ギアの収納請負人！オレゴニアンキャンパーのソフトケースが万能すぎる件【奇跡のシンデレラフィット選手権vol.16】

「シンデレラフィット」とは、本来別々の用途で作られた道具が、偶然にもぴったりフィットすること。童話「シンデレラ」のガラスの靴が由来です。 自宅の収納で注目されることが多いシンデレラフィットですが、実はキャンプギアでもピッタリ気持ちよくハマる組み合わせが多発しています。愛用のギアたちを眺めている時に、直感のまま重ねてみたらフィットしたり、さまざまなギアの組み合わせを試行錯誤の末、ようやく至高のコンビに辿り着いたり…。 そんなシンデレラフィットの魅力をひも解くべく、毎月15日に配信している連載企画「奇跡のシンデレラフィット選手権」。インスタグラムで「#シンデレラフィット」とタグの付いた投稿の中から、思わずマネしたくなるキャンプギアの組み合わせを紹介します。

キャンプにハマればハマるほど増える、キャンプギア。キャンプで使うのが待ち遠しくなる一方、収納や持ち運びにまつわる問題が必ず浮上します。愛するギアを保護しつつ、効率良く収納したい。そしてどうせなら「カッコよく」収納したい！と思うのがキャンパーの性ではないでしょうか。 そんなお悩みも、オレゴニアンキャンパーが揃える多種多様なケースの手にかかればスピード解決。どんなギアでもNG無しの対応力と、アウトドア感満載なルックスでキャンパーを虜にします。 あなたのギアにもきっとハマる！創意工夫が詰まったシンデレラフィット収納術を見ていきましょう。

ゴールゼロのLEDライトにゼインアーツのジグ、レッドレンザーのランタンと、多くのアウトドアライトを愛用している＠camp.m.kさん。以前は100円ショップで購入したトラベルポーチに収納していましたが、ポーチの中でライトが転がり、傷がついてしまうのが心配だったんだとか。 そんなお悩みを解決したのが、オレゴニアンキャンパーのギアケース「モールド インフィニティ」です。気に入っているポイントは、ライトの定位置が決められること。ゴムバンドでしっかりと固定できるため、デリケートなライト類の収納も安心です。厚みのある設計で、大きめのライトの収納も可能。

「迷彩柄には1つとして同じものがないため、自分が気に入ったデザインを選んでください」と話してくれました！

武井バーナーのパープルストーブ301Aを収納するにあたり、他のギアやサイトの雰囲気と合わせ、マルチカムブラック柄のケースを探していたという＠sam.w37さん。手持ちのキャンプギアをゴソゴソしていたところ、偶然発見したのがこの「キッチンペーパーホルダー＜SUPER＞」でした。アメリカンサイズの大型キッチンペーパー用のアイテムですが、その大きさ故に持て余していたところ、新たな活用法を発見。

ホルダーと301Aが隙間無くフィットしており、気軽に持ち運べるコンパクトさがうれしい組み合わせ。キッチンペーパーホルダーだからといって侮れない、しっかりとした作りをしており、機密性や耐衝撃性も車載目的で使用するには十分なんだとか。 ジャストフィットしているため、五徳などのアイテムは別に収納する必要があります。忘れ物には気を付けて…！

SUPボードのエアー充填やテントの結露飛ばし、インナーテントの清掃など、アウトドアの様々な場面で活躍するマキタの「ブロワ」。愛用する＠bokkun185さんは、付属品の多さ故に収納がごちゃついてしまう点に困っていました。 そんなお悩みを解決したのが、「セミハードギアバッグ」。本体、バッテリー2つ、充電器、ノズルなど必要な物が全て入り、サイズ感もぴったり。オールインワンで収納できて忘れ物を防げることに加え、どこに何があるかひと目でわかるため紛失も防げるのがイチ押しポイントです。

