キャンプなどのアウトドアで大活躍するNV200バネットの魅力!
2021.03.16ライフスタイル
キャンプをするときの必須アイテムといえば「車」です。ファミリーでキャンプするときには子どもたちが窮屈な思いをしないためにも大きめの車が欲しくなりますよね。そこで、今回は日産のNV200バネットを紹介していきます。アウトドアにおけるバネットのポテンシャルをぜひ確認してみてください。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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NV200バネットってどういう車?
NV200バネットは日産から販売されているミニバンです。2名、5名、7名乗りに対応しており、走行性能や積載性能などを高めてあります。もともと商用向けに販売されている車で、主に営業車、タクシー車両としても利用されています。最近では、その積載能力からキャンプ用の車として注目されるようになってきています。なぜ、ここまで人気になったのでしょうか。
ソロキャンからファミキャンまで幅広く対応
ソロキャン(一人キャンプ)では自分のこだわりのアイテムを好きなだけバネットに載せて行けます。それだけでなく、車中泊をするのにも苦労しません。また、ファミキャン(ファミリーキャンプ)なら、家族を乗せて荷物を積んでも不満は感じないでしょう。それだけでなく、後部座席シートを畳めば広大な収納スペースが確保できるのも魅力です。
山道でも困らない4WD
坂の多い山道や舗装されていない悪路ではバネットの4WDの恩恵を感じられます。荷物や人を満載しての山道でもスイスイと進むことができるため、ストレスを感じずに目的地にたどり着けます。
車中泊にも余裕で対応!
フロアパネルを引くことでフラットな床を実現し、そこに布団を敷けば快適に車中泊をできます。せっかく寝る場所が汚いとゆっくり休むこともできませんが、フロアパネルなら掃除やお手入れもラクラクですし、取り付けや取り外しが簡単です。
NV200バネットは本格的なキャンピンカーにもできる!
キャンピングカーは高くてとても手が出ないと考えている人も少なくありません。しかし、バネットをベースにすれば夢のキャンピングカーオーナーになることも可能です!方法はいくつかあり、スタイリッシュな居住空間を作れるバンコンやキャブコンであったり、自分で自作したりするのも良いでしょう。
NV200バネットをベースにしたキャブコン
キャブコンというのは「キャブコンバージョン」という意味で、一般的に住居空間をトラックの荷台に載せたものを呼びます。キャンピングカーの製造・販売の専門店AtoZでは、バネットをベースにしたキャブコンが販売されています。
ALPHAシリーズは大人2人と子ども3人が寝泊まりできるスペースと快適なリビング空間が魅力で、価格は380万円~となっています。
NV200バネットをベースにしたバンコン
バンコンというのは「バンコンバージョン」という意味で、キャブコンのように外付けするタイプではなく、もともとの車内スペースを活用して作るキャンピングカーのことです。日本では一番人気のタイプがこちらで、必要なときだけキャンピングカーとして活用できる柔軟性も魅力の1つです。
キャンピングカー専門店のトイファイクトリーからは「エコロ(ecoro)」が販売されています。ポップアップルーフこそついていないものの、必要最低限の居住空間を確保できます。価格も267万円~とキャブコンよりもお手頃です。
車中泊を前提にしたNV200バネットも!
日産は最初から車中泊を前提とした「マルチベッドワゴン」モデルも販売しています。5人乗りの2列シートを採用、レジャーやアウトドア向けに作られたモデルで、専用のベッドシステムとフロアパネルがついてきます。大人2人までが快適に眠れる仕様になっています。
また、オプションでテーブルを追加できるため、車内でゆっくり食事を取ることも可能です。
ポップアップルーフをつければより本格的に!
車中泊をするにしても「荷物が多すぎて横になるスペースを確保できない」「複数人で寝泊まりしたい」という場合はポップアップルーフを検討してみてはいかがでしょうか。ポップアップルーフは車のルーフ上にベッドを取り付けるタイプのものです。
地上から離れているため、夏は夜の景色を満喫しながら涼しく快適に眠れます。また、子どもがワクワクするアイテムでもあります。
そのほか、便利なおすすめツール
<間仕切りカーテン>
就寝スペースを外から見えないようにするためのものです。突っ張り棒と布があれば簡単に自作することも可能です。
<車載インバーター>
シガーソケットから電源を確保できるインバーターをつければ、スマホやカメラの充電はもちろん、ノートPCなどのデジタル機器を車内で充電・使用することができます。
<ポータブルクーラー>
いくら暑いからといって、キャンプ場で車中泊のアイドリングはマナー違反です。どうしてもエアコンを使いたいのであれば、ポータブルクーラーを自作しましょう。クーラーボックスにUSBファン、保冷剤とアルミシート、クーラーキャップ、モバイルバッテリーがあれば作れます。
NV200バケットをキャンピングカー仕様にしてアウトドアを楽しもう!
バネットは「人も荷物もたっぷり乗せてキャンプをしたい」という人にはとてもおすすめな車だということがわかったと思います。そのままでも十分にキャンプに使える車ですが、キャンピングカー仕様にする方法がいくつかあるというのも魅力です。バネットで快適なキャンプライフを送ってみてはいかがでしょうか。