2021年に発表されたキャンプ用品・サービスの中から、最も優れたものをhinata編集部が独自に表彰する「hinataアウトドア大賞」。斬新性や読者・スタイリストの声を踏まえ、カテゴリ別の全5部門で大賞を決定しました!締めくくりとなる「サービス」部門の大賞は、アウトドア本来の楽しさに立ち返った会員制フィールド「MOKKI NO MORI」(東京都檜原村)。受賞理由とサービスを創設した秘話を紹介します。
MOKKI NO MORI(モッキノモリ)は、東京都檜原村で2021年10⽉にオープンした会員制のアウトドア森林フィールド。林業事業者の⽣産林や⼭主が持て余していた⼭林の集合体(約45ヘクタール)を、プロの林業家が整備。源流部や広葉樹の雑⽊林など4つのフィールドで構成され、年会費を払えば何度でも無料で使えます。
【基本情報】
住所:東京都西多摩郡檜原村697
会員費:
[シングル会員]110,000円/年(税込)
[ファミリー会員]132,000円/年(税込)
詳細はこちら:モッキノモリ
選定理由
hinata編集部
林業者の減少によって、全国的に森林の維持・管理が難しくなっています。MOKKI NO MORIではアウトドア愛好者の会員にも⼿伝ってもらうことで、持続可能なモデルを⽰そうとしています。電源や温⽔洗浄便座のあるトイレなどがそろった利便性の⾼い環境でのキャンプが注⽬を集めるなか、⾃然の中に⼊るアウトドア本来の楽しさをあらためて提⽰。
サービスは2021年10⽉に始まったばかりですが、アウトドアを通した地⽅創⽣の取り組みのモデルになる期待感も込めて選定しました。