やっぱりダイソーが一番！100均で叶えるキャンプギアの「ぴったり」カスタム【奇跡のシンデレラフィット選手権vol.18】

「シンデレラフィット」とは、本来別々の用途で作られた道具が、偶然にもぴったりフィットすること。童話「シンデレラ」のガラスの靴が由来です。 自宅の収納で注目されることが多いシンデレラフィットですが、実はキャンプギアでもピッタリ気持ちよくハマる組み合わせが多発しています。愛用のギアたちを眺めている時に、直感のまま重ねてみたらフィットしたり、さまざまなギアの組み合わせを試行錯誤の末、ようやく至高のコンビに辿り着いたり…。 そんなシンデレラフィットの魅力をひも解くべく、毎月15日に配信している連載企画「奇跡のシンデレラフィット選手権」。インスタグラムで「#シンデレラフィット」とタグの付いた投稿の中から、思わずマネしたくなるキャンプギアの組み合わせを紹介します。

国内に4,000店舗以上を構え、均一ショップ業界のトップを走り続けるダイソー。日常の「あったらいいな」を叶えるアイテムを膨大にそろえており、ギアの活用術に悩めるキャンパーたちの聖地でもあります。店内を一巡りすれば、あなたの期待に応えるアイテムと出会えること間違いなし！

キャンドルのような優しい灯りでキャンパーを癒す、カメヤマの「オイルランタン」。収納ケースが必要と感じた＠ponse_sakeadvisorさんは、キャンプ系YouTuberやブロガーの情報を頼りに、ダイソーの「収納バッグ」を探していました。しかし話題になってから時間が経っていたこともあり、店舗＆オンラインショップ共に品切れ状態…。そんな時地元にオープンした新店舗を訪れたところ、ようやく出会うことができました。 本来横向きのケースですが、持ち手部分が上になるよう縦向きにし、オイルランタンを収納。フタ裏のポケットにはランタンオイルや漏斗、替え芯が収納でき、メッシュ仕様のためひと目で中身が確認できます。 柔らかく厚みのある生地が緩衝の役割を果たすため、リュックやカーゴの中に入れる時も、本体やほやの破損に神経質にならずに済むんだとか！ 「とにかく、見つけるまでが大変。行く先々で目に入ったダイソーを覗いてみてください」とオススメしてくれました。

日本の夏の風物詩、蚊取り線香ホルダーをスタイリッシュにデザインして人気を集めるワットノットのモスキートコイルホルダー。その使いやすさに惚れ込んだ＠yoshicampingさんですが、使用後に残った灰や臭いが他のギアに移ってしまう点が気になっていました。そんな時ダイソーの収納コーナーでたまたま発見したのが、「ロングストレージボックス」です。

ガタつきもなくぴったり収まる完璧なシンデレラフィット。臭いや灰が漏れることはなく、他のギアと一緒に収納しても安心です。 「モスキートコイルホルダー上部の突起がボックスに引っかからないよう、収納する際はホルダーの向きに注意してください」とアドバイスをしてくれました！

＠tonhiyuさんも、＠yoshicampingさんの投稿をきっかけに、モスキートコイルホルダーのシンデレラフィットを実践する一人。 汚れや臭い移りに加え、破損によってフタと本体がはめ込めなくなってしまうことを不安に感じていたそうですが、ロングストレージボックスに収納することでその心配も無くなりました。

ボックスにシールを貼ったりペイントをしたりすることで、自分好みにカスタマイズ出来そう！ 100円とは思えない機能を発揮してくれるロングストレージボックス。モスキートコイルホルダーとのセット買いがおすすめです。

続いても夏キャンプに欠かせない、虫よけ線香のシンデレラフィットです。通常の線香よりも煙量＆太さが3倍のアース製薬「極太虫よけ線香」を、洋菓子メーカー「モロゾフ」の丸い缶に収納していた＠atsushi_hikichiさん。しかし外径が少し大きい一般的な線香は収納できない状態だったんだとか。ちょうど良いサイズの収納缶を探してダイソーを巡ること３店舗、見事にシンデレラフィットな「ステンレス製ストッカー」を発見しました。 フタがしっかり閉まるため、気になる湿気を防ぎ、臭い漏れも抑えてくれるのがイチ押しのポイント。丈夫なステンレス製なので、雑に扱っても心配無用です。1泊のキャンプに必要な線香を余裕で収納でき、同じくアース製薬の強力虫よけ線香「モンスーン」であれば、26巻収納出来るサイズ感。持ち運びにも苦労しない大きさです。 線香ホルダーとして作られたのかと錯覚するようなフィット感ですが、ダイソーでも取り扱っている店舗と取り扱っていない店舗があるそう。「根気強く探すことがアドバイス」と話してくれました。

軽量コンパクトで、抜群の光量と長時間点灯を誇る「ゴールゼロ」のLEDライト。以前はカラビナを使いコンテナに吊り下げていたという＠kaoriiiii1105さんは、収納ケースを探していました。探求の末出会ったのが、ダイソーの「調味料ボトル収納ポーチ」。 高さが驚くほどぴったりで、シェードを付けたまま収納することも可能。取り出しやすくしまいやすいゴムバンドがお気に入りのポイントです。 全部で6つのゴールゼロを収納できるため、ついつい買い足したくなっちゃうんだとか…。ゴールゼロの深い沼にはご注意ください！

コンパクトで携行性が高く、ソロキャンプに最適な「OneTigris ROCUBOID チタン ミニ焚き火台」。側面にデザインされた悪魔の顔が目印です。愛用者の＠man_camp_teaさんが実践するのは、焚き火台の使い心地を格段に向上させるシンデレラフィット術。

まずは焚き火台のスタンドとして、ワークマンの「耐熱アルミテーブル」を用意。テーブルと焚き火台の間にはダイソーの「ステンレス浅型角パット」を灰受けとして設置することで、テーブルの汚れを防いで片付けを便利にします。さらにダイソーの「アルミ風よけ」と耐熱アルミテーブルを、ダイソーの「超強力マグネットミニ」でくっつけて完成です。 全てコンパクトでかさばらないため、ツーリングキャンプの際に大活躍しているんだとか！ダイソーの3つのアイテムを駆使した、コスパ最強の焚き火セットでした。

実力の高さに反し、税抜き1,000円で購入できてしまうダイソーの「マイクロストーブコンロ」。「卓上で使用する際の灰受けがあると便利だ」と感じた＠leading533さんは、これまたダイソーの「バーベキュープレート」がシンデレラフィットすることに気がつきました。

マイクロストーブコンロには収納袋が付属しており、バーベキュープレート両端の持ち手部分を折りたためば、コンロと一緒に収納できます。ストーブの着火剤には同じくダイソーの「豆炭」を使用しており、3点合わせても1,300円ほどで揃ってしまうというから驚き！ 「プレートは不意に力が加わるとすぐに変形してしまうので、パッキングの際は注意が必要です」と教えてくれました。

廉価なのに、信じられないほどクオリティの高いアイテムが揃うダイソー。ダイソーだけでキャンプギア一式が用意できてしまう勢いです。キャンパーの数だけ増え続けるダイソーのギアアレンジ術から、目が離せません！ 次回の「奇跡のシンデレラフィット選手権」は、2023年8月15日(火)に配信予定。とっておきのアイデアを思いついたら、ぜひインスタグラムで「#シンデレラフィット」のタグをつけて教えてください！