保温力最強の保温弁当箱20選!サーモスや象印の人気製品の魅力を詳しく紹介
保温弁当箱は、時間が経っても温かい料理を楽しめる便利なアイテムです。多くの製品が登場しているため、使ってみたいものの選び方がわからない人もいるのではないでしょうか。本記事では最強の保温力を誇る人気の製品をはじめ、おすすめの保温弁当箱20選を紹介します。
お昼になっても冷めていない、温かいお弁当を食べたい人
今のお弁当にスープや味噌汁などの「汁もの」をプラスしたい人
お弁当で牛丼やロコモコなどの「丼もの」を楽しんでみたい人
保温弁当箱の魅力
「保温弁当箱」とは保温機能がそなわった弁当箱のこと。真空断熱構造や密閉性の高いふたを採用しており、中身の温度を保てることが特徴です。
温かいものだけでなく冷たいものの温度も保てるため、一年を通じて活躍します。持ち運びやすさに配慮したコンパクトな保温弁当箱もあり、通勤通学はもちろん、アウトドアにも便利なアイテムです。
保温弁当箱の選び方
保温弁当箱を購入する際は、どのような点に着目して選べば良いのでしょうか。ここからは保温弁当の選び方を解説します。保温弁当箱ならではの注意すべきポイントもあるため、以下の6つのポイントをぜひ参考にしてください。
1
保温力
2
タイプ
3
容量・サイズ
4
機能
5
持ち運びやすさ
6
洗いやすさ
保温力
保温弁当箱を選ぶうえで重要な「保温力」を知るためには、各メーカーが示している「保温効力」を確認しましょう。保温効力とは、熱湯を容器に入れたのち、時間ごとの湯温の変化を測定したものです。多くのメーカーが測定開始から6時間後の温度を表示しているので、アイテムを比較する際の目安にすると良いでしょう。
タイプ
保温弁当箱は「ランチジャータイプ」「ごはんジャータイプ」「丼タイプ」「スープジャータイプ」と、大きく4つのタイプにわけられます。ごはん、おかず、スープのうちどの食材を持ち運びたいか、そのうちのどれを保温したいかをイメージし、自分のスタイルに合うタイプの保温弁当箱を選びましょう。
これから保温弁当箱を一式そろえたい人にはランチジャータイプがおすすめです。また、ごはんジャーやスープジャーを買い足すことで今持っている弁当箱を活用しても良いでしょう。一方、いくつも容器を持ち運びたくない人には丼タイプが便利です。
容量・サイズ
容量とサイズのチェックも重要です。食べ盛りの子どもや食事量が多い人には全体の容量が1,000mL程度の製品がおすすめです。このサイズはごはん容器が500〜600mL程度であることが多く、2〜3膳のごはんを詰められます。
一方で、ごはんの量は1膳程度がちょうど良いという人は、全体の容量が500〜600mL前後、ごはん容器が250mL程度の保温弁当箱を選ぶと良いでしょう。ごはん容器の容量は以下を目安にしてください。
- 250mL:およそ1膳
- 300〜450mL:およそ1.5〜2膳
- 500〜600mL:およそ2〜2.5膳
機能
保温弁当箱を選ぶ際は、それぞれの機能も確認しましょう。電子レンジ対応のものであれば、職場や外出先で温め直せて便利です。また、食器洗浄機に対応していれば日々の手入れが楽になります。ほかにも汁漏れしにくいデザイン、中の空気を抜いて開けやすくする弁付きなど、こまかな機能にも着目してより自分に合うアイテムを厳選しましょう。
持ち運びやすさ
保温弁当箱の多くは金属製で厚みがあり、プラスチック製の弁当箱と比べて重く、大きいことが一般的です。通勤や通学の際持ち運びやすいかどうかも考慮しましょう。たとえばTHERMOS(サーモス)のステンレスランチジャー(JBG-1801)は全体の容量が1,300mLと大容量なだけあって、重さが1kgあります。食材を詰めることでさらに重くなるため、日々持ち運べるかをじゅうぶんに検討しましょう。
また、多くの製品に専用のケースやポーチ、ショルダーひもが付属しており、例に挙げたサーモスのステンレスランチジャーにもショルダーひもが付いています。普段持ち歩いているバッグとは別に保温弁当箱を持ち運びたい人は、専用ケースやショルダーひもの有無を確認しましょう。
