制作者
川瀬アヤ
キャンプ歴5年。3人の息子や友人とのオートキャンプがメインです。愛車のJEEPで向かう近場キャンプも、フェリーで向かう離島キャンプも最高!カップラーメンとネトフリで過ごす、脱力系スタイルがお気に入りです。相棒はスノーピークの焚火台Mと、ナンガのオーロラライト450DX。長く使うほど味が出る、武骨で丈夫なギアが大好き。ビンテージも気になります。昆虫採集を楽しめるキャンプ場や楽器演奏OKのキャンプ場を日々開拓中!
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もくじ
ogawaのカーサイドタープは3タイプ
100年以上の歴史を誇る日本のアウトドアブランドogawa。日本の風土を知り尽くした高品質なアイテムの数々は多くのキャンパーから根強い人気を得ています。今回はそのogawaが手がけるカーサイドタープを紹介します!
ogawaのカーサイドタープは以下の3タイプ。
- カーサイドタープALII
- カーサイドシェルターII
- カーサイドリビングDXII
カーサイドタープAL-II | カーサイドシェルターII | カーサイドリビングDX-II | |
使用サイズ | W250×D250×H220cm | W285×D247×H210cm | W330×D320×H200 |
収納サイズ | 58x13x13cm | 68×18×18cm | 69x17.5x17.5cm |
重量 | 約2.0kg | 約3.55kg | 約4.9kg |
耐水圧 | 1,800mm | 1,800mm | 1,800mm |
スカート | なし | あり | あり |
自立 | 不可 | 別売ポール使用で可 | 別売ポール使用で可 |
サイド開閉 | 不可 | 可 | 可 |
付属品 | ポール×2 ピンペグ×2 吸盤フック×2 アンカーバッグ×2 | ポール×2 ピンペグ×13 吸盤フック×2 アンカーバッグ×2 張り綱×4 ハンマー×1 | ポール×6 ピンペグ×9 吸盤フック×2 張り綱×2 ハンマー×1 |
カーサイドタープ→カーサイドシェルター→カーサイドリビングの順にサイズが大きくなり、パーツが多いぶん必然的に重くなっていきます。
外観の大きな違いはサイドの開閉が可能かどうか。カーサイドシェルターとカーサイドリビングはサイドのシートがファスナー開閉でき、不要な場合はロールアップしておくことが可能です。
そして共通しているスペックは耐水圧。1,800mmなので、多少の雨で困ることはありません。また、いずれも車の高さは170〜200cmが適合ですので、必ず車の高さはチェックするようにしましょう。素材はいずれもポリエステルなので、焚き火からは離して設営してください。
カーサイドタープ
3タイプのなかで一番コンパクトなのがこちらのカーサイドタープAL-II。2本のポールをシートに通して吸盤で車に固定し、2カ所ペグダウンして完成!このシンプルさ、扱いやすさが一番の特徴であり、なによりのおすすめポイント。
設営が簡単で使用面積もコンパクトなので、オートのデイキャンプにはもってこい!ソロ〜デュオにちょうどいいサイズ感です。ほかの2タイプとちがってハンマーは付属されていないのでご注意ください。
カーサイドシェルター
カーサイドタープと高さ・奥行きはあまり変わりませんが、幅が35cm大きいので広く感じます。サイドがファスナー開閉できるので、小窓も閉めればプライバシーがしっかり守れるところもポイント。カーサイドタープ同様ポールが2本だけなので設営は見た目より随分簡単で、力も必要ないため女性一人でも短時間で設営できます。
2022年にリニューアルしたカーサイドシェルターは、旧型ではできなかったポールを使っての設営が可能になりました。別売のポールを使用することで車がなくてもシェルターとして使えます!
カーサイドリビング
3タイプの中で一番大きいのがこちらのカーサイドリビング。幅と奥行きがいずれも3mを超えており、ひろびろしたスペースはまさしくリビング。ファミリーでもくつろぐことができ、プライベート感があるのでテントに近い居心地をおぼえます。こちらも別売りのポールを使えば車がなくてもシェルターとして設営できます。
ほかの2タイプに比べてポールの数が多いので設営へのハードルが高く感じますが、実は難易度は思ったほど高くありません。ただ重量と大きさがあるので、安全のために複数人での設営をおすすめします。
ogawaカーサイドシェルターについて本音で語りたい。
ところで筆者はカーサイドシェルターの旧モデルを持っており、何を隠そうそれが我が家にとって初めて購入したタープでした。私一人で子ども3人を連れて出かけることも多く、荷物の運搬が大変なのでオートサイトの利用を前提にカーサイドタープを探していました。そこで、ogawaの3タイプの中から一人で設営できそうでプライバシーも守れそうという理由からカーサイドシェルターを選び、メインで使っています!
