【完結】キャンプ場「ゆるキャン△の里」ついにオープン!まだまだ続く進化に期待。
【新連載】映画『ゆるキャン△』スタッフがキャンプ場を開拓!?完成までの様子を随時レポート!
2022.06.06キャンプ場
「キャンプ」と「アニメ」、一見両極端にあるように思える両者を結びつけ、一世を風靡した覇権アニメ「ゆるキャン△」。2022年7月1日(金)にシリーズ最新作となる劇場版が公開される本作の宣伝スタッフが、なんと劇中のキャラクターたちと同じくキャンプ場作りに挑戦!?果たして無事にオープンできるのか、異例のノンフィクションコラムがhinata独占で連載スタートです!
制作者
映画『ゆるキャン△』宣伝M
7月1日公開の映画『ゆるキャン△』の宣伝担当。『ゆるキャン△SEASON2』から宣伝を担当させていただいて以来、キャンプに興味を持ち、ちょこちょこキャンプギアを揃え始めているキャンプ初心者です。ラジオ好きなので、焚き火を見ながら、ゆるりとラジオを聴いて過ごしたいと思っています。
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もくじ
『ゆるキャン△』宣伝チームがキャンプ場作りのお手伝い!?
はじめまして! 映画『ゆるキャン△』の宣伝を担当している、宣伝Mこと前川と申します!
『ゆるキャン△』のモデル地となっているスポットが多数存在する山梨県身延町。その身延町にある「道の駅しもべ」のリニューアルに伴って、なんとキャンプ場が併設されることに。
2022年7月1日(金)より全国ロードショーとなる映画『ゆるキャン△』も、大人へと成長したなでしこたち5人が集まってキャンプ場を作るお話ということで、不思議なご縁を感じて、私たちもこの「キャンプ場づくり」に参加する運びとなりました! 実際にキャンプ場が出来上がっていく様子をhinataさんで連載していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今からでも間に合う!そもそも「ゆるキャン△」とは
映画『ゆるキャン△』/2022年7月1日(金)全国ロードショー/配給:松竹
©あfろ・芳文社/野外活動委員会
『ゆるキャン△』は、芳文社刊行の「まんがタイムきららフォワード」で2015年より連載開始した、山梨県や静岡県を舞台に女子高生たちがキャンプをしたり、日常生活を送ったりする様子をゆるやかに描いた作品です。2018年にはTVアニメ『ゆるキャン△』が放送がスタート。原作者・あfろ先生本人の経験や取材に基づいて、キャンプ場などのきれいな風景や、実践してみたくなるキャンプ飯などリアリティーのある描写が話題となり、キャンプブームを牽引してきました。
原作の連載はマンガアプリ「COMIC FUZ」に移り、現在では700万部を超える人気作へ。さらに2020年にはTVドラマ化もされました。アニメシリーズは2020年にショートアニメ『へやキャン△』、2021年にTVアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』が放送。そして映画『ゆるキャン△』として、いよいよ今年の7月1日(金)に公開いたします!
どうして宣伝担当がキャンプ場づくりに参戦?
映画『ゆるキャン△』/2022年7月1日(金)全国ロードショー/配給:松竹
©あfろ・芳文社/野外活動委員会
映画『ゆるキャン△』では、TVアニメ時に女子高生だったなでしこ達が大人になり、ふとしたきっかけで“キャンプ場をつくる”というストーリーになっています。それにならって、登場人物と同じような体験ができたら映画のプロモーションに生かせるのではないか、と思ったのが事の発端です。
加えて、TVアニメ『ゆるキャン△』の第1作目が放送されて以来、ありがたいことにたくさんの方からご支持をいただいており、それは作品を楽しんでくださるファンの方はもちろんのこと、作品の舞台となった地元の方々の応援があってこそ。
「地元・山梨を中心に、何か作品として恩返しができたらいいな…」と考えていたところ、身延町でキャンプ場を新しく作られるというお話を伺って、これはご一緒して盛り上げるしかない!!と思い、参加させていただきました!
