グループでもソロでも、キャンプで使う道具は軽量&コンパクトを意識して。プライベート空間も確保できるギア選びとは?【プロ店員のみっちり講座】
キャンプを始めたい家族や初心者のため、アウトドアのプロ店員たちが徹底サポート!道具の選び方やキャンプ当日の動きを解説します。今回は大型アウトドア専門店「エルブレス ドームつくば学園東大通り店」(茨城県土浦市)のプロスタッフに、グループからソロまであらゆるキャンプをカバーする道具選びのコツを教えてもらいました!
グループキャンプは好きだけど、プライベート空間は確保したい!
ちょうどいい塩梅が難しい
気の置けない仲間たちと行くキャンプって、楽しいですよね。
慌ただしい日常から解放され、大自然を思い切り満喫する。そんなときに会話のはずむ仲間がいれば、充実度は何倍増しにもなるはず。もちろんソロキャンプのまったりとした空気感もいいけれど、やはり仲間とワイワイお酒を飲んだり、焚き火を囲んだりすれば、日ごろの疲れやストレスもどこかへ吹き飛んでくれるのではないでしょうか。
でもそんなとき、意外と難しいのがプライベートな空間の確保。みんなで同じ場を共有しているからこそ、自分ひとりだけ違う行動を取るのは気が引けるもの。とくにテントがほかの人と同じ場合、寝るタイミングやイビキなど、なにかと気を遣うことが多いですよね。
流行の兆しを見せる、いいとこどりスタイル
寝る場所だけは自分ひとりの空間を
そこでおすすめなのが、各自がマイテントを持ち寄るという「ソログルキャン」スタイル。これならば、たとえ夕食後みんなが盛り上がっている最中に眠くなってとしても、「じゃあお先」と、気軽に自分のテントへ向かえますよね。
「集合してから解散までずっと一緒」というのは、親しい仲であっても気を揉むもの。仲間とともにに盛り上がる楽しさと、自分だけのホッとひと息つける空間作りを両立させれば、グループキャンプはもっと快適な遊びとなることでしょう。
グループでもソロでも使えるギア選びを教えてくれるのはこの人。
今回はアウトドア専門店、スーパースポーツゼビオ ドームつくば学園東大通り店(茨城県土浦市)を訪問。マネージャーの高石宗敬さんに話をうかがいました。
高石さんが教えてくれたのは、「ソロも見据えたグループキャンプの道具選び」。どちらのスタイルにも対応してくれるギアとは、いったいどんなものなのか?詳しく解説してもらいました。
一石二鳥なグループキャンプを成功させるギアがこちら!
サイズと価格がちょうどいいテント
何通りにも使える囲炉裏テーブル
熱々のダッヂオーブンも載せられるテーブル
安定感とコンパクトさを両立した焚き火台
朝の時間を充実させてくれるコーヒーミル
差し色として使える可愛らしいランタン
小ぶりで使いやすいダッヂオーブン
あると頼もしいブランケット
また、GWのキャンプは朝と夜がまだまだ冷えるので、ブランケットがあるとイザという場面で役に立ってくれます。
最近キャンパーたちの間でジワジワと人気が高まっているのが、アメリカ生まれのブランド「ランプル」のもの。エルブレス ドームつくば学園東大通り店の一角には、専用のコーナーが設けられているほどです。
カラフルで楽しい気分にさせてくれるパッケージデザイン。無機質になりがちなキャンプギアの中で、いい意味で目立ってくれそうです。
商品のサイズは2通りあり、こちらは190×132㎝の大きいほうのモデル。見ての通り、テント内で掛け布団としても活躍してくれそうな大判です。
裏面はシンプルなキルティング加工。気分に合わせてデザインを選べるので、1枚でお得に使えるブランケットとなっています。
ワイワイ感とプライベート空間を両立させて、快適なグループ×ソロキャンプを!
ソロも見据えたグループキャンプにおいては、まずプライベートな空間を確保できる自前のテントと、コンパクトで軽量なギアを選ぶべきと教えてくれた高石さん。まさにそんなスタイルを体現するような、一挙両得な道具を紹介してくれました。
次回は、高石さんがグループ×ソロキャンプへ行く際の、当日のスケジュールをお伝えします。思わず膝を打つようなベテランならではのテクニックがギュッと詰まっているので、ぜひチェックしてみてください!
【店舗情報】
エルブレス ドームつくば学園東大通り店
住所:茨城県土浦市中村南6-12-18(スーパースポーツゼビオ店内)
電話:029-843-6610
営業時間:10:00〜21:00