そんな私がogawaのカーサイドシェルターについて、ちょっと本音で語ってもいいですか…?
【筆者の基本情報】
- 家族:子どもが3人いる5人家族
- 車:LLサイズのミニバン(車高175cm)
- メインのキャンプスタイル:近場でのオートデイキャンプ
- 特記事項:忘れん坊、雨女
2022年リニューアル!新モデルと旧モデルの違い
2022年にリニューアルしたカーサイドシェルター。新モデルと私が持っている旧モデルとでは使用サイズ、収納サイズ、耐水圧などに変わりはありませんでした。一方最新のリニューアルで大きく変わった点は、
- 内装にランタンフックが加わった
- ガイロープが付属された
- シートにガイロープ用のループが追加された
- ポールでの自立設営が可能になった
- ポールのカラーが黒になった
設営しやすい?
出典:PIXTA
カーサイドシェルターの設営はとても簡単です!YouTubeでイメトレをしてから説明書を片手に設営したところ一人で立てることができました。
また、それまでアウトドア経験がほとんどなかった友人二人に説明書だけ渡して「立てといて」とひどい無茶振りをしたところ、二人で協力して10分程度で設営してくれました。そのくらい設営は簡単なので、アウトドア初心者の方にも心からおすすめできます。
5人家族で広さは足りてる?
5人家族だと、正直広さはギリギリセーフというかんじ。今はまだ末っ子が小さいので、テーブルや椅子をセットしても全員が中に入れますが、上が中学生・末っ子が小学生くらいになるとパンクするでしょう。
大人3人と、当時3歳の末っ子の合計4人で使用したときは問題なくゆったり過ごせました。そのときにタープの中に入れたギアはこちら
カーサイドシェルター内にこれらをレイアウトできました。窓のある面に対して垂直にテーブルを置いて椅子で囲むスタイルで、窮屈に感じることはありませんでした。
付属の吸盤はこわれやすい?
付属の吸盤は今のところ壊れそうにありません!ただ吸盤と車、どちらかが汚れていると吸盤がきちんとくっつきません。また、付着したほこりや砂が擦れて車に傷がついてしまうことも。現地で慌てないためにも吸盤はきれいにしておくことが大切です。ちなみに常に吸盤をきれいにしておく自信がない私は予備で吸盤を買いました。
筋金入りの忘れん坊なので、一度吸盤セットを家に忘れてしまったことがありましたが、ビニール袋を紐がわりにして車にくくりつけるというサバイバル技でリアゲートに設営するハメになりました。吸盤はどうぞお忘れなく。
悪天候でも大丈夫?
出典:PIXTA
大切な日は必ず雨を降らせる雨女なので、例に漏れずよくキャンプでも降られます。カーサイドシェルターを最初に使った日は小雨、2回目も普通に雨が降りましたが、雨が染み入ることもなく私のメンタルとは裏腹にシェルター内はノーダメージでした。
冬休みに行ったデイキャンプでも雪に見舞われましたが、シェルターのスカートに雪が乗ったおかげで風の侵入も少なく、テントが雪で形崩れするようなこともありませんでした。
車に傷は付かない?
ポールが車に接触しない構造なので、車に傷は付いていません。ただ、吸盤の汚れで車に傷がつく可能性がある点は注意。ちなみに車は傷つきませんでしたが、不意に車のスライドドアを開けてしまってシートを思いっきり破ってしまいました…。設営する際は、設営位置やドアの干渉に注意してください。
出典:PIXTA
この、ドアの角でやりました
その後、こちらの接着剤で補修して一命を取り止めました。
カーサイドタープは初心者さんからベテランさんまでおすすめ!
ogawaの技術とアイデアがたくさん詰まったカーサイドタープシリーズ。3タイプの違いや2022年にリニューアルしたカーサイドシェルターの魅力はお伝えできたでしょうか。実際に使ってみて本当におすすめしたいアイテムですので、オートキャンパーさんはぜひogawaカーサイドタープを取り入れてみてくださいね!
車中泊やアウトドアでのスペース確保に役立つアイテムがカーサイドタープです。車の横に十分な空間を確保でき、ポールを設営する手間がないなどのメリットもあります。しかし、まず大切なのは車に合ったサイズ選び。ここでは、ハイエース用にぴったりのカーサイドタープ5つを厳選して紹介します。
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||||||
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商品名 | ogawa カーサイドタープAL-II | ogawa カーサイドシェルターII | ogawa カーサイドリビングDX-II | キャプテンスタッグ ラフォーレアルミツーウェイテーブル (M) | ヘリノックス コンフォートチェア | バンドック ベンチ100 | コールマン リゾートチェア | コーナンオリジナル コーナンラック | Golden Flower 吸盤 | キャプテンスタッグ シームグリップ |
商品リンク | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | 楽天市場 で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る |