ケースには程良く厚みがあり、ブロワをしっかり保護してくれます。 中の仕切り板の取り付け方次第で収納の仕方が変えられるので、自分好みにカスタムできる点も最高！

以前からポータブル電源と「モールドキューブ」のシンデレラフィットを実践していたという＠luckyshimaumanさん。新しく購入した「Jackery ポータブル電源 708」を収納してみたところ、驚くほどシンデレラフィットすることが発覚しました。付属のケーブル類も余裕を持って収納することができます。

イチ押しは何と言っても、アウトドアらしい無骨な見た目。純正のケースに収納するよりも、キャンプサイトに溶け込んで雰囲気を演出してくれます。 また付属の仕切り板をポータブル電源の正面にあてがうことで、ぶつけた際の衝撃に耐えられるよう工夫しているんだとか。 「仕切り板無しだとシンデレラフィット。仕切り板を２枚使うとムチムチシンデレラフィット。使い方に合わせてシンデレラ度を変えてみてください」と教えてくれました！

希少な白樺のこぶをくりぬいて作られるマグカップ「ククサ」。フィンランドに古くから伝わる工芸品で、アウトドアシーンでも多くの人が愛用しています。 そんなククサの収納に活躍するのが、ソフトシェルクラブ SSCペティ。＠sumi_daruma8さんは、特注のククサに傷をつけることなく、長く使う中でじっくりと味を出していくために、ケースで保護することにしました。

お気に入りのポイントは、持ち手がついている点。カラビナを使い、バックパックにぶら下げて持ち運んでいます。以前は擦れて黒ずんでしまうこともあったそうですが、ソフトシェルクラブ SSCペティに入れて持ち運ぶことで、汚れや軽い衝撃を防いでくれます。 フタの内側には収納スペースもあり、木製のスプーンを収納するのに重宝しているんだとか！ ククサを油でケアしたあとは要注意。＠sumi_daruma8さんは、アマニ油を塗ったあと、ベタつきを防ぐために数十分自然乾燥させ、布で拭いてから収納しているそう。また「ククサは呼吸をしている」との考えから、保管の際はフタをあけています。「ククサを楽しみながら育てたい」、そんなあふれる愛が生み出したシンデレラフィットでした！

言わずと知れた人気アイテム、イワタニの「焼き上手さんα」。収納ケースを求め、数多のキャンパーがシンデレラフィットを発明しています。保冷バッグをケースとして代替するアイデアなど、キャンパーの創意工夫が詰まった組み合わせがたくさんありますが、@nohesukeさんが辿り着いたのは「ソフトシェルクラブMID」とのシンデレラフィット。

当初はハードケースばかりを探していたそうですが、ソフトケースにしたところ、中身と干渉することなく余裕を持って収納できるように。内側にはメッシュポケットが付いており、トングなどを収納することもできます。 柔らかさが特徴のソフトケースですが、100円ショップのステンレストレーなどを底に敷けば、収納時の安定性も向上。「キャンプの際もトレーの上に焼き上手さんαを載せると、テーブルが汚れなくて一石二鳥ですよ」と教えてくれました。

＠ku_rowa_sanさんが愛用する焚き火台、ベルモントの「tokobi」。以前は購入時に付属した収納袋を使っていましたが、破れやすさや収納のしづらさに悩んでいたんだとか。そこでtokobiの寸法を測り、行きつけのアウトドアショップを訪れたところ、店員さんからおすすめされたのが「ソフトシェルクラブMID」です。

多少雑に入れても収納でき、内側のメッシュポケットには焚き火グッズを一緒に入れられるのがお気に入りのポイント。多くのカラーバリエーションの中から自分のサイトに合う色を選べるのも、オレゴニアンキャンパーのケースならではです。 焚き火の際、使い終わったバーナーを何気なくケースの上に置いたところ、穴が空いてしまったという失敗談も。熱には弱いので、くれぐれもご注意を。

収納に迷える全てのキャンパーを救う、オレゴニアンキャンパーのアイテム。紹介したシンデレラフィットのアイデアを参考に、ギアの装いを変えてみてください！ 次回の「奇跡のシンデレラフィット選手権」は、2023年6月15日(木)に配信予定。とっておきのアイデアを思いついたら、ぜひインスタグラムで「#シンデレラフィット」のタグをつけて教えてください！