避暑キャンプの注目スタイル!アウトドア女子2人、パックラフトで近場の絶景を楽しむ川旅へ【夏キャンプ+α】
渓流沿いや標高の高い場所にある湖畔は、避暑キャンプの必須条件。さらに、アウトドアの達人たちは「自然を楽しめる入り口を前に、水遊びをしないのはもったい」と口をそろえます。今注目は、持ち運びやすく、気軽にできる「パックラフト」を組み合わせたキャンプ。そこで、アウトドア好きなhinataの女子2人がパックラフトで、川旅キャンプへ。パックラフトでしかたどりつけない非日常の空間を堪能してきました。
夏キャンプの新常識こそ、パックラフト
アラスカ生まれでも日本にマッチしたワケ
▲hinataの女子メンバーたちが埼玉の荒川上流部で川旅を満喫
パックラフトはアラスカ生まれの空気でふくらませるボート。もともとは探検家が愛用していましたが、バックパックに取り付けられる取り回しの良さから、日本でも公共交通機関を使った川旅で注目を集めるように。今回はアウトドア好きなhinataの女子メンバー若松愛と小野涼音がパックラフトに乗り込み、近場の絶景を味わう川旅へ。その世界観にどっぷりとひたってきました。
今回の旅人はこの2人
hinataの愛嬌担当
若松愛
ニューヨークからやってきたhinata2年目の自然好き。
hinataのアクティブ女子代表
小野涼音
学生時代からのキャンプ・登山好きが高じてhinataメンバーになった根っからのアウトドア派。
公共交通機関で楽しめるキャンプ&パックラフト
川沿いにキャンプ場が多くある埼玉・秩父エリアへ
2人が提案してくれた川旅は、荒川の渓谷そばを沿うように走る秩父鉄道の終着駅、三峰口(埼玉県秩父市)をスタートするコース。同駅から徒歩15分ほどのところにある上流部でパックラフトをふくらませ、途中のキャンプ場でテント泊をしながら、計10kmを下る1泊2日の行程です。
▲いつものキャンプと違い、目的地のある達成感も魅力の一つ
いつものオートキャンプとは違って、目的地があるので、達成感があるのも川旅のいいところ。山好きだからこそ、パックラフトの良さを理解している小野。
「登山は体力勝負なところもあるのですが、女性でもスタミナに関係なく、非日常の景色が楽しめるも、パックラフト旅ならではの魅力ですね」
日本には駅から歩いてすぐの川が多い!
▲国内発パックラフトブランド「GRIFFON RAFT」のストレウスにバックパックをくくりつけ、準備完了
今回は独創的なアウトドアギアを展開するECショップ「元気商會」(愛知)に協力してもらい、「日本発」のパックラフトブランド「GRIFFON RAFT」ストレウスを用意。2気室構造なので、万が一穴が空いたときも、前後どちらかは浮くので安心。初心者から上級者も満足するモデルです。
移動の持ち運びも軽々
▲パックラフトをとりつけたバックパックを背負い、駅から歩いて川に向かう2人
ストレウスの重さは、わずか2800g。電車の移動も問題なく、ソロキャンプ用の道具を選べば、1泊2日の川旅もバックパック一つで楽々。さらに、パックラフト用のパドルは4分割できるので、バックパックのサイドにとりつければ、女子2人からもベテランの風格が漂います。
▲準備をする2人。充電式の小型ポンプで大方の空気をいれ、最後に口で息を吹き込めば、約5分で準備完了
「道具の手軽さはもちろん、日本は鉄路からアプローチしやすいのも、パックラフトが今注目されている理由の一つ。上流の駅のそばから川に入り、下流の駅から帰宅できる場所が全国各地にあり、川旅は都心住まいでも簡単に実現できます」(元気商會)
女子2人、いざパックラフトの旅へ
道路からは見えない景色に感動
撮影時はダムが貯水中だったため、予想より水が少なく、少し落ち込む若松と小野…。「ただ、水深15cmもあれば川下りができるのは、パックラフトならではですね」。足首ほどの浅さでも、秩父の山並みをバックに若松がさっそうと下り始めます。
道路から見えなかった絶景。「ここは本当に秩父?」
▲難所もライフジャケットがあるので、安心してクリア
すぐ上に道路が走っているにもかかわらず、普段は見られない峡谷の景色に若松と小野も感動。ゆったりと2人で川下りの世界にひたります。
白波がたつ瀬を越え、興奮気味に語りながら、パドルを漕ぐ小野。
「荒川の上流部といえば、正直、船頭さんの舟で川下りを楽しむ『長瀞ラインくだり』のイメージしかなかったのですが、こんな近場に大自然が広がっていたとは知りませんでした。ジブリ映画に出てくるような洞窟を見つけたりと、パックラフトだからこそ楽しめる非日常の空間ですよね」
憧れのパックラフトでキャンプ場に上陸
▲今回のコースの中間地点にある将門の滝オートキャンプ場に上陸する2人
