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キャンプ場に設置されている3つのブルーのテント

出典:ibaki / ゲッティイメージズ

手ぶらでキャンプに行こう!キャンプ初心者でも楽々。設営済みテントのあるキャンプ場

2021.08.18キャンプ場

「キャンプしてみたいけど、キャンプグッズを何も持ってない!どうしたらいいの?」と思っているあなた。手軽にキャンプを楽しみたいと思いませんか?テントもテーブルもランタンも何も用意しなくてもキャンプはできます!今回は手ぶらキャンプが楽しめるキャンプ場で、実際に体験してきたレポートも合わせてご紹介します。

道具はないけど、キャンプがしたかった私の場合

休暇村に設営されたキャンプセット
キャンプに行きたいけど、何も道具は持っていないし、いきなり買い揃えるのも不安。初めてならそう思いますよね?実際に私がそうでした。 そこで、まずはレンタルで気軽に試してみて、キャンプを楽しいと思えたら道具を買い揃えようと考えました。そしてレンタルサービスのあるキャンプ場の中でも、テントが設営済みである休暇村のキャンプ場を見つけました。休暇村での手ぶらキャンプは設営も準備も何もしなくて済んだため、のんびりキャンプを満喫することができました。それ以降すっかりキャンプにはまってしまい、今では自分達のテントでキャンプに月3回行くまでになってしまったほどです。それではさっそく、詳しくご紹介していきますね。

手ぶらでキャンプに行ける!

休暇村に設営されたキャンプセット
手ぶらでキャンプに行けたらものすごく楽ですよね♪特に初めての場合は、これから長くキャンプをするかもわからないのに道具一式揃えるのは費用がかかり大変です。さらに、慣れないテント設営で、テントが張れた頃にはげっそり疲れてしまって、キャンプを楽しむ余裕すらないかもしれません。そんなあなたにおすすめなのが、テントが既に設営されて、道具も一式レンタルできてしまう休暇村のキャンプ場です。

休暇村のおすすめポイント!

机に置かれた2つのランタン
休暇村は、全国の国立、国定公園など全国に30か所あるホテルやキャンプ場です。例えば関東ですと、嬬恋にあります。他のキャンプ場でもキャンプ道具を一式レンタルできる所がありますが、休暇村ならではのおすすめポイントがあります。

国立、国定公園で自然がいっぱい

休暇村の木
休暇村は国立、国定公園内にキャンプ場があります。そのため、場内は自然いっぱい!普通のキャンプ場とは違い、ダイナミックな自然を感じることができます。雰囲気もいいため、キャンプ気分が盛り上がること間違いなしです。

テントは設営済みだから何もしなくていい

初心者に困るのがテントの設営。設営だけでぐったり疲れてしまってはせっかくのキャンプがもったいないです。休暇村ではテントが既に設営されています。何もしなくていいのです。設営済みテントというと、昔学校行事で利用したような古ぼけたテントを想像するかもしれませんが、休暇村のテントは今主流のドーム型テントです。

キャンプ道具が一式レンタルでプランに付いてくる

寝袋が敷かれたテント
手ぶらプランですと、テントはもちろん、テーブルにチェア、ランタン、寝袋、食器、調理器具などこれさえあればキャンプができる!という道具がすべてプランに付いてきます。本当に手ぶらでキャンプが楽しめます。ただ、クーラーボックスはありませんので、冷たい飲み物を飲みたい場合は自分で用意する必要があります。保冷力は低くなりますが、保冷バッグなどでも代用可能です。

食事の材料までセット

セットについてくる食事の材料
さらに夕食と朝食の材料まで付いてきます。キャンプに慣れていないと、メニューを考えたり、食材を買い出しするだけでも大変ですが、これは楽チン♪メニュー例は、夕食はバーベキュー、朝食はロールパンにサンドイッチなどです。場所によっては、朝食はキャンプ場隣のホテルで食べられるプランもあります。

ホテルの温泉にも入れちゃう

キャンプ場とホテルが併設されている嬬恋などでは、ホテルの大浴場を利用できます。広い湯船に浸かれるのは気持ちいいですね。

なによりコストパフォーマンスがよい

そしてここまで至れり尽くせりだと料金が高いのでは?と心配になりますがなんととてもリーズナブルなのです。宿泊する場所にもよりますが、概ね大人一人一泊6,000円からの料金設定です。アウトドア気分が存分に味わえて、さらに食事も付いてこの料金。初めての方にもハードルがかなり低いです!

