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yama_keenさんのキャンプスタイル

【キャンプの輪】「ミリタリーすぎない」ミリタリー。ザ・ノース・フェイスのビンテージ幕を愛するキャンパーのこだわりとは

キャンパーが知り合いのキャンパーを紹介する好評連載「キャンプの輪」。今回のキャンパーは、キャンプ歴8年で、「マルチカム」と呼ばれる迷彩柄のキャンプギアにこだわるヤマさん(@yama_keen)です。ヤマさんのキャンプスタイルやお気に入りのギアに迫ります!

【キャンプの輪】No.30 ヤマさん

△名前:ヤマさん △Instagramアカウント:@yama_keen △キャンプ歴:約8年 △1年のキャンプ数:約30泊

ヤマさんのキャンプスタイルへのこだわり

━━━━ヤマさんのサイトには統一感を感じますね。キャンプスタイルに具体的なこだわりはありますか? ヤマさん:私の場合は、マルチカム迷彩とオリーブカラーを基調に「ミリタリー」を意識してサイトを組んでいるところがこだわりポイントです。ゴリゴリのミリタリースタイルになり過ぎないよう、アクセントにビンテージとガレージブランドのアイテムを取り入れて、唯一無二の雰囲気があるサイトになるよう心がけています。
━━━━数ある迷彩のなかでも、王道の「マルチカム迷彩」がこだわりなのですね。 ヤマさん:はい!いわゆる「迷彩」と聞いて多くの人がイメージする、カーキや茶をベースにした迷彩なのですが、世界中のミリタリー好きから愛されているだけあってやはり魅力的です。風景になじみつつ、さりげない無骨感があるのがたまらないですね。
━━━━ミリタリー×ビンテージ×ガレージのバランスがいい塩梅ですね。ザ・ノース・フェイスのイエローのテントのポップさも相まって、とても目を惹かれます。 ヤマさん:恥ずかしながら多数集めてしまうほど、ノースフェイスやマーモット、シエラデザインズなどのビンテージテントが好きでして、これも「ミリタリー」と並ぶこだわりのひとつですね。

ヤマさんがキャンプをはじめたきっかけ

━━━━今ではキャンプにどっぷりなヤマさんですが、キャンプを始めた一番最初のきっかけは何ですか? ヤマさん:キャンプを始めたのは、子どもたちが生まれてある程度大きくなったタイミングで「子どもに自然をたくさん感じてほしい」と思ったことがきっかけですね。結果的に私が一番どハマりしてしまいました(笑)。
━━━━こうしてインタビューをしていると「お子さんの成長にプラスになるから」という理由でキャンプを始めて、自分が一番ハマってしまった方は多いですね(笑)! ヤマさんが現在もキャンプを続けたくなる理由は何でしょうか? ヤマさん:キャンプ仲間たちとの宴の楽しさですね。最近はグループキャンプがメインでして、好きな仲間たちと持ち寄ったおいしいご飯とお酒を交えながら楽しく過ごすのが一番幸せです。この楽しさがあるから、ずっと続けているのかもしれません。

ヤマさんの愛用キャンプギア

━━━━続いては、ヤマさんのお気に入りのキャンプギアを教えてください! ヤマさん:最近のお気に入りは、「シェルコン」の愛称でおなじみのスノーピークの定番収納ボックス「シェルフコンテナ」のカスタムパーツ群ですね。自分仕様にカスタムする遊びが楽しくて、ついつい手を加えた結果、原型を留めなくなってしまいました。

