福島でオートキャンプ世界大会が開幕!

 キャンプ場

世界各国のキャンパーが集う祭典「第89回FICCオートキャンプ世界大会」が9月28日、福島県天栄村の羽鳥湖高原で開幕しました。日本での開催は実に四半世紀ぶりです。参加者たちは10月6日までの期間中、福島と周辺の自然や文化を体験できるプログラムなどを通して、他国のキャンパーと交流を深めます。

14カ国・地域のキャンパーが集結

日本での大会は島根県浜田市で開催された1994年以来、25年ぶり。10月6日までの期間中、世界14カ国・地域から計800人が参加予定です。福島県で開かれた今回は「観光・交流・復興」がテーマ。キャンパー同士の交流だけでなく、キャンプを通して福島の魅力を発信します。

オートキャンプ世界大会とは

   

オートキャンプ世界大会は、世界中のキャンパーが国や言語、民族の違いを超えて集まり、開催国の文化や伝統に触れながら交流するイベントです。日本オートキャンプ協会など約30カ国・地域、約50団体が加盟する国際キャンプ組織「FICC」が主催。1933年にイギリスで始まり、第二次世界大戦での中断を経ながらも、現在までに年1回、国を変えながら開催されてきました。

キャンプで福島の復興に貢献

   

2011年の東日本大震災で発生した福島第一原発の事故で世界中に知られることになった「フクシマ」。震災から8年たち、福島が力強く復興した姿を世界のキャンパーに見てもらうだけでなく、地域の文化や美しい自然を体験してもらって東北全体の活性化にもつなげるため、福島での開催が決まりました。

豊富なエクスカーション

今大会では、計6回の小旅行(エクスカーション)を用意。申し込みはすでに終了していますが、会津若松市の鶴ヶ城の見学のほか、福島市でのフルーツ狩りや福島第一原発の視察、栃木県日光の観光などが予定されています。 10月5日には、日本オートキャンプ協会の設立50周年式典も行われます。

キャンプを通して復興に貢献

開幕盛り上げるパレード

   

初日の9月28日には、羽鳥湖と(二岐山1544m)に囲まれた開会式会場の周辺に多くのキャンピングカーが集結。北海道札幌市から駆け付けた木村茂樹さん(64)は「普段のキャンプでは外国人との接する機会も少なかったですが、世界大会に合わせて通訳機も購入したので交流を楽しみたい」と話していました。

   

開会式では、イギリスやルクセンブルク、中国などの14カ国・地域の参加者がパレード。それぞれの国の民族衣装を着たり、自国の国旗を振ったりしながら会場に入場しました。日本オートキャンプ協会の明瀬一裕会長は「地域の美しい自然と豊かな文化を体験する機会を作り出すことは、福島県だけでなく、東北全体の復興につながると信じている。9日間で地域の尽きない魅力を感じてほしい」とあいさつしていました。

   

開会式の会場には、ロゴスやキャプテンスタッグなどの有名アウトドアブランドのほか、岩手木炭協会などが出店。外国人の参加者に、日本のアウトドア商品をアピールしていました。会場の近隣にあるエンゼルフォレスト那須白河のキャンプ場内のコテージには参加者の各国の国旗が掲げられ、大会の雰囲気を盛り上げていました。

まとめ

参加者や大会の関係者たちは、9日間を通して「キャンプによる観光と交流が、福島の復興につながってほしい」(日本オートキャンプ協会の明瀬会長)と一同に期待。世界のキャンパーが日本や福島のアウトドア体験の良さを母国に持ち帰り、発信してくれることを願っていました。アウトドアツーリズムが世界各地で活発になることは、キャンプ好きが多いhinata編集部としても嬉しい限りです。


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