クイックキャンプの車中泊アイテムで実現できた「時短、快適、自由」。「テント売ろうかな…」と思ってしまう!?
大きな注目を集めている「車中泊・バンライフ」。居住性の高いキャンピングカーに限らず、小型車や軽バンで寝泊まりするスタイルが流行しています。半年前にライトバンを買ったhinata編集部の近藤みのるも、車中泊を取り入れて旅を充実させたいと考えている1人。今回は車中泊キャンパーとして活動するちょもかさんに、その魅力と極意について聞きました。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
ちょもかさんが教える車中泊の魅力!
軽バンで車中泊をしながら全国を旅する達人
▲ちょもかさん
愛車のダイハツ ハイゼットカーゴとともに日本各地を旅する車中泊キャンパー。
車中泊の様子をYouTubeで配信。最近はテレビ、イベントなどにも多数出演。
YouTubeチャンネル:chomocamp
Twitter:ちょもか🙏(車中泊キャンパー)
車中泊は、出発のタイミングや宿泊地を選ばない自由度の高さと、天候を気にしないでも安眠できる快適さで注目を集めているスタイル。今年3月に車を購入したhinata編集部の近藤みのるも、車で寝泊まりできるようにしたいと思っています。そこで今回は、著名な車中泊キャンパー、ちょもかさんに、車中泊の極意を教わります。
ちょもかさんは、愛車のダイハツ・ハイゼットカーゴを車中泊仕様にして、全国を旅するキャンパー。約1年半前に車中泊キャンプをはじめ、年70泊ほどを車で過ごす達人です。YouTubeをはじめ、テレビやイベントでも積極的に活動。車中泊の魅力を伝えています。
ちょもかさんが教える車中泊の魅力
━━━━車中泊キャンパーとして活動するちょもかさんが思う、車中泊の魅力を教えてください
ちょもか:キャンプよりも自由度が高いことです。通常のキャンプでは予約や天気、準備など、気にすることが多いです。車中泊だと、思い立ったときに出発できるし、寝られる場所も多く、設営撤収の手間もありません。そのまま家が動く感覚で、行動力が上がります。この気軽さは大きな魅力ですね。
━━━━たしかに、キャンプ場でテントを張って泊まるよりもずっと簡単そうです。そもそも車中泊を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
ちょもか:もともとはソロキャンプをやっていて、その様子を撮影してYouTubeにあげていました。でも、毎週キャンプに行って撮影して、という生活を続けていたのですけど、やっぱり設営撤収が大変で(笑)。それなら車で寝たら楽なんじゃないかと思って、車中泊を始めました。やってみたら、設営撤収がなくて楽なのはもちろん、自分の好きな場所で寝起きができて楽しいし、寝室空間も自由!一気にハマってしまいました。
ちょもかさんプロデュースでhinata編集部員の車が車中泊仕様に!
━━━━僕も正直、設営撤収が面倒で車中泊をはじめてみたいと思っています。今回はぜひちょもかさんに僕のトヨタ プロボックスでも車中泊ができるように、アドバイスをもらいたいなと。
ちょもか:わかりました!車中泊は、ポイントを抑えたら簡単です。すぐできるようになりますよ!
まずは車内の睡眠環境を整えたい
小型車両でも入るダブルサイズのインフレータブルマット
━━━━車中泊をはじめるにあたって最初にすることはなんなのでしょうか?
ちょもか:まずは睡眠環境を整えることですね。大きなポイントは3つ。寝床を平らにする、寝心地をよくする、光を遮断することです。光の遮断は、車の窓に合わせたカーテンやシェードを使います。寝心地を良くするのには、寝床を平らにした上で、厚さ5cm以上のマットが必要です。今回は、QUICKCAMP(クイックキャンプ)の「車中泊マット セミダブルサイズ 8cm」を敷きます!
セミダブルサイズのマットが荷台にジャストフィット
━━━━大きなインフレータブルマットですね!僕の車の荷台にもジャストフィットしています。
ちょもか:このマットはセミダブルサイズで横幅が100cmあります。軽自動車や小型車でもはいるサイズですね。大型車には、幅130cmのダブルサイズもあるので、車に合うサイズを選べばいいと思います。マットのサイズを選ぶときは、実際に車内の幅を計測すると安心です。車のスペックとして書いてある室内の幅は最大値で、実際はタイヤの部分が内側に出っ張ったりしているので、マットを敷く部分の1番狭い部分をメジャーで測っておきましょう。
━━━━たしかに!このインフレーターマットは厚みもすごいですね!
