【武山店長の辛口ジャッジ!vol.4】女性におすすめしたいツールームテントとは?

 キャンプ用品

連載企画「武山店長の辛口ジャッジ」の第4弾。読者アンケートで質問の多かったツールームテントについて、キャンプマスターであるエルブレス名古屋みなと店の武山店長に、詳しく教えていただきました!比較してもらった2つのツールームテントは、一体どちらが良いのか、包み隠さずズバッとジャッジ!


 目次


連載企画「武山店長の辛口ジャッジ!」

   

キャンプギアの疑問にズバリ答える「武山店長の辛口ジャッジ」の第4弾!どっちつかずな紹介をされがちなキャンプギアを比較し、キャンプマスターである名古屋みなと店店長、武山さんにズバり本当におすすめのギアを教えていただきます。

9月から12月にかけての、期間限定連載。キャンプにチャレンジしたい!でもどのアイテムを買えばいいかわからない...。と悩んでいるキャンパーさん必見です。

キャンプの主役中の主役「テント」

人数やキャンプスタイルで選び方が変わってくる

   

キャンプの主役、テント。ソロ・ファミリー・グループなどの人数や、作りたいキャンプサイトによってキャンプスタイルが一番反映される、サイトの顔であり、必須のアイテムです。

テントは何を基準に選べば良い...?

テントの選び方は、設営方法や人数、シーズンによって違います。そんな中、今回は寝室とリビングが1体となったファミリーにぴったりのツールームテントを比較。表示カタログやスペックだけでは分からないテントを比較し、辛口ジャッジしてもらいました。

【ツールームテント比較】 鉄板「タフスクリーン2ルームハウス+」vs 新星「EARTH DURA W ROOM 」

ツールームテントとして比較するのがこちら。キャンプアイテムの定番コールマンの「タフスクリーン2ルームハウス+」と、初心者でも扱いやすく低価格で人気沸騰中のホールアース「EARTH DURA W ROOM」。

   

コールマンの「タフスクリーン2ルームハウス+」は、2018年の新作ツールームテント。このテント最大の特徴は、2018年から数種類のテントに採用された「ダークルーム(TM)テクノロジー」です。圧倒的な遮光性により、テントの入り口を閉めると、日中でも寝室が真っ暗になるほど。太陽光を遮ることにより室温が上がりにくいので、真夏のキャンプでも木陰のような涼しさで快眠できるという、画期的なテントです。

【基本情報】
使用サイズ:約540×340×215(h)cm
収納サイズ:直径約30×74cm
重量:約17.5kg

   

対して、ホールアースの「EARTH DURA W ROOM 」は、2018発売の同ブランド初となるツールームテント。ベージュを基調にしており、ウッド系のギアとも相性の良いカラーリングが特徴です。タフスクリーン2ルームハウス+の「ダークルーム(TM)テクノロジー」ほどの目立った特徴はありませんが、細かな使いやすさを追求したテントになっています。

【基本情報】
使用サイズ:(約)645×330×200(h)cm
収納サイズ:直径約30×74cm
重量:約13kg

武山店長の辛口ジャッジ!!

   

━━━ 武山さん、今回もよろしくお願いします!読者アンケートで質問の多かったテント比較をお願いします!

武山:テント!いいですね。実はこの店舗最大の特徴は、実際にテントを張っている数が多いことなんです!そうですね、今回はアンケート結果でも女性からの質問が多かったとのことなので、女性にフォーカスしたテント選び、中でも初心者ママキャンパーにおすすめしたいツールームテントの比較をしてみましょう。

━━━ いいですね、ファミリーキャンパーも最近増えていると聞きますし、ぜひお願いします!

