ダイソーの折りたたみバケツを徹底レビュー！スリコやニトリ製品の比較も

軽量かつ省スペースで家での使用だけでなく、アウトドアシーンでも活躍する折りたたみバケツ。折りたたみバケツと一口にいっても、ダイソーで買える折りたたみバケツには、さまざまな大きさがあります。取り外し可能な水切り付きやコード付きなど機能的なバケツでも価格は300円（税込330円）からと、ダイソーらしいお値段です。 この記事では2024年5月現在に購入できるダイソーのバケツを4種用意し、使用や使い勝手を詳しく解説します。ぜひ最後までチェックしてくださいね。

まずはダイソーで購入できる一番スタンダードな「折りたたみバケツ（5L、水切り付き）」を紹介します。このアイテムは、その名の通り取り外し可能な水切り付きで、水だけを捨てられます。 底に凹みがあり、水を流す際に手で支えやすいことに加え、軽量&省スペース設計。取っ手があり排水も簡単です。そして、しっかりとしたつくりに反して軽く、水汲みも苦になりません！

このバケツの容量は最大で5L。家の掃除やキャンプ時の水の運搬など、日常的な用途で使用するには十分な大きさです。

水切りを使うことで、バケツ内の水をスムーズに排水でき、作業を効率的におこなえます。キャンプ中の洗い物や片付けなどもはかどりそうです。 さらに、バケツの底にもひと工夫が！底にある凹みによって、水を流す際に手で支えやすく、水をこぼさずに捨てることができます。

使用後やふだん使わないときは、折りたたんでコンパクトに収納が可能。その厚みはなんとたったの5cm！普通のバケツと比較すると、収納スペースを大幅に節約できます。

10Lは大量の水を使う掃除やつけ置き洗いに最適です。5Lは軽い掃除や持ち運びに便利ですが、10Lは一度に多くの作業をこなせるため、より効率的に使用できます。5Lと10Lどちらも用意して、用途に応じて使い分けても良さそうです。

5Lの折りたたみバケツより、一回り大きいサイズです。重さは500gと5Lサイズとほぼ変わらず10Lも容量があるのかと疑ってしまいますが、5Lのバケツ2杯分の水がしっかり入りました。

ただし、使用する際は、長時間の水の保管は避けたほうがいいかもしれません。満水状態で放置していたところ、折りたたみ部分が下がって、水がこぼれてしまいました。折りたたみ構造でつくられているバケツのため、水を満杯にすると重みに耐えられなくなってしまうようです。

5Lの折りたたみバケツには水切りが付いていますが、10Lには水切りが付いていません。水切りがないことで、水と内容物を分けるような作業がややしづらくなる点にも注意が必要です。

10Lの折りたたみバケツを折りたたむとちょうど5Lがすっぽり入ります。大小重ねて収納でき無駄なスペースが生じず便利です。これなら収納スペースに制限がある車のトランクの中でも、荷物の隙間にさっと入れられます。

アウトドアシーンになじむカーキ色のおしゃれなソフトバスケット。いわゆるバケツとは一味違う長方形のフォルムも魅力です。「ソフトバスケット」の名の通りやわらかい素材で、力を入れずに折りたためます。 折りたたみソフトバスケットのカラーはカーキのほかにネイビーもラインアップ。サイズは5.3Lのほかに、1.35L、3.2L、9.35Lの全4サイズ展開です。

高さは5Lの折りたたみバケツのほうがありますが、容量は、折りたたみソフトバスケットのほうが入ります。

正方形のバケツにはない長方形の形を生かして、小物入れやキャンプギアの収納など、バケツ以外の用途にも使用することができます。カーキのワンカラーで統一されたおしゃれなデザインで、出しっぱなしにしておいても部屋の雰囲気を損ないません。散らばりやすく、乱雑になりそうな小物やペグをさっと整理でき、ものを探す手間も省けますね。

ハンドルが付いているので、キャンプに必要な水の運搬もできます。ソフトバスケット自体が軽いことと、見た目より容量もしっかり入るので、役立つこと間違いなしです！

ソフトバスケットはバケツと同様、スリムに折りたためます。厚みは4cmと5Lサイズの折りたたみバケツよりやや薄いので、いろんな隙間に収納できますよ。

「水汲みバケツ」はコンパクトに収納できるやわらかい素材のバケツです。ロープ付きで、空間を使うつり下げ収納にも便利。ロープがバラバラにならないよう巻き上げ用のハンドルもついています。

5Lの水切り付きバケツとサイズに大きな差はなさそうに見えますが、より多くの水を汲むことができます。バケツがやわらかい素材でできているので、容量が入らないイメージはありますが、実際のところしっかり水を汲むことができそうです。

しっかり水を汲めることも特徴ですが、やわらかい素材でできており、コンパクトに折りたためます！自由自在に形を変えることができるので、収納場所を選びません。

ロープ付きなので、ハンドルを持ち、海にバケツを投げ入れることで水の汲みあげができます。少しのことでは、切れない丈夫なロープです。釣りでは魚を入れるのに、キャンプ場では木に吊り下げるなど、いろいろな用途で使えそうです。

特筆すべきことはなんといっても145gという軽さ。今まで紹介したダイソー製品の中ではダントツで軽いです。 また片手で簡単に折りたたむことができるほか、生地がやわらかいのでせまい隙間にも収納できます。逆にやわらかい素材ゆえに上からのプレッシャーには弱め。バケツの端に雑巾をかけて使うのは難しそうです。

ダイソーはプチプラで購入できることが魅力ですが、ほかのメーカーにも比較的安くて買いやすい折りたたみバケツはあります。 ニトリや3COINS(スリーコインズ)がその代表格としてあげられますが、ダイソーと比較して、ニトリは1,490円(税込)、スリーコインズは550円(税込)とやや高めです。一方で、ニトリは目盛りが付いていたり形状も工夫が凝らされていたりして機能的。スリーコインズはダイソーとほぼ同じ形状ですがおしゃれなカラーリングが魅力です。 また、ダイソーが手がけるブランドのStandard Products(スタンダードプロダクツ)の折りたたみバケツは、8Lのサイズで3色のカラー展開があります。使い勝手はほぼダイソーの製品と変わりませんが、カラーがおしゃれでよりインテリアになじむ工夫が凝らされています。 各ブランドそれぞれ異なる魅力がありますが、試しに使ってみたい人や使用頻度が多くない人は、最も価格が安いダイソーがおすすめです。

ニトリ たためるバケツ(DY03) スリーコインズ 折りたためるバケツ 5L スタンダードプロダクツ 折りたたみバケツ角 8L

折りたたみバケツはアウトドアブランドからも多数展開されていますが、ダイソーならかなり安く買えるので「試しに使ってみたい」という人はぜひチェックしてみてくださいね！ ただし、ダイソーは売切れや終売になってしまう製品も多いため、気になった人は早めに最寄りの店舗をのぞいてみましょう。