韓国発・BEN NEVISからデュオキャンプにぴったりな新幕が上陸！

韓国の「テント・タープ」市場において、その地位を固めつつあるBEN NEVIS。じつは、国内で正規取り扱いをしているのは、アウトドアセレクトショップ「hinataストア」だけ(2023年7月現在)です。 「国内だけでなく、海外の良いキャンプギアもキャンパーに広めたい」と、あらゆる国のブランド約200をリストアップし、吟味している際にhinataストアバイヤーの目に留まったのが2021年のこと。ほかとかぶらない独自のデザインとしっかりとしたブランディング、いちキャンパー目線で「欲しい」と思える商品展開が魅力でした。

バイヤーが惚れ込んだ独特のデザインと素材にこだわった上質感の基盤になっているのは、「スコットランドの名峰Ben Nevis(1,344m)の登山家たちが出しあった知恵を現代的に解釈した」というプロダクトコンセプト。韓国でも6次予約待ちまで発生したことがあるという前述の「オブザーバーシェルター」は、日本国内でも感度の高いキャンパーの間ですでに話題にのぼり始めています。

そんなベンネイビスから新たに登場したのが「Monticot(モンティコット)」。2022年9月に韓国で発売開始し、「hinataストア」でも2023年6月から取り扱いを開始しました。その特徴は、なんといってもテントの壁を感じさせない開放感。 240×246cmのスクエアに近い形状で、入口以外の3方向に、開放可能な最大サイズで作られたメッシュウィンドウを設置。テント内で日差しからは守られながら、心地よい風を感じ、周囲の風景も眺めることが可能です。 2人でゆったり、3人でも快適に使えるサイズ感は、デュオキャンプメインで楽しみたい人にぴったり！

さらに、ポールを使ってフロントパネルをはねあげれば、タープがなくても前室スペースを作れるという仕掛けも。テントの高さに合わせた135cmまで持ち上げられるので、デュオであればこの下で食事や調理も充分できます。

ワンランク上の性能もベンネイビスが誇るポイント。こちらのモンティコットも、テントに使用できる中で最上クラスのリップストップナイロンを使用し、強度を高めています。 さらに、フライシートには防水コーティングが施され、暴風雨にも耐えられる3,000mmの耐水圧。撥水、紫外線遮断コーティングも施されており、あらゆる天候で快適に過ごせるベースとなってくれそう！

設営の簡単さもモンティコットの魅力。軽量で頑丈な自社開発のハブと一体型のポールをまず組み立て、そこにフックで本体を引っかけていくだけで自立します。慣れれば女性一人でも3分かからず設営できるので、のんびりキャンプ場に到着してもすぐにテントが準備できるのが頼もしい！

登山などで使われるバックパッキングテントの構造からインスピレーションを受けて開発されたモンティコットは、本体のみなら5.7kg、付属物を含めても6.5kgと、軽さもまずまず。ツーリングや、車がなくて電車でキャンプ場に行くキャンパーにもおすすめです。

小物が入れられるメッシュポケットやランタンがかけられるフック、テント内の空気を循環させるベンチレーションシステムなど、細部にも使う人の事を考えたこだわりがいっぱい。 デザイン・実用性・品質と、どこをとってもワンランク上を行くモンティコット。デュオ向けの小型テントながら、自然の中でより開放感に浸れるベンネイビスのマインドもしっかり踏襲したテントと言えそうです！ 【基本情報】 使用サイズ：幅240×奥行き246×高さ135cm 収納サイズ：40×20×15cm 重さ(付属品含む)：6.5kg 付属品：グラウンドシート、フライ、専用収納ケース 素材：ナイロン70D/210D(ウォール)、ポリエステル210D(フロア)、ジュラルミン(ポール)

4面から風が通る開放感、タープ代わりに使えるアップライト、簡単な設営…。個性と使い勝手の良さのバランスが絶妙なモンティコットは、「そろそろ本格的なテントが欲しいな」と考えているデュオキャンパーにぜひおすすめしたい逸品。まだまだ国内では使っている人も少ないから、「ほかと被るのは嫌だな」というおしゃれキャンパーのこだわりにもしっかり応えてくれるはず。新幕の候補リストに入れて損はなし！