DOD「フタマタノキワミ」超活用術!ワンポールテントをもっと快適にカスタマイズ!
2022.07.16キャンプ用品
キャンパーの間で絶大な人気を誇るワンポールテント。ただ「真ん中のポールがちょっとジャマ…」と思っている人は少なくないはず。そんな人の間で定着しているのが、センターポールを二股にして空間を快適にする、DODの大人気商品「フタマタノキワミ」。広がった居住スペースをおしゃれに活用する方法をInstagramから紹介します!
制作者
望月純子
キャンプ歴6年のママキャンパーです。ファミリーキャンプを楽しんでいますが、最近はソロキャンプを目論み中。トリパスプロダクツの焚火台「グルグル・ファイヤー」を愛用し、キャンプ飯作りに没頭しています。
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ワンポールテントのスペースを広く確保するDOD「フタマタノキワミ」
設営が簡単なワンポールテント。難点はど真ん中のポール…
ペグを打って中心にポールを1本立てるだけの設営の簡単さ、立ち姿のおしゃれさで、初心者から上級者まで幅広く人気のワンポールテント。扱いやすい反面、幕内のど真ん中にポールが立っているので、見た目の割に意外と空間の使い方が限られる、というデメリットも。
そんなワンポールテントの弱点を克服するアイテムが、DODの二又ポール「フタマタノキワミ」です。
テント内の空間をフル活用できるようにする画期的な二又ポール
一度聞いたらすぐに覚えてしまうネーミング「フタマタノキワミ」は、二又ジョイントとポールがセットになった便利なアイテムです。コンパス型のジョイントを広げて二方向にポールを伸ばすことで、センターポールをなくし、スペースを広く使えるというもの。ポールを気にせず、自由にレイアウトできるのが魅力です。
広々とした空間を確保して、ごろごろ寝転がるもよし、センターにテーブルを置いておしゃれなリビングを作るのもよし。ポールは50cm刻み、二又ジョイントは8cm刻みで長さを調整できるので、さまざまなワンポールテント、またタープにも使えます。
フタマタノキワミでおしゃれな空間を!みんなの活用アイデア
快適な寝室づくりを実現【DOD/ビッグワンポールテント】
北海道在住のとみーさんは、家族キャンプで使っているDODのビッグワンポールテントのセンターにフタマタノキワミを設置。テントを寝室スペースにすると、真ん中に寝る人の頭がセンターポールにあたり邪魔になっていましたが、ポールを二又化することで改善。広くなった空間でカードゲームをしたりお絵かきをしたりと、子どもがのびのびと遊びを楽しめるようになりました。「涼しくなる秋冬に寝室&居間としてさらに快適に過ごすため、設備を充実させたいです」(とみーさん)。
フタマタノキワミ使用時の注意すべき点として「ポールの長さ調整」と話すとみーさん。2回目からはスムーズでしたが、初使用のキャンプでは何度もやり直して、ようやく手持ちのテントに合う長さがわかりました。また、強風の日はポールが折れてしまわないよう、二又化はせずにワンポールのままで使用。天候によって使い分けする工夫も勉強になります。
センターを広々使うお座敷スタイル【テンマクデザイン/サーカスTC】
テンマクデザインサーカスTCのセンターポールを外し、フタマタノキワミで二又化している@a_sakaguchi522さん。おしゃれなお座敷スタイルで寝転がって過ごすのが至福のひとときです。冬場、幕内にストーブを置いてもしっかりと距離がとれ、安全に冬キャンプも楽しめます。
設置する際はバランスに注意が必要。「二又ジョイントからポールを片側だけ抜き、抜いた部分のジョイントの長さを最長に、抜いていない部分のジョイントの長さを最短にするとバランスを調整しやすいです」(@a_sakaguchi522さん)。二又ジョイントを設置する位置もバランスをとる上で大切です。
全てのスペースを有効活用できる【ニーモ/ヘキサライトエレメント】
@torikikusanさんは、フタマタノキワミに加え、5cm単位で長さを微調整できる伸縮ポール「フタマタノバシ」を併用。ビジョンピークスのTCティピーシェルター、ニーモのヘキサライトエレメント、バンドックのソロベースのテントと、数種類ある手持ちのテント全てでフタマタノキワミを使えます。ツーポールテントに設置すれば、好きなように荷物を置けるのがよい点。全てのスペースを有効活用できるから、薪ストーブを置いても広々としています。
一方で、設置する際はポールが斜めになるので外側に逃げない工夫をすることが大切。@torikikusanさんは伸縮性のあるテンションフックを使い、ポールをペグでしっかりと固定する必要があります。また、頂点を支える部分がやや尖っているため、滑り止めと幕の保護のために、フタマタノキワミの上部にゴムカバーを装着しています。
シェルターも二又化でグッと便利に【鎌倉天幕/ナショナルジオグラフィック ハイドアウト】
写真のような大きいシェルターでもフタマタノキワミは大活躍。シェルターの中にテントを置いてカンガルースタイルにする場合は、ワンポールのままだと幅が確保できず、小さいサイズのテントしか入りません。片側のポールを二又にすれば、置けるテントのサイズ幅が広がります。もともと大きいサイズのシェルターが、さらに広く開放的な雰囲気に。
このテクニックを教えてくれた@standardprd14さんも、やはり初回使用時のポールの長さ調整に少々てこずったそう。
フタマタノキワミがあればキャンプの楽しみ方が広がる!
フタマタノキワミは、センターポールを取り外し、広々とした空間を有効活用できる優れものでした。ポールの長さを調整できるので、大型テントやシェルターのスペースをさらに広げたり、タープとテントの連結をすっきりとまとめたりと様々な活用ができます。活用スペースが広くなればレイアウトの幅も広がり、テント内のインテリアにもこだわりたくなるはず。
基本情報
商品名:フタマタノキワミ
サイズ:約W378.5×D8×H3.5cm(最長)
収納サイズ:約W58×D17×H9cm
重量:約3.5kg
材質:二又ジョイント スチール ポール アルミ合金
セット内容:二又ジョイントパーツ×1、中継ぎポール×10本、
土台ポール×2本、キャリーバッグ×1
詳細はこちら:DOD