洗いやすさ
保温弁当箱は食材に直接触れるため、衛生的であることが重要です。使用後は必ず洗う必要があるため、洗いやすいものを選ぶと日々の負担を減らせます。
たとえばパッキンの有無や、口径の広さ、部品の数に注目しましょう。パッキンがない製品なら都度はずして洗ったり、色移りしたときに漂白したりする手間がはぶけます。また、口径が広いと奥までスポンジを入れやすく手洗いが簡単です。これらのことに着目し、手入れをしやすい保温弁当箱を選ぶと良いでしょう。
【ランチジャータイプ】保温力最強の保温弁当箱5選
ごはん用、スープ用、おかず用の内容器と、それらを収納する保温容器がセットになった、ランチジャータイプの保温弁当箱を紹介します。さまざまな食材をバランス良く食べたい人や、大容量の弁当箱が欲しい人、ファミリー用にたっぷり持ち運びたい人にもおすすめです。
【ごはんジャータイプ】保温力最強の保温弁当箱6選
とにかくごはんだけは温かいものを食べたい、という人におすすめのアイテムがごはんジャータイプの保温弁当箱です。ごはん用の保温容器とおかず用の常温容器がセットになっているものや、ごはん用の保温容器単体のものがあります。
【丼タイプ】保温力最強の保温弁当箱4選
深めに設計された容器にたっぷりとごはんが入る、丼ぶり形が特徴の保温弁当箱です。丼に載せるおかずの容器がごはん用の保温容器におさまるため、コンパクトに持ち運べて便利。盛り付けを工夫すればカフェのワンプレートメニューのようなお弁当も楽しめます。
【スープジャータイプ】保温力最強の保温弁当箱5選
汁ものを安心して入れられて、外出先でもスープや味噌汁を楽しめるアイテムがスープジャーです。シンプルな一段構成なので、手持ちの弁当箱にプラスして使うこともおすすめです。
保温弁当箱の使い方と食中毒を防ぐ方法
保温弁当箱の一番の特徴といえば、温かい料理を温かいままで楽しめるところです。しかし使い方を間違うと、うまく保温されなかったり、汁漏れといったトラブルに見舞われたりすることがあります。また、ひどい場合は雑菌が繁殖して食中毒を起こしてしまうこともあるため注意が必要です。
ここからは保温弁当箱の正しい使い方や、食中毒を防ぐための注意点を解説します。
詰め方と詰める際の温度
まず、保温弁当箱の
保温容器にはごはんと汁ものだけを詰め、
おかずは常温用の容器に詰めましょう。食中毒対策のため、食材の温度は65℃以上の高温である必要がありますが、おかずは加熱後すぐ保温容器に入れても高温を保ちにくいためです。(※1)
【参考】
※1
東邦微生物研究所
食中毒を防ぐ方法
食中毒を引き起こす細菌は30〜40℃の環境で増殖が活発になるため、加熱が足りないと食材が冷める過程で傷みやすくなります。ごはんや汁ものを詰める際は炊きたて、沸騰したての高温状態から冷まさずに詰めてふたをしましょう。
炊き込みごはんやチャーハンといった具材入りのごはんは、具材から水分が出て傷みやすいため避けてください。
保温効果を持続させるコツ
保温効果を持続させるためには、あらかじめ容器を温めておくことをおすすめします。熱湯を入れて容器をしっかり温め、お湯を捨てたあと清潔な布やペーパーで水分をしっかり拭き取りましょう。熱いものを熱いまま、熱い容器へ詰めることが保温効果を持続させるコツです。
汁漏れする原因と対策
弁当箱を持ち運ぶ際、比較的遭遇しやすいトラブルが「汁漏れ」です。ふたを閉める際にしっかり噛み合っていなかったという原因のほかに、パッキンの劣化や誤った方法で装着したことによって汁漏れを起こす場合もあります。定期的にパッキンが劣化していないかを確認し、必要に応じて取り替えると良いでしょう。
メーカーによっては通信販売でさまざまな部品を入手できるため、それらを活用して保温弁当箱を長く愛用してください。
保温力最強の保温弁当箱でランチタイムが充実!
食材を詰めてから時間が経っても温かい食事を楽しめる、おすすめの保温弁当箱を厳選して紹介しました。製品によって性能や容量、見た目にさまざまな違いがあるので、ぜひ本記事を参考にして自分のスタイルに合うアイテムを見極めてください。