
「ストーブに11万円!?」キャンプ好きが気になる“ケロシンストーブ”の世界【貝原バーナー】
2026.09.11キャンプ用品
キャンプギアを眺めていると、ときどき「これ、いったいどんな人が使うんだろう?」と思う道具に出会います。今回、hinata編集部が気になったのは、11万円という価格のケロシンストーブ。調べてみると、なかなかおもしろい一台でした。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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「ストーブに11万円」って、どういうこと?
キャンプギアを探していたとき、hinata編集部の目に飛び込んできたのが貝原バーナーの「ケロシンストーブ M326-B」でした。
……高い。まず、そう思ったのは事実です。
もちろん、キャンプギアには高価なものもたくさんあります。テントなら数十万円、チェアやテーブルだって素材やつくりにこだわれば、それなりの価格になりますよね。
でも、ストーブで11万円。いったい、 どのような理由でそのような価格になっているのでしょうか。
そもそも「ケロシンストーブ」とは?
ケロシンストーブ M326-Bを知るうえで、まず気になるのが「ケロシンストーブ」という言葉ではないでしょうか。
ケロシンとは灯油のこと。つまり、ケロシンストーブとは灯油を燃料にするストーブです。
とはいえ、一般的な石油ストーブとは燃焼の仕組みが異なるのがおもしろいところ。
M326-Bは、タンク内の灯油を加圧して燃料を送り出す加圧式。
使用するときには、タンクをポンピングして圧力をかけ、アルコールで予熱してから着火します。
最近のキャンプギアでは、できるだけ簡単に使えるように工夫された製品が多いなかで、あえて自分で操作する余地を残しているというわけです。
タンク容量1.5Lで5時間以上使える!
M326-Bには、容量1.5Lと余裕ある燃料タンクが確保されています。
約5〜5時間30分の連続燃焼時間が実現されているので、夕方に点火して、食事をして、コーヒーを飲んで、夜まで過ごす。なんていう使い方にもぴったりです。
さらに、ヒーター上部を使って湯沸かしできるのもポイントです。
500mLの真水を約3分30秒で沸騰させられるので、ストーブで暖まりながらお湯が沸くのを待つのも楽しいはず。
真鍮のボディが、なんともいい!
ボディの多くの部分に真鍮が採用されているのも、hinata編集部が気に入った理由の一つです。
ピカピカした新品の状態もいいですが、真鍮は使っていくことで少しずつ表情が変わっていく素材。
キャンプで何度も使って、少し傷がついたり、色味が変わったりするので、使った時間そのものが経年変化とともにほかにない表情に育っていく。そんなキャラクターも愛らしく感じるポイントですよね。
こんな人なら、11万円の意味があるかも
「とにかく簡単に暖まりたい」という人なら、もっと手に取りやすい価格で手軽に使えるストーブがあ流かもしれません。
一方で、
- 冬キャンプでストーブを長時間使いたい
- 灯油を使う加圧式ストーブに興味がある
- 機械的なギアが好き
- 真鍮などの素材を育てたい
- 一つの道具を長く使いたい
- キャンプならではの“ひと手間”を楽しみたい
編集部のひとこと
最近は「簡単」「軽い」「コンパクト」といった特性のキャンプギアが話題になりがちですよね。
でも、あえて手間がかかる道具にも楽しさがあるはずです。M326-Bは、その極端な例なのかもしれません。
冬キャンプに行くのが楽しみになる。そんなキャンプギアに出会えたら最高ですよね!
【基本情報】
貝原バーナー ケロシンストーブ M326-B
- サイズ:縦330×横225(最大)×奥行170mm
- 燃料:灯油
- 重さ:2,300g(乾燥重量)
- 素材:真鍮、ステンレス、アルミ、鋳鉄、耐熱ガラス
- タンク容量:1.5L
- 連続燃焼時間:約5〜5時間30分
- 沸騰能力:500mLの真水を約3分30秒
- 予熱方法:アルコール
- 使用場所:屋外専用
- 価格:110,000円(税込)