①レイリーヒュッゲストア×H&Oの「シェルコンラップ」

ヤマさん:まずはこの「シェルコンラップ」。こちらはシェルフコンテナをラッピングする装飾キットです。冒頭でも言いましたが、マルチカム迷彩が大好きなので、この柄が出た時に「絶対に欲しい」と思いました。自分でコンテナに貼り付けるタイプなので、完成させるのはちょっと大変でしたが、見慣れたギアが格段にかっこよくなりうれしかったですね。 ━━━━これは熊本の新進アウトドアセレクトショップ「レイリーヒュッゲ」と、人気トップクラスのガレージブランド「H&O」のコラボアイテムですね?まるで全塗装したように綺麗に貼り込まれています!お気に入りのマルチカム迷彩になって、シェルコンがさらにサイトになじんでいますね。

②H&O × LOCKFIELD EQUIPMENTの「ウィングトップ」

ヤマさん:続いては、同じく「H&O」の「ウィングトップ」ですね。新進ガレージブランド、「LOCKFIELD EQUIPMENT」とのコラボ品になります。シェルコン用のふた兼天板なのですが、観音開き式になっていて、片方のふたの上に物を置いたまま、もう片方を開いて中身を取り出せる点が便利です。ミリタリー基調のサイトなので、一気に無骨感が出るこの「ウィングトップ」はサイト作りに欠かせません。 ━━━━さまざまなガレージブランドからシェルフコンテナ用の天板が展開されていますが、シェルコンカスタムパーツのパイオニアである「H&O」のものは別格ですよね。見た目はもちろん、実用性の高さもうかがえます。「LOCKFIELD EQUIVALENT 」コラボの天板もタクティカル感があってクール!

③H&O × LOCKFIELD EQUIPMENT の「ブリッジテーブル」

ヤマさん:最後は「ブリッジテーブル」です。シェルコンの横に橋を渡すように取り付けると、収納付きの長テーブルに変身します。コンテナ部分が隠す収納として機能するので、テーブルまわりがスッキリする点が気に入ってます。このシェルコンカスタム3点セットで、サイトの機能性も愛着も大幅にアップしました。 ━━━━すごい!ここまでくると「シェルフコンテナ」とは別の代物ですね。収納ボックスがそのままメインテーブルになると、収納場所のロスがなくなってサイトもスッキリ。機能美を感じます。

ヤマさんのベストキャンプ場

━━━━月2〜3回のペースでキャンプに行かれるヤマさんですが、お気に入りのキャンプ場はありますか? ヤマさん:ふもとっぱらキャンプ場(静岡県富士宮市)ですね。広大なキャンプ場で富士山がドーンって目の前にあると、やっぱり爽快な気分になれます。フリーサイトなので大きく場所を使える所も気に入っていますし、どの角度から写真を撮っても映えるのがいいなと思います。 ━━━━やはり不動の人気のふもとっぱら!一般的な区画サイトに収まらないような大型のテントも張れますもんね。時間や天気、季節で表情を変えるダイナミックな富士山が見えるロケーションは最高です!

ヤマさんの今後のキャンプは?

━━━━こだわりのキャンプスタイルを探究し続けているヤマさんですが、今後やってみたいことはありますか? ヤマさん:同じ趣向のキャンプ仲間と「ビンテージのノースフェイス幕縛り」や「ビンテージのマーモット幕縛り」といった、ギア縛りキャンプを何度か行っているのですが、これが楽しくてですね。同じブランドのビンテージテントをたくさん並べると、壮大な写真が撮れるんです。今後も、こういうなかなか見ることのできない写真を撮りたいし発信していきたいですね。そして、共感できる"変態さん達"と繋がりたいなと思っています(笑)。 ━━━━同じブランドのビンテージテントが並んだ様は圧巻ですね。ここまで来るともはや空間芸術作品にも思えてきます。今後も自身のこだわりを軸に、変態度をさらにさらに深めていってください!

次のキャンパーは?

ヤマさんに紹介していただいたキャンパーさんは誰になるのでしょうか!次回のインタビューもお楽しみに!

キャンプの輪

キャンパーがキャンパーを紹介するキャンプの輪。 「人はなぜ、キャンプにはまってしまうのか」。 キャンプの魅力や、人それぞれのスタイルを紹介します。



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