古着テイストの垢抜けウェアがキャンプでも注目度大！【VOIRY】

2024.06.04ファッション

東京・目黒の閑静な住宅街に店舗を構える「VOIRY」。古着好きなオーナーがデザインする「古き良きスタイルを現代に再編集」したというアパレルや雑貨は、肩肘張らずにさらりと身にまとえる親しみやすさでありながら、洗練された雰囲気です。ワークウェアをモチーフにしたパンツなど、動きやすく着心地のいい服がキャンパーの間でも話題！

制作者

hinataストア

hinataスタッフが厳選したアウトドアギアを紹介！ hinataストア公式サイト→https://hinatastore.jp/ hinataストア公式インスタグラムアカウント→@hinatastore_official 新商品・再入荷情報などインスタグラムで配信中♩ぜひフォローしてください！

「古着の空気をまとうデザイン」を求めるファンが全国に

目黒区目黒にあるVOIRY STORE

「VOIRY(ヴォイリー)」は、古着が好きな戸塚克彦さんが2014年に立ち上げたアパレル雑貨ブランド。SNSなどで人気が広まり、倉庫兼ショールームのつもりで目黒に店舗を構えると全国からバイヤーも訪れるようになって、今や雑誌にも紹介されるほどの人気となりました。戸塚さんの古着好きは筋金入りで、若いころに「デニムを育てたい＝倉庫ならデニムをはいて働きながら育てられる！」と、倉庫で働ける会社を探して物流・生産管理の職を選んだほど。

立ち上げ当時に「古着っぽいものってなんだろう？」と考えて、まずつくったのはエプロンだったという戸塚さん。オールドアメリカンなテイストとくたっとした風合いが人気で、今も看板商品の一つです

漠然と夢に描いていた「古着屋をやりたい」という思いがふくらみ、戸塚さんが好きなカラーで古着にも多い「IVORY」をもじってヴォイリーが誕生しました。

VOIRY 戸塚さん

「古着だけで食べていけるかな」と思ったのもあり、古着っぽいエプロンやバッグをつくったのが始まりです。前職の時にお世話になった工場がすごく良くしてくれて、スタートを切れました。

こなれた古着テイストがかっこいいヴォイリーのウェア

日常の中で感じる「こういうの欲しいな」がヒントに

デザインは戸塚さんと奥さんが担当。「あーだこーだ言いながら自分たちが使いたいものや欲しいものをデザインしてつくっています」という通り、たとえば下の写真のウォールポケットは自宅の玄関にずらりと並んでいたコンバースのALL STARを収納したくてつくったもの。

出典：VOIRY

このウォールポケットは「&NUT」とのコラボブランド「VOIRY&NUT」から、サイズを変えて目隠し布を付け、アウトドアギアを入れる「CAMP STOCK SERVICE」としても販売

ほかにも、整体師の施術着から生まれた「DOCTOR PANTS」、農家の人が種子袋を解体して種まきの時に肩から下げていたショルダーバッグを再編集した「SEEDS SACK」など、日常で目に触れたものから多くのアイデアが生まれています。

「ワンマイルウェア」ってキャンプにぴったり

エプロンやバッグが人気のヴォイリーですが、キャンパーの間で注目を集めているのがゆったりとしたシルエットのパンツ。ラフだけどコーディネート幅が広く、ワンマイルウェア(自宅から1マイルの距離で着られる、部屋着と外着の中間)にぴったりです。そとに自分のスペースをつくるキャンプも、まさにワンマイルウェアのテリトリー。シワになりにくく汚れにくい生地やワークウェアをベースにした動きやすいヴォイリーのパンツは、機能面でもアウトドアとの相性抜群です。

こちらの記事もオススメ

【4/7まで】キャンプで着たいレア古着も！スタイリスト平健一自慢の逸品が渋谷パルコに登場

エルブレスのプロが教える、春キャンで着たい「カブらない」ウェアとは

【Outdoor Director's File#1】アールディーズターザンAQZAWA

デイハイクを盛り上げる「熱キャン」とは？BOCCAさんの日本酒＋超速おつまみ体験

お手頃価格もうれしいパンツ3選

そんなヴォイリーのウェアの中から、戸塚さんもおすすめの3種類を紹介。一万円をきる価格のものも多いので、気軽に試せるのがうれしいところです。中には色違いで何本もそろえるファンもいるほど。個性も着心地もこだわったアウトドアウェアを探している人は必見です。

【SUNDAY PANTS】動きやすくてシワになりにくいヴォイリーの定番

おすすめを聞いたとき、戸塚さんが「まずは何よりSUNDAY PANTSですね」というだけあって、リピーターも多い定番商品。シワになりにくく汚れがつきにくい特殊なポリエステル生地と、立ったり座ったりするのも楽ちんなゆったりシルエットはキャンプにぴったり！左右ポケット、右バックポケット、腰ひもが付いているほか、戸塚さん自身が「鍵をいつもここに付けているから、これがないと外着として使えない」というベルトループも完備。

VOIRY 戸塚さん

発色の良い生地を生かして、カラーバリエーションも8～10種類あります。暖かくなってくると明るい色が人気ですね。

このパンツでVOIRYのトリコになる人が続出

【SUNDAY PANTS-LINEN】肌触りよく涼しい生地が夏にぴったり！

2つめに紹介するのは、夏になると毎年登場する「SUNDAY PANTS-LINEN」。シャリ感のあるリネン素材を使用しており、「とても涼しくて夏場には欠かせません」と、戸塚さん自身も愛用。同じ素材でつくられた「D.S CORD-SS_LINEN」というシャツとのセットアップを楽しんでいるユーザーも多く、ファッションアイテムとしての評価も高い一着です。

夏を涼しく過ごせる毎年人気のリネンVer.

【D.P BASIC SHORTS】2024年春の新作は“優等生イメージ”の短パン

最後に紹介するのは、2024年5月に登場したばかりの「D.P BASIC SHORTS」。コットンバックサテン生地を使用したやや股下長めで膝が隠れるくらいのサイズ感は、大人の休日ウェアにもおすすめです。カラーはブラック、ベージュ、グリーン、アイボリーの4種類。ヴォイリーで短パンと言えばビッグショーツの「D.P SHORTS-LINENS」が人気ですが、それよりもちょっぴりよそ行き感が出るシルエットです。

膝が隠れる長さがちょうどいい大人の短パン

2024年で10周年！今後もいっそう注目したいブランド

2014年に設立したヴォイリーは、2024年でちょうど10周年。これまでにアパレル、エプロンやバッグ、雑貨などのオリジナル商品が多数ラインナップされており、古着が好きな人にとってはたまらない世界観です。「あまり派手にはしたくないので、いつもの感じにちょっとプラス」な塩梅で、10周年記念アイテムも検討しているのだそう。まずはhinataストアで人気アイテムをチェックして、ファンになったらぜひ目黒の店舗にも足を運んでみては？