武山:そうなんです。最近の流行りといえば、ソロキャンプ。しかしそれと同じくらいファミリーキャンパーも増えてきているんです。今回は、定番になりつつある「タフスクリーン2ルームハウス+」と期待の新星「EARTH DURA W ROOM」を比較しながら、ツールームテントを選ぶ時のポイントをご紹介しましょう。

比較ポイント1. プライベート性

   

武山:最初はテントのプライベート性です。開放感を味わうために、女性は特にですが、大きくサイドドアを開きたい一方、開けたままでは周りのキャンパーからの目線が気になってしまいますよね。最近キャンプ始めた方も増え、最低限のマナーは守りつつも、ある程度自衛することも必要です。

   

武山:プライベート性が気になる時に役立つのが、EARTH DURA W ROOMが持つサイドドアパネルを途中で留められる機能です。これなら開放感を保ちつつ、他のキャンパーからの目線も気にせず過ごせます。

━━━ 確かに!ありそうでなかった、便利機能ですね。

武山:テント内では、必然的にロースタイルになり視線も下がります。そのため、サイドドアパネルが半分開いてるだけでも開放感を感じることができると思います。

   

武山:一方のタフスクリーン2ルームハウス+はというと、間口が大きい分、開けたときの開放感は抜群です。しかし、途中でサイドドアを留める機能はありません。また、メッシュが内側にあるため、いちいち外に出る必要があり面倒です。その点を踏まえると、プライベート性と開放感を両立できるEARTH DURA W ROOMの方が女性におすすめですね。

━━━ いちいち外に出るのは確かに手間になりそう。サイドドアとメッシュの順番も大事なんですね。

比較ポイント2. チャックの滑らかさ

   

武山:2つ目のポイントはチャックです。これの動きが悪いとストレスになりますし、余計な力が必要になります。これは体感してもらえればすぐにわかるかと思いますが、タフスクリーン2ルームハウス+の圧勝です。どうぞやってみてください。

━━━ タフスクリーン2ルーム+はすごく滑らかですね!一般的に力が入りにくい、テント上部でも簡単に開閉できます!比較的身長の低い女性なら、なおさらありがたいはず!

   

武山:タフスクリーン2ルーム+は、チャックと紐の間に金具の取っ手があるのに対して、EARTH DURA W ROOMはありません。これがキモなんです。チャックと紐が直接つながっているので、力の伝わり具合が分散してしまい、途中で引っ掛かるような手応えを感じるんです。また無理にひっぱるとシートを噛んで穴も空きかねないので注意が必要ですね。

━━━ 普段あまり気にしていなかった金具が、実は大切だったんですね!

比較ポイント3. 寒さへの対応力

   

武山:3つ目のポイントは冬キャンプへの対応力です。シーズンごとにテントを揃えるキャンパーもいますが、テントは決して安い買い物ではないので、1つでオールシーズン使いたいところ。特に、はじめは夏しかやらないと考えていたキャンパーも、段々と慣れてくると春秋にキャンプに行きだします。秋口などに3シーズンテントを使っていると、場所によってはすでに寒くて眠れない気温になっていることもしばしば。しかし、特に寒さが堪える冬キャンプ用にテントを用意する人も多いですね。

━━━ 冬キャンプの寒さを侮って、ひどい目にあったキャンパーの話をよく聞きます...

武山:寒さ対策の基本は、テントのスカートです。その点、EARTH DURA W ROOMは、テントの周り一周にスカートが付いている点が素晴らしいですね。雨風や冷気をシャットダウンしてくれるので、冬キャンプにも対応しやすいです。

   

武山:一方タフスクリーン2ルームハウス+はというと、前室にはスカートが付いていますが、寝室側には付いていないんです。就寝時が一番寒さを感じるタイミングなので、冬キャンプには全く向いていないですね。タフスクリーンは夏用テントと割り切ったほうがいいです。

比較ポイント4. テントの形と重量のバランス

   

武山:今回は女性におすすめする点からも、重さはかなり重要です。実際に比べると4kgほどタフスクリーン2ルーム+の方が重いです。単純な重さはカタログを見ればわかる点なのですが、どこが重いのかが重要になります。

━━━全体的に重いわけではないのですか?

