DOD「カマボコテント」はお座敷スタイルが人気！？真似したくなるレイアウトを厳選

今回取り上げるDODの「カマボコテント」。2016年に発売され、トンネル型テントの人気を一気に高めるなど、DODのテントのなかでも代表的なモデルです。アップデートを繰り返して、2023年現在は「カマボコテント3」が販売中。S・M・Lの3サイズが用意されています。 トンネル型テントは、2ルームテントとしてや、大人数に対応可能なシェルターとしてなど、使い道の幅広さが魅力。長方形＆背の高さを生かしたスペース効率のよさも特長です。それに加えて「カマボコテント」はオプションも充実していて、レイアウトにこだわるキャンパーにとっても魅力たっぷり！

最初に紹介するのはryochan_02さんのレイアウト。無骨さもある王道のキャンプレイアウトといった雰囲気が目をひきます。 「ソロ、ファミリー、グルキャン全て行きます」というryochan_02さんは、もうすぐキャンプ歴4年。ファミリーキャンプは夫婦と小学生の子ども3人で楽しんでいるそうです。 「設営が簡単なトンネル型テントが欲しくて。おしゃれなデザインに惹かれました」と購入した、カマボコテント3Mを使用しています。

「子どもたちがお座敷スタイルでゴロゴロするのが好きなので」と話すryochan_02さん。 レイアウトは、カマボコテントの純正オプション「カマザシキM」を使ったお座敷スタイルのリビングと、テーブル＆チェアを配置したダイニングの2ルーム構成です。 出入りしやすいように、お座敷付近はサイドのパネルをなるべく開放しているそう。

子どもが外遊びに飽きてしまったときのためにプロジェクターは必須だそうで、座敷の奥にDODの「カマボコシアターM」を設置。尾上製作所の「フォールディングラック」がプロジェクターやポータブル電源の置き場所になっています。 今後は「イスとプロジェクターとカマボコシアターだけ設置して、カマボコテントの映画館をやってみたい」というryochan_02さん。長方形で高さもあるトンネル型テントならではのアイデア！

使うギア選びは、「カマボコテントのタンカラーに合わせて、なるべくウッド調やサンドカラーのもので統一しています。黒も映えますね」というryochan_02さん。フィールドアのチェアとベンチがマッチしていて相性がよいそうです。 「ヘキサテーブルの天板に埋め込まれたターコイズの石と、クーラーボックスのターコイズカラーをそろえている」というおしゃれポイントもチラリ。 ヘキサテーブルは、冬にストーブの上に鍋などを置いて、みんなで囲んであったかいご飯が食べられるのが最高なんだとか。

カマボコテントと相性のよいギアとして、クイックキャンプの「焚火陣幕 焔 -homura-」もおすすめしてくれました。写真を見ると、たしかに色合いが近くて統一感があります！

お座敷スタイルで、家族みんながくつろげる空間に仕上げたryochan_02さん。今後は「『チーズタープ』を未所持なので、憧れの“チーカマスタイル”をやってみたいですね」とのこと。

次に紹介するのはshiro_t.s.y_campさんのレイアウト。キュートだけど甘すぎず、ナチュラルなやさしい雰囲気が印象的です。 「数年前から友だち家族と年1回のキャンプには行っていましたが、自分たちでギアをそろえて本格的にキャンプを始めたのは1年半くらい前から」とのことで、夫婦と中学生の息子さんの3人でファミリーキャンプをよく楽しんでいるそうです。 使用しているのはカマボコテント3M。ファミリーキャンプ用にポリエステル素材の2ルームテントを探していて、「元々DODが好きで、コスパ、色味、デザイン、オプションパーツが豊富だったことが決め手になりました」とのこと。

shiro_t.s.y_campさんのレイアウトも、カマザシキMを使ったお座敷スタイル。「フチが立ち上がっていて出入りの際に砂利や芝がシート上に入りにくく、お座敷スタイルには欠かせないアイテムです」とおすすめしてくれました。 テント内をいかに快適にするかが、shiro_t.s.y_campさんのこだわりポイント。こたつを中心にギアを配置して、座ったまま物に手が届くようにしているそうです。 「縦長テントなので圧迫感が出ないように、ギアは背の低いものでそろえるようにしています」 というアイテム選びも参考にしたいところ。

淡い色が好きということで、「ナチュラル系の木製ギアや、白、ベージュ、ブラウン系の色味で統一している」のもアイテム選びのポイント。冬用のストーブも白いものを選んでいて、見事になじんでいます。

中央から中に入って左手はカマボコテント3M付属のインナーテントで寝室に。靴を脱いだ状態でもリビングと寝室を行き来しやすいように、カインズの「アカシアジョイントデッキ」で足場としています。 すでに販売終了したアイテムですが、同様のジョイントデッキがAmazonなどで購入可能です。

「飾る専用のコーナーを設けて韓国雑貨やナチュラル系の小物など、自分の好きなものだけを飾ったりしています」とshiro_t.s.y_campさん。 お気に入りのギアや小物など自分の好きな物を飾ったラックを、入口から見える位置に配置。テントに入って一番に目に入るようにしているそうです。

ラックはコーナンの木製折りたたみタイプで、高さの異なる3段と2段を並べて変化をつけた配置も高ポイント。 写真の3段ラックの最上段にあるスパイスボックスは自作したお気に入りだとか。

焚き火台はサンゾー工務店の「アイアンテーブル」と「ロダン」のセット。ランタンは多くのキャンパーが愛用しているフュアハンドの「ベイビースペシャル276」などを使用しているそうです。

夫婦間で好きなテイストが異なるそうで、テント内と焚き火周り、もしくはテント内で左右半分ずつなど、エリアを決めてお互いのギアを使い分けるようにしているとのこと。 「全体で見れば統一感はないですが、どちらかが我慢して合わせるのではなく、それぞれのキャンプスタイルを楽しんでいます」と、お互いを尊重しあう姿勢がとても素敵です！

今後、カマボコテントでやりたいことを聞くと、「ファミキャンか、ファミグルキャンしかしたことがないので、自分好みのギアで女子キャンもしてみたいです」と話してくれました！

洗練されたキャンプサイトに秘められたこだわりに迫る本企画。間取り図を見ることで、実際のレイアウトをイメージできたのではないでしょうか？自分のサイトのアップデートしていくうえで、ぜひ参考にしてくださいね。 「キャンプサイト間取り拝見！」は毎月更新予定。本記事でこだわりのレイアウトを紹介してほしいという人は、ぜひインスタグラムで「#サイト間取り拝見」のタグを付けて投稿してくださいね。