長瀞には、川沿いのキャンプ場が多数。2人は、コース中間地点にある将門の滝オートキャンプ場に上陸し、シンプルなソロ道具でキャンプをしました。日中は川下り、次の日も朝に移動するので荷物は最小限。
「普段はいろいろなギアに囲まれたぜい沢なオートキャンプが多かったのですが、やっぱり純粋に自然と向き合えるシンプルなキャンプもいいですね」。焚き火を前に、初日の川旅を振り返りながら語る若松。今回の川旅で、川下りの目的地を目指す充実感があれば、ぜいたくな時間が楽しめることに気づいた2人でした。
10kmの行程をゆったりとゴール
今回の川旅は、三峰口から約10kmを下って、秩父鉄道・浦山口駅そばの荒川総合運動公園の脇でゴール。「車や鉄道ではたどりつけない、自力で下るからこそ見られる景色が多くあり、普段のキャンプにはない達成感が感じられますね」。小野は満面の笑みで喜んでいました。
▲ゴールの秩父市荒川総合運動公園の前に到着して喜ぶ2人
2人が下ったコースは、まっすぐに下れば、約5時間もかからないので、日帰りも可能。都心部から約2時間の場所ながら、大渓谷を通ったり、海外の川のような広大な河原の中を下ったりと、すっかり日々の仕事の疲れを癒やした2人でした。
▼荒川沿いを走る秩父鉄道の三峰口駅から浦山口駅までの約10kmの川下り
女子旅でも使った「元気商會」アイテムでパックラフトデビュー!
パックラフト専用アイテムの開発、販売を多く手掛けている「元気商會」のラインナップから、デビューのためのおすすめギアを紹介。今夏はパックラフトで、身近な冒険を始めてみてはいかがでしょうか。
【パックラフト】初心者も上級者も満足する決定版
今回2人が使用したパックラフトブランド「GRIFFON RAFT」のストレウスは誰でも手軽に操船、持ち運びできるのが特徴。日本人の体型に合わせて開発された日本仕様です。2気室構造で、万が一、穴が空いたときも、前後どちらかは浮く設計。上級者も満足でき、初心者の最初の1艇にも!
【基本情報】
商品名:ストレウス
カラー:グレー/ブラック、グリーン/ブラック、オレンジ/ブラック、ライトグリーン/ブラック
サイズ:長さ240cm、幅93cm、チューブ径21cm
重さ:2,800g
価格:92,400円(税込)
【靴】便利な水陸両用シューズ
夏のパックラフトは、かかとがとめられるサンダルでも問題なし。ただ、今回の荒川上流部のように、水が少なくパックラフトでも下れない浅瀬がある場合には、水中の岩やこけでも滑らない、水辺用の滑り止めがあるシューズが便利です。
若松が履いていたのは、スペインのマウンテンブーツメーカー、ベスタードのローカットシューズ。キャニオニングやカヌー、カヤック、ラフティングなどのアドベンチャースポーツだけでなく、クライミングのアプローチや自転車でも十分なパフォーマンスを発揮します。
【基本情報】
商品名:ベスタード アクアプロ
サイズ:23cm〜28cm
重さ:約880g
価格:25,300円(税込)
【ライフジャケット】かさばらないので鉄路でも持ち運び楽々
川遊びにライフジャケットは不可欠。しかし、一般的なものは公共交通機関で持ち運ぶにはかさばるのが難点です。そこで活躍するのが、エア注入式。元気商會が取り扱うアンフィビオのブイボーイ インフレータブルベストは、軽量、省スペースを気にするパックラフターのために開発された専用アイテムです。
【基本情報】
商品名:アンフィビオ ブイボーイ インフレータブルベスト
カラー:ブラック、イエロー
サイズ:S、M、L
重さ:340g(S、M)
価格:14,157円(税込)
【キャンペーン実施中】「hinataをみた!」で扇子プレゼント!
元気商會オリジナルの折り畳み式アウトドア扇子。洞窟探検家の店主がインドネシアのジャングルをさまよう中で、日本から持参した扇子は、過酷な状況下で、すぐにグチャグチャに。 「もっと丈夫な扇子があれば…」と生み出されたのがこの扇子です。夏キャンプでも活躍する注目のアイテム!色はグリーン、ブルー、オレンジの3色。
元気商會のウェブショップからパックラフトを注文した場合に、注文者の入力画面の下に備考欄に「hinata見ました、扇子◯◯(カラー)希望」と入力すると無料でプレゼントするキャンペーンを実施中。期限は2021年8月31日23時59分まで。
【基本情報】
商品名:野游(やゆう)扇子
カラー:グリーン、ブルー、オレンジ
価格:1,980円(税込)
パックラフトの川旅で極上の週末を
その扱いやすさから、誰でも気軽にできるパックラフト。夏の日中に水遊びを楽しんだ後のお酒の味は格別です。hinataの女子2人のように、川を下りながらゆったりと景色を楽しむ旅とキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。