ありそうでなかった!アウトドア派にスマッシュヒットな「ミルストローラー」
2024.03.22キャンプ用品
hinata編集部のスタッフが「マイフェイバリット」を独断と偏見で紹介していくシリーズ企画。パパキャンパー奮闘中の亀井が今回お届けするのは、ありそうでなかったミルスペックなテンプラサイクル×バリスティクスの「ベビーカー」です。子どもが成長した今も手放せない、思い出の品だったりもするのです。
制作者
hinata編集部 亀井君典
出版社でのさまざまな月刊誌の編集を経て、WEBメディア業界に転身。本当に好きなアウトドア業界に身を置くべく、hinata編集部にジョインして日々修行中です。趣味は休日の子どもとのキャンプやアクティビティ。楽しみながらの新しいギアや知識の吸収に余念がありません!
Instagram→ https://www.instagram.com/hinata_editors_kamei/
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ミルスペックな「ギア的」ベビーカー
ベビー用品を選ぶときに悩まされていたのが、「実用性とファッション性。どっちを重視するの?」でした。
ファッション性を重視したい気持ちがあるものの、小さな子どものことを考えると、安心して使える物(=あまりカッコ良くない物)になりがちなのが残念なところでもありました。
そんなモヤモヤが続いていたある日、アウトドア系イベントの物販ブースで目に留まったのが、テンプラサイクル×バリスティクスの「ベビーカー(ミルストローラー)」だったのです。
チャリンコや高感度な雑貨を並べることで人気の「テンプラサイクル」と、ミリタリーを落とし込んだアウトドアギアでおなじみの「バリスティクス」のスペシャルタッグ。これはファッション・キャンプ好きの自分にはドンズバすぎる逸品。
テンプラサイクルによる前作のミリタリーな抱っこ紐「ベビーアーマー」の存在は知っていましたが、まさかベビーカーまでリリースしてしまうとは!
ということで、その場で即購入して自宅に持ち帰ったのでした。当時は写真のマルチカムの他に、ブラックマルチカム、ダックハンター、ウッドランドがラインナップされていて、どれにしようか悩んだのもいい思い出です。
既存のベビーカーをベースに、足回りのチューニングとオリジナル生地で仕上げられた、オンリーワンな佇まい。ミルスペック規格のコーデュラナイロンを使用した、カモ柄なルックスだけではない本物のタフさも備えています。
生地は東京の工場で製作されたというのも高ポイント!並べてレイアウトされたタグもなんだかその気にさせてくれちゃいます。
安全な5点式とされたベルトも軍モノライクにデザインされるこだわりようで、子どもが使うだけに留めておくのはもったいない!ちゃんとフードも備えていたり、車輪にはロック機能が設けられていたりと、ベビーカーとしての機能も十分に備えられています。
ありそうでなかった、ミリタリーなベビーカー。ベビーカーが苦手だった子どもも、心なしか喜んで乗車していたような気がします。それ以上に自分が楽しくお出かけできるようになったことは言うまでもありません。
ちなみに、同じ生地が採用された「ミルサコッシュ」も販売されていました。伸縮性のあるポケットの装備や、ペットボトルホルダー、キーフック、ムレを防ぐメッシュ仕様などと機能面もばっちり。なによりベビーカーにシンデレラフィットするサイズ感なのがたまらないところ!
とはいえ、こちらは予算オーバーで購入を見送るしかなかったのが、今でも悔やみきれないところです。
そんなこんなで、子どももすっかり大きくなって使用する機会がなくなりましたが、今でもオブジェの一つとして自宅に鎮座している、親子の思い出の品でもあるのです。
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