka1124さん。 土で汚れたペグをそのまま収納するために使っていたダイソーの「ハンドル付きツールボックス」が、ワンタッチバケットに吸い込まれるようにフィットすることを発見しました。

大容量のワンタッチバケットですが、ギアをたくさん入れると中がごちゃついてしまいがち。仕切りのついたツールボックスを入れることで、整理しながら収納することができます。＠kato_taka1124さんはツールボックスの中にペグやハンマー、ロープを入れており、テント関連の道具をひとまとめにすることができたんだとか！ ツールボックスはワンタッチバケットから取り出したあとも単体で使用できることに加え、汚れたら水でバシャバシャと洗える点がお気に入り。便利さとカッコよさが両立しており、気兼ねなく使えるのがうれしいそうです。

さらに、同じくダイソーで販売している「スクエア収納ボックス」を組み合わせることも可能。ハンドル付きツールボックスの上にセットすることで、ワンタッチバケットが2階だてになります。ダイソーのアイテムを駆使すれば、ワンタッチバケットのポテンシャルが爆上がりすることが判明しました！

次回の「奇跡のシンデレラフィット選手権」は、2024年1月15日(月)に配信予定。とっておきのアイデアを思いついたら、ぜひインスタグラムで「#シンデレラフィット」のタグをつけて教えてください！