ちょもか:このマットは厚さが8cmあります。やっぱり厚みのある方が寝心地がいいですよ(笑)。キャンピングカー以外で車中泊をする場合、リクライニングさせたシートの上で寝るか、シートを畳んで荷室で寝るかのどちらかが多いです。リクライニングの場合だとシートの凸凹が気になるし、荷室だと床の硬さが気になります。厚みのあるマットなら凸凹を軽減できるし、硬さも和らげるので、より快適な睡眠環境を作れます。
あっという間に快適な睡眠環境が完成
▲何も置いていない状態の車内
▲ちょもかさんによって睡眠環境が整った車内
━━━━あっという間に寝室ができてしまいました。しかもなんだかかわいくなっています(笑)。
ちょもか:今回は私の私物も使って少しアレンジしました(笑)。ただマットを敷いて、窓を覆うだけでも十分車中泊できますが、せっかくなら車内もお気に入りのアイテムで飾るのもおすすめです。自分の部屋やキャンプサイトを飾るように、車内もかわいくおしゃれにするといいと思います。
━━━━たしかに寝るだけが車中泊ではないですし、車の中で使うものなどは用意しておいた方がいいですね。ご自身で作った寝室の寝心地はいかがですか?
ちょもか:とても快適です(笑)。マットがふわふわで、最高ですね!私の車もそうですが、荷室で寝るタイプだと床がかなり硬いので、厚みがあって柔らかいマットでないと、なかなか寝るのはしんどいと思います。
カーサイドタープでおしゃれなアウトドアリビングを作りたい
寝室をシームレスにつなぐカーサイドタープ
━━━━寝室の次はリビングも作ってくれるのですね!
ちょもか:車がテント(寝室)の役割を果たしてくれるので、食事したり、ゆっくり過ごしたりする空間は別であった方がいいですね。リビングも車を活用したスタイルがあります。クイックキャンプの「カーサイドタープ」なら、寝室と連結する形で快適なリビングを作れます。
車に装着してタープを設営
━━━━車のタイヤにバンドをかけるのですね!
ちょもか:これで、寝室のすぐ隣にリビングを作れます!車の本体に装着できたらもう片側にポール立ててペグダウンするだけなので設営も簡単です!
━━━━かなり高さがあって広く感じますね!
ちょもか:車の大きさによっても広さは変わりますが、大きくない車でも張り方次第でかなり広々とした空間が作れます。今回は車の後ろに装着しましたが、自由に張って使ってください!車の違う場所に装着してもいいし、車に装着しなくても普通のタープとしても使えます!
車の真後ろに快適空間が完成
━━━━またまたあっという間にリビングが完成してしまいました。この広さがあれば2人は余裕で過ごせそうです。
ちょもか:車も2人は寝られるので、これだけで十分デュオキャンプができます!テントを張る10分〜15分は時間が節約できます。この気軽さを知ってしまうと、キャンプに戻るのが大変そうです。
車中泊スタイルは簡単に作れる
ポイントさえ押さえれば、車中泊は簡単
▲完成した車内を見て感激するhinata編集部の近藤
━━━━車中泊用にカスタムされた車を見ていると、すごいハードルの高さを感じてしましたが、思っていたより簡単ですね。
ちょもか:たしかに、棚がついて車中泊用にカスタムされた車は快適ですけど、そういう車でなくても十分車中泊にチャレンジできます。寝床とリビング。これさえあれば立派な車中泊キャンパーです!
使い勝手のいいクイックキャンプのアイテムは初めての車中泊にちょうど良い
━━━━僕のように、普通の車に乗っていて車中泊をはじめたい人はどのようなアイテムをそろえればいいでしょうか?
ちょもか:今回私が使ったクイックキャンプのアイテムは車中泊初心者にはちょうどいいと思います。実際、車を寝られるようにカスタムするのもいいですが、最初は車でもキャンプでも使えるようなアイテムがおすすめです。今回使った車中泊マットは、もちろんテントの中で使ったっていいし、タープだって車にくっつけずに使えます。車とキャンプ両方で使えるアイテムから、徐々にはじめていけばいいと思います。
クイックキャンプのアイテムで、快適車中泊を楽しもう
ちょもかさんのプロデュースで、車中泊仕様に変身した編集部の近藤の愛車。車中泊は決して難しいものではなく、ポイントを抑えるだけで簡単にできることがわかりました。夏を過ぎて気温が涼しくなったら、車中泊もしやすくなります。ぜひちょもかさんのやり方を参考に、クイックキャンプのアイテムを使って車中泊にチャレンジしてみてください。
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