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トリパスプロダクツ×マイクスのくさび

トリパスプロダクツ×マイクスの「キャンプクサビ」がヒットの予感!?実際に薪割りを試してみた

※本記事には一部プロモーションが含まれます

ここ最近注目を集める北海道発のアウトドアブランド「トリパスプロダクツ」が、横浜の人気アウトドアショップ「グッドオープンエアズ マイクス」とタッグを組み、薪割り用の新商品「クサビ」を発売しました。ダブルネームの刻印に、スタイリッシュなデザインが印象的。実際に使用し、その使い心地をレビューしました。

昔から薪割りに使われていたギアがモダンに

トリパスプロダクツ×マイクスのくさび

長い間、人々の生活を陰で支えてきた「クサビ」

焚き火好きに欠かせない道具といえば、焚き火台のほかに薪を割るギアがあげられます。ナタや斧といったものが今の定番になっていますが、今回はちょっと違ったアイテムを紹介。「クサビ」です。クサビの起源をたどると、古代エジプトやアメリカの先住民族が建築用やカヌーのフレーム製造に用いられた、という説があります。

トリパスプロダクツとマイクスがコラボ

人類の発展に貢献したクサビをモダンにデザインし、キャンプで使えるように仕上げたのが、今回紹介する「TW-KUSABI」。北海道の金属加工会社が立ち上げたトリパスプロダクツは、視覚的に楽しめつつ使い勝手も追求した焚き火台「GURU GURU FIRE(グルグルファイヤー)」で一気に名を馳せた注目ブランド。 一方、マイクスは、横浜で30年以上もアウトドア用品を販売する老舗格の総合アウトドアショップ。地下1階から地上2階にわたって多種多彩なアイテムを展開しています。最近は積極的にコラボ商品を手がけるようになり、トリパスプロダクツと初めての企画が実現しました。

TW-KUSABIの全容をチェック

気になるサイズ感

トリパスプロダクツ×マイクス
まずは、気になるのは、クサビのサイズ。今回は、iPhoneSEと比較してみました。並べてみると、クサビの方が少し大きなことが分かります。厚さが2cm、鉄素材を使っており、実際に見るとインパクトがあります

ブランドロゴの刻印

トリパスプロダクツ×マイクスのくさび
片面には二者ブランドがコラボしたことを示す刻印が施されています。マイクスのロゴの一部「GOOD OPEN AIRS」が小さく刻まれています。鉄にここまで小さく刻印できるのは、やはりプロがなせる技だからといえるでしょう。

薪割りに使いやすい重さ

トリパスプロダクツ×マイクスのくさびの重さを測っている様子
筆者が使ったものの重量は639g。個体差があるとのことで、オフィシャルでは約650gと表記されています。筆者が使用しているスノーピークのハンマー「ペグハンマー PRO.C」の約670gとほぼ同じです。ずっしりとした重みにより、安定して薪を割れます。

愛着の湧く表面加工

トリパスプロダクツ×マイクスのくさびの表面
製造場所は北海道。トリパスプロダクツの本拠地である工場で生産されています。実用品として作っていることもあり、表面を見ると少々荒削りな印象があります。しかし、使っていくほど味が出てくると思うと、むしろこの荒さに愛着が湧いてきます。

鉄をくり抜いて作られたストラップホール

トリパスプロダクツ×マイクスの持ち手の穴
特徴的なのが、持ち手に当たるところに大きい穴が空いていること。ケースに入れなくても、この穴にひもなどを通せば手軽に持ち運べます。肉厚の鉄部分をくり抜けるのも、金属加工のプロ・トリパスプロダクツならではです。

実際に薪を割ってみた

薪割りには、2種類の薪を準備

TW-KUSABIで割る薪
TW-KUSABIを細かくチェックしたところで、本題である薪割りをやってみました!今回は、針葉樹と広葉樹の薪を1本ずつ用意しました。針葉樹は簡単に割れそうなイメージがありますが、広葉樹は割れるのでしょうか。
トリパスプロダクツ×マイクスのくさびで薪割りをしているところ
薪を割る際のポイントとして、木目とクサビが平行(同じ向き)になるようにセットすること。木目に対して垂直に入れてしまうと、密着した木の繊維が邪魔をし、割りにくくなります。

最初は針葉樹でトライ

トリパスプロダクツ×マイクスの薪割りをしているところ
最初に針葉樹から割ってみましょう。クサビを叩く際に使用するのは一般的なハンマーでOKとのことなので、今回はスノーピークのハンマーでやってみます。薪割りをする際は軍手やグローブをはめて行いましょう。手に当たったときにケガをすることがあります。ハンマーでクサビを叩いてみると……。
トリパスプロダクツ×マイクスのくさびで薪割りをしているところ
やはり楽チンに割れました!叩いた回数は4回。力を入れなくても、クサビの先端がスムーズに入り込み、あとはハンマーの重さを使っておろすだけ。これなら力に自信がない人でも問題ないでしょう。

広葉樹でも割れるのか?!

トリパスプロダクツ×マイクスのくさびで薪割りをしているところ
次に広葉樹を割ってみます。5回叩いても割れません。
トリパスプロダクツ×マイクスのくさびで薪を割る様子
叩き続けること22回、やっと割れました!広葉樹には節という塊の部分があり、薪割りで最も苦戦するところ。しかし、さすがクサビ!叩く回数は針葉樹より多かったものの、諦めずに叩き続けると割れました。焚き火や薪ストーブを使用する際、広葉樹の薪を足したいときに便利です。

さびやすい素材なので水にはご注意を

TW-KUSABIで使われている鉄は水に弱く、濡れたまま放置するとすぐにさびてしまいます。さびると耐久性が格段に落ち、通常と比べて本領を発揮できない可能性があります。水に当たらないように、ビニール袋などに入れて保管したり、専用のケースを用意したりすることがおすすめです。

TRIPATH × myXのクサビを紹介!

つい持って行きたくなるクサビでサクサク薪割りをしよう

トリパスプロダクツ×マイクスのくさび
焚き火は年中できる楽しいものですから、薪割りに使う道具はいつも持っておきたいもの。今回紹介したコラボクサビでは、薪割りをサクサクに、焚き火ライフを充実したものにしてくれます。キャンプギアのスタメンに携え、キャンプへ出かけましょう!


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