桐田さん
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エントリーユーザー必見!予算5万円から始めるソロキャンプ【プロ店員に聞いた】
ソロキャンプに挑戦してみたい。でも、どれくらいの予算が必要で、何をそろえるべきか悩んでいる人も多いのでは?何人かでキャンプをした経験はあっても、単独となるとハードルは上がるもの。そこで今回は、2022年11月にオープンしたアウトドア専門店「エルブレスららぽーと堺店」(大阪府堺市)を訪問。知識豊富なスタッフに予算に応じたギアの選びのポイントを聞きました。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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ソロキャンプをはじめるための予算は?
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ソロキャンプを始めるにあたり、まずは何を購入すべきか考える必要があります。寝泊まりするためにはテント、シュラフ(寝袋)などは必須です。最低限の快適さを求めるならチェアやテーブルは欲しいところ。そのほか、ランタンや調理器具などの小物類も欠かせません。せっかく自分だけの時間を過ごすのであれば焚き火や燻製も楽しみたいですよね。
ある程度のスペックを確保しつつ一式そろえると、初期費用は最低でも5万円ほどは必要になります。もちろんもっと費用を抑えることもできますが、ひとまずほどよい基準を設けて考えるとイメージしやすくなります。さらにこだわりたい人は財布と相談しつつ、だいたい10万円までを目安にするとよいでしょう。
キャンプギアを選ぶのは、このふたり!
エルブレス ららぽーと堺店
桐田祥央さん(33)
入社7年目。新店舗オープンに合わせ、埼玉から大阪に移住したばかり。休日は友人や同僚とのデイキャンプを楽しむ。今シーズンからは本格的にソロデビューを計画中。
エルブレス ららぽーと堺店
山中颯太さん(25)
入社3年目。生まれも育ちも大阪。趣味はバイクツーリング。職場の先輩にキャンプを教わりドハマり。愛車のヤマハ「MT-25」でソロキャンプに行くのが目標。
予算はざっくり8万円!手持ちの大型ギアをコンパクト化
これまではグループキャンプが中心だった桐田さん。大勢でにぎやかに楽しむ機会が多い一方、「たまには一人でのんびりソロキャンプをしてみたい」という願望も。ところが、手元には大人数での使用を想定した大型のギアばかり。そこで今回は心機一転、ソロキャンプ仕様にするためのギアを選んでもらいました。
桐田さんは車移動が中心のキャンプスタイル。車にギアを積み込むことを想定しつつも、一人で荷物を持ち運べる範囲で軽くてかさばりにくいものをピックアップしています。一から買いそろえるわけではないため、予算はざっくり8万円に設定しました。
費用を抑える奥の手として、アウトドア用品の中古買取サービスの利用も紹介してもらいます!
【ホールアース】アース プリマッド テント 1~2人用
【コールマン】コンパクトコルネット/L0
【ホールアース】ロー キャリー コンパクト チェア
【ホールアース】ヒートレジスタントサイドテーブル ミニ
【コールマン】ファイアーディスクソロ
焚き火グッズ一式
【FORE WINDS(フォアウィンズ)】マイクロキャンプランタン コンパクト
【ビクトリノックス】スタンダードスパルタン
そのほかに何を選んだ?最終的にお値段は…
山中さんはほかにもソロ用のクッカーやケトル、小ぶりのダッチオーブン、カトラリーも購入。食事のクオリティを上げるための投資だそう。ペグ、ハンマー、クーラーといった小物も買い足した結果、最終的に計7万3,000円ほどに収めることに成功しました。
予算ありきで選んで後悔しないように注意するのもポイントです。山中さんは機能性を備えつつも、たまたま値引きされていたホールアースの商品を中心にセレクト。結果的に想定よりも費用がかかりませんでした。余った分は今後、実際にソロキャンプをした上で、サイドテーブルや薪割りの斧など必要に応じて追加の装備を検討するそうです。
【桐田さんの裏技】リユースサービスを効果的に活用
桐田さんはキャンプ用品の買い替えを検討する人に向けて、アウトドア用品の中古買取サービス「hinataリユース」の活用を提案します。使わなくなったギアを同店の専用カウンターに持ち込んで査定すれば、買取金額相当の商品券と交換することが可能。賢く利用して予算の足しにするとお得です。
桐田さんの所有するギアは、ソロキャンプに不向きな大型のものばかりでした。その中から、コールマンのタープ「インスタントバイザーシェードM」、ロゴスの「チューブトップグリルM」、「コールマンのコールマン ホイールクーラー 28QT」を査定する予定だそうです。
予算は抑えめの5万円!自宅のものもフル活用
山中さんは泊りがけのキャンプ経験が少なく、キャンプ用品を一からそろえていきます。憧れのバイクキャンプを実現させるべく、なるべく小さくて軽いギアでまとめることにしました。
予算は手頃に5万円ほどに設定。自宅にあるものを活用することで、少しでも費用を抑える作戦をとります。まさにこれからソロキャンプを始めたい方の参考になりますよ。
【ホールアース】アース ピノマッド テント 1~2人用
【ホールアース】アクロバットスリーピングバッグ 5
【ホールアース】ヒーリング インフレータブルマット シングル ノーマル 4
【ホールアース】C/Pキャリーチェア+ミニ ロール テーブル
【SOTO(ソト)】燻家 スモークハウス ST-114
【スノーピーク】ギガパワーランタン 天 オート+ギガパワーストーブ 地 オート
そのほかに何を選んだ?最終的にお値段は…
山中さんがほかに選んだのは、フライパンやシェラカップといった小物、ランタン用のマントルや燃料缶などの消耗品でした。最終的には計5万6,000円ほどと少しだけオーバーする結果に。一つ一つのギアの機能性は十分なものを選びつつ、極力荷物が増えないよう最小限に抑えました。
【山中さんの裏技】自宅のものを活用して快適化&コスト削減
誰でも費用を抑えつつも快適にキャンプを楽しみたいもの。山中さんは自宅にあるものを最大限に活用する方法をおすすめしています。家の中を見回してみると意外なところでコストカットのヒントが見つかるかも?山中さんにいくつか実例を紹介してもらいましょう。
スノーピークの缶クーラー
LEDライト
モバイルバッテリー
カトラリー
キャンプの準備は、アウトドア専門店エルブレスへ
エルブレス ららぽーと堺店
同店は2022年11月8日にグランドオープンしたばかり。標準的な大きさの店舗ながら、トレッキング、ハイキング、キャンプなど専門性の高いギアが勢ぞろい。体験型のアイテム選びができるのも特徴で、それぞれの用途や体の特徴に合わせたフィッティングサービスを受けられます。これからのキャンプの準備に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
エルブレス ららぽーと堺店
住所:大阪府堺市美原区黒山22番1 2F
電話番号:072-247-5200
営業時間:10:00~21:00