休暇村妙高へ手ぶらキャンプしてきました

休暇村妙高の様子
【基本情報】 住所:妙高市関山 電話:0255-82-3168 営業期間:7月1日から9月30日まで 料金:手ぶらでキャンプ 22,000円〜 / 4名 チェックイン / アウト:13:00 / 11:00 公式はこちら:笹ヶ峰キャンプ場
さて、ここからはキャンプレポになります。我が家では子供が二人産まれてから、初めてキャンプデビューしました。それが新潟県にある休暇村妙高でした。笹ヶ峰キャンプ場という、携帯の電波すら届かない大自然のキャンプ場です。まずは手ぶらプランで、キャンプってどんなものかまずは体験してみよう!と思い立ち、実行。キャンプ場に到着してびっくりしたのは、本当に自然のど真ん中だったこと!一面の草原、木々に囲まれています。 受付をすると、すでに設営済みのテントの中から好きな場所を選んでよいとのことでした。キャンプ初心者だった私はわけもわからず、とにかく周りに人のいない、雰囲気のよさそうな所を選びました。今になって考えてみると、子連れですしもっとトイレや炊事場に近い所を選んだ方がよかったかもしれません。
ドームテントとタープ
テントが決まると、キャンプ場スタッフの方と一緒にタープを張りました。ドームテントにタープで一気にキャンプサイトの完成!今回、テーブルとベンチは付くプランだったのですが、まったりと座れるチェアがあると便利かと思い、自分達で購入した物を持参しました。小さい子供はベンチは座りづらそうだったので持って行って正解でした。他に持参したのは、飲み物を冷やすクーラーボックス、やかん、カセットコンロです。カセットコンロはお湯を沸かすために持って行きましたが、管理棟で熱湯がもらえることが後でわかりました。でも、持参した枝豆を茹でたり早朝のコーヒーを楽しむのに、活躍してくれました。
夕食のバーベキュー
夕食はバーベキュー。食材は全て付いてきます。炭も付いてきます。もちろんお皿もセットです。バーベキューコンロの端では飯盒でご飯を炊きます。炊き方のアドバイスはキャンプ場スタッフの方から教えてもらい、上手に炊くことができました。
グリルでお肉や野菜を焼く様子
あっという間に夜になり、子供達が寝た後、大人だけで星空を見上げました。さすが大自然だけあって、本当に満天の星空でした。流れ星も見えました。ああ、キャンプって楽しいなとしみじみ感じた瞬間です。そしてその日は大満足でテントで就寝しました。 翌朝、管理棟で食材を受け取ります。メニューはロールパンにハムや卵、チーズを自分で挟むサンドイッチにカップスープ。あとは持参したコーヒーを淹れれば立派な朝食のできあがり。気持ちいい朝の光の中で食べる朝食はキャンプの醍醐味ですね!
チェックアウトに向かう様子
そしてチェックアウト。といっても面倒なテントを片付ける必要はありません。自分達の荷物だけ片付ければもうそれで撤収完了!こうして私たちの手ぶらキャンプは無事に終わりました。気軽に体験してみての感想は、次は自分達のテントでまたキャンプしたい!でした。

他にもある、手ぶらで行けるキャンプ場たち

今回は休暇村を主にご紹介しましたが、他にも設営済みテントのあるキャンプ場はあります。高規格キャンプ場として、初心者にもおすすめなPICAグループのキャンプ場です。 ・キャンピカ富士ぐりんぱ ・パディントンキャンプグラウンド こちらにはかわいいワンポール型の設営済みテントがあります。もちろんテーブルやチェア、寝袋などもセットになっています。 PICA富士西湖では、テント設営をスタッフがレクチャーしてくれて、キャンプグッズと食材がセットになったプランもあります。自分で設営してみたい人にはおすすめですね。

まとめ

レンタル用品で完成したテントサイト
気軽に思い立ったら手ぶらで行ける、手ぶらキャンプをご紹介しました。キャンプをしてみたいけど、年に1回行くだけのために道具を揃えるのはもったいないと思っている方、小さなお子さんがいて設営するのが大変な方、これから本格的にキャンプをしてみたいけどまずはお試しでキャンプしたい方などおすすめです!ぜひこの夏休みは、手ぶらキャンプに行ってみてください。 ▼おすすめのキャンプ用品が気になる方はこちらの記事もチェック!

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