ちなみに、「道の駅しもべ」は、身延と本栖湖を結ぶ、『ゆるキャン△』をご存じの方であればなじみのある、国道300号線に面した「下部農村文化公園」に併設された道の駅でした。「道の駅しもべ」をより良い形で有効活用しようということで、この度リニューアルを行い、キャンプ場施設を併設しようということになったそうです。施設内にあった「芝生公園」をキャンプサイトとして活用しているということもあり、ある程度ベースは整っていました。
いざ、開拓スタート。地道な作業が続く…。
自然の生命力vs『ゆるキャン△』スタッフ
我々はまず、草刈りをするなどの細かいところからお手伝いがスタートしました。エンジン駆動の芝刈り機などをお借りして…初めて体験することばかりでしたが、役場の方の助けを得ながら作業しておりました。
少し日を置いてお手伝いに伺うとまた草が伸びていて…、自然の生命力を感じる瞬間を目の当たりにしました(笑)。
うれしいお客さんの声も
バーベキュー場と炊事場は、柄(え)の長いほうきなどを使って天井の隅を掃除したり、ホコリを取り除いたりしました。屋根が高く、常に上を向いた体制で掃除をしていたため、翌日首が痛くなるなど…地味ながらも大変な作業でした。
しばらく使用されていなかった炊事場を掃除して思ったのは、施設を利用している陰には、キレイに掃除されている人がいらっしゃるということ。このキャンプ場に限らず、使用する側になったとき、綺麗に使おうという意識がより高まりました。後日、モニターキャンプに参加してくださった方が「炊事場がきれい」とSNSで紹介してくださっていて、本当にうれしかったです!
すでにモニターキャンプも実施しており、いらした方からは、キャンプ場のレイアウトについてや、灰捨て場についてなど、スタッフが見落としていた点に気付かせていただけるなど、貴重な意見をいただくことができました。道の駅に売店機能があるので、それを生かして、キャンプに必要なアイテムをそこで販売してほしい、というご意見も。薪の販売はもちろん、キャンプグッズの販売やレンタルなど、手ぶらで来ても楽しめるようになると良いなと、勝手に思っています(笑)。
全ての『ゆるキャン△』好きにとって大切な場所に…なったらいいなぁ
私もテストキャンプを兼ねて利用させていただきましたが、立地としては、道の駅があるだけに、車通りは少しあるものの、夜はすごく静かで、川の流れる音がとても落ち着く場所です。山々に囲まれていて、箱庭感もあり、自然を存分に味わえるキャンプ場だなと思いました。
現在は、キャンプ場づくりのお手伝いをすることに専念していますが、このご縁を大切に、『ゆるキャン△』として、今後どのように関わることができるのか、地元の盛り上げの一助となることができるのか、日々模索しています。
この場所は作品のモデル地ではないものの、本栖湖も近く、とても緩やかな時間が流れている場所でもあります。道の駅はもちろん、出来上がったキャンプ場で、『ゆるキャン△』を好きなお客様同士が交流できる場になってほしいですし、もっと言えば、地元の方と『ゆるキャン△』が好きでモデル地巡りにいらした方とが触れ合える場所になってほしいな、と思っております。
ちなみに私は『ゆるキャン△』をきっかけにキャンプを始めました!まだまだ初心者ですが…。私と同じように『ゆるキャン△』をきっかけにキャンプを始めた方を含め、前述のとおり手ぶらでも楽しめるなど、初心者キャンパーの方にも配慮された場所にできたらいいなと。
映画『ゆるキャン△』を見て「キャンプやってみるか!?」と思った方が気軽に来て「またここに来たい!」って思ってくれるような場所になるように全力でお手伝いしていきたいと思っています。 作品を超えて、モデル地になっていない場所にも訪れてもらい、身延町の町ごとまるっと楽しんでもらえたら嬉しいです!
次回へつづく!!!
映画の詳細はこちら:映画『ゆるキャン△』
映画「ゆるキャン△」チーム、キャンプ場を作る
映画「ゆるキャン△」宣伝チームがなんとキャンプ場作りをお手伝い!?劇中の登場人物と同じ体験をして、より多くの人に深く作品の魅力を知ってもらうために、未経験から体当たりで開拓、整備する様子を、ノンフィクションでお届けします!(映画の宣伝もしてますよ!!!!!!!)