SIX MOON DESIGNS Lunar Solo
ずっとマイブーム!名作ULテント「シックスムーンデザインズ・ルナーソロ」は攻守ともに完璧でした
2024.03.22キャンプ用品
hinta編集部のスタッフが「マイフェイバリット」を独断と偏見で紹介していくシリーズ企画。パパキャンパー奮闘中の亀井が今回お届けするのは、デザインと使い勝手の良さがハイレベルでバランスするシックスムーンデザインズのテント「ルナーソロ」です。名品たる所以、使うたびに痛感させられるのでした。
制作者
hinata編集部 亀井君典
出版社でのさまざまな月刊誌の編集を経て、WEBメディア業界に転身。本当に好きなアウトドア業界に身を置くべく、hinata編集部にジョインして日々修行中です。趣味は休日の子どもとのキャンプやアクティビティ。楽しみながらの新しいギアや知識の吸収に余念がありません!
Instagram→ https://www.instagram.com/hinata_editors_kamei/
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キャンプでの「必須アイテム・第1位」とは?
仮に「キャンプで絶対に必要なアイテムとは?」なんていうお題を提示されたとしましょう。
「寝袋」とか「チェア」とか、場合によっては「焚き火台」なんかを挙げる人もいるかもしれませんよね。
だけどちょっと待って!
本当に欠かせないのって「テント」ではないでしょうか?これがないと、ただ“地面に寝転がってる人”になってしまいますよね。きっとみんなに「なんて気の毒なやつなんだ」と心配されちゃうことでしょう…。
ということで今回は、筆者がなんだかんだでずっとお世話になっている必須アイテム・第1位の「テント」を紹介してみます。
おかわりしました!「ルナーソロ」
こちらが愛用中の「シックスムーンデザインズ・ルナーソロ」です。
ワンポール・ピラミッド型のソロテントですが、とにかくその張り姿が罪なくらいカッコ良すぎてノックアウト!
上から見ると六角形の幕ですが、前から眺めても後ろに回ってみても隙なしのたたずまい
実は少し前まで初代(2010年代の前半だったような記憶)モデルを使っていたのですが、加水分解とか各部のヘタレであえなく引退。それでもやっぱり惚れ込んでいたので、間髪をいれずこちらの現行モデルを入手したというわけです。
そう、愛は盲目。ほかにもステキなテントはたくさんありますが、不貞を働く道理なんてありません。
みんなも認めるモデルです
この手のテントでは「大定番・名作」として名高いモデルですが、まだ知らない人に少しだけ説明しておきましょう(間違っていたらゴメンなさい!)。
Six Moon Designs(シックスムーンデザインズ)は、アメリカ発・ポートランドを拠点とするガレージブランド。テントをはじめタープやバックパックなどのいわゆる「ULなギア」をリリースする、界隈では老舗的な存在です。
そんなシックスムーンデザインズの代表作が「ルナーソロ」。ULガレージブランドではめずらしい、アメリカのアウトドア雑誌『backpacker』で Editer’s Choiceを受賞したことでも広く知られているモデルです。
中身もちゃんと二枚目でした
サイズ感とか素材とか気になる部分はたくさんあると思いますが(そのあたりは下のリンクボタンを押してチェックしてみてくだささい)、ウンチクはさておき、ここでは筆者の偏愛ポイントを!
【偏愛ポイント1】 軽くてコンパクト
収納時は「長さ30cm以下」に。ポールは別売りの専用品または、筆者のようにトレッキングポールを代用するのが定番です。
ハイクのお供にぴったりな、690g(ポールやペグは含まない)のULぶりが大好き!めちゃくちゃコンパクトに収まるので、バックパック一つで挑みたいソロキャンプやソログルキャンプにも大活躍だったりします。
【偏愛ポイント2】とにかく早い!
6個所のペグダウンと1本のポール設置だけで設置完了する、「お手軽さ」も痺れるポイント!
天候や地面の状態などの環境にも左右されますが、ほとんどの場合が2〜3分ほど(最速タイムは90秒)で完成しちゃいます。
下でも書いていますが、蚊帳&フロアもそのまま展開されるので、筆者のような怠惰キャンパーにもふさわしいテントだというわけ。もちろん、撤収もあっという間!
【偏愛ポイント3】意外と安心感も大!
UL系アイテムにありがちな、「軽さの代償として受け入れるしかない儚さ」と無縁なのものポイント。
バスタブタイプのフロア&蚊帳も装備されているので、タープやフロアレスシェルター泊に比べて安心感は段違い
やや厚めの幕体(全面シルポリ・20Dのフライ&40Dのフロア)で不安がゼロ。究極の軽さを求めるならほかのUL系テントも選択肢に入ります。とはいえそれだけ生地が薄くなる=不安いっぱいになるので、軽さと安心感がバランスされているルナーソロが、筆者のスタイルにはちょうどいいというわけです。
ちなみに、初代のルナーソロはフロア含めてもっと薄かった記憶があります。石ころテン場で穴が空いてしまった悲しい思い出も…
【偏愛ポイント4】意外と広い!
室内には1.5人分のスペースが広がっているので、マット&寝袋の横に荷物を置いても狭さは感じません。
前室部分もソロテーブルがセットできるほどの余裕の広さ。簡易的な調理ならまったく問題ありません
子ども(小学校低学年)とのキャンプで使ったこともありますが、なんとか2人で過ごすこともできました。ぴったり寄り添って寝ることになったので、親子の絆が深まったかも!?
全てがバランスされた名作です
デザインの良さだけでなく、軽さ&簡単さと安心感がうまくバランスされているルナーソロ。そのパーフェクトさにやみつきで、実は軽さなんて重要ではないオートキャンプでも使用率ナンバーワン!
パッと設営を終えてすぐさまビールタイム。そんな理想のキャンプタイムを叶えてくれる逸品です。さっと持ち出せるので、憧れの電車キャンプにもチャレンジしてみたいと思っています。
編集部のお気に入り
hinata編集部員が、お気に入りのアイテムや、普段の生活でついオススメしたくなってしまったモノ・コトについて好き勝手につぶやく連載企画。