武山:この重さの差ははっきりいって寝室部分の差です。タフスクリーンは遮光性を高めるために、寝室側のシートに特殊な加工を施しています。テントの一部分に比重が偏っているので、立ち上げる際にカタログ以上に重く感じるのです。

   

武山:実際に設営してみると、女性1人ではなかなか立ち上がらない場合が多いです。また、テントの形状も関係してきます。

━━━テントを比べてみると、サイドドアの角度がかなり違いますね。

武山:そうなんです。タフスクリーンは形状が台形に近くポールも曲がっています。そのため、立ち上げる際の力がかなり必要になります。さらにシート自体が重いので、女性1人での設営はより難しさを感じてしまうでしょう。

比較ポイント5. 夜の写真映え

   

武山:最後が今どきのポイント「インスタ映え」です。ちょっと実験をしてみましょう。夜にテントが光ってる様子は絵になりますよね?今回はそのシーンを再現すべく、1,000ルーメンを誇るジェントスのLEDランタンを使ってテント内を照らしてみます!ではタフスクリーン2ルームハウス+内にLEDランタンを置いて消灯します!

   

武山:すごい!やっぱりタフスクリーン2ルームハウスは、遮光性が高い!1,000ルーメンの光も全く感じないです。特に寝室部分は暗闇そのもの。日が昇ってもこれだと気づきませんね。

━━━ うっすらも光りませんね。たしかにこれはすごい!

武山:日差しが強い夏なら、この機能はすごく重宝します。でも今回の比較ポイントはインスタ映えです。ではEARTH DURA W ROOMの方はというと...

   

武山:LEDランタンの光が綺麗にシートに反射して、テント全体を内側から照らしています。これはキャンプ場で映えますね!シート部分の色もいい感じです。

━━━たしかに、これなら映えるテントサイトが撮れそうです!

ツールームテント。ジャッジの結果は...

   

━━━ ここまで、比較ポイントについてお話を伺ってきましたが、改めてどちらのツールームテントがおすすめなのか、辛口ジャッジをお願いします!

武山:ここまでの内容でお分かりかもしれませんが...

   

武山:やはりおすすめしたいツールームテントは、EARTH DURA W ROOMです!女性一人で設営できる軽さや、見た目の鮮やかさは評価できますね。また冬キャンプへの出費の少なさも、お財布の紐が硬い女性にも魅力的ではないでしょうか?

━━━ 今回の比較は、女性にフォーカスしたということもあってかEARTH DURA W ROOMという印象でしたが、コールマン タフスクリーン2ルームハウス+は実際どうなのでしょうか...?

   

武山:こちらも機能性は抜群。しかし、スカートがないことや遮光性の高さと重さなどが残念なところです。

━━━ では、どこに魅力があると思いますか?

武山:夏にしかキャンプをしない人にはぴったりですね。遮光性の高さで暑さを感じさせない作りなので、炎天下でのキャンプには頼りになります。

━━━ なるほどタフスクリーン2ルームハウス+の性能は、真夏にその威力を発揮してくれるということですね!よくわかりました。今回もありがとうございました!

編集後記

取材前の武山店長

   

━━━ 武山さん、今回もよろしくお願いします!

武山:hinataさん、早いですね!こちらこそ。まだ設営が終わってないので少し待ってってください。今日は特別に、店内の明かりを消して遮光性の実験するのでワクワクしますね!

━━━ 武山店長、テンション高いですね(笑)

   

武山:店内はいつも眩しいぐらいですから。夜の学校みたいで楽しいですね。(消灯後) お!さすがはコールマン。さすがに暗い。これは面白い!今回に限らず、今後もどんどんキャンプ用品を実験していきたいですね!

店舗情報

エルブレス 名古屋みなと店
住所:愛知県名古屋市港区砂美町1-5
電話:052-665-2081
営業時間:
[平日] 11:00-20:00
[土日祝] 10:00-20:00

エルブレス名古屋みなと店

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まとめ

最近、自宅の庭に窯をこしらえた武山店長。休日はピザ作りに励んでいるそうです。今回は、定番と新作を比較し、辛口ジャッジしてもらいました。テント選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。今回が最終回となりましたが、みなさんの声が集まれば続編もあるかも?!武山店長に聞きたことがあればぜひ店頭へ!


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