【キャンプの輪】仲間と過ごす豊かな時間を求めて。年間40泊キャンパーのスタイルとは?
【キャンプの輪】釣り×ハンモック×キャンプ…。外遊びをクロスオーバーさせ続けるアウトドアマンのこだわりとは?
2021.10.26ノウハウ
キャンパーが知り合いのキャンパーを紹介する好評連載「キャンプの輪」。今回のキャンパーは、釣りや自転車、パックラフトなど、さまざまなアクティビティを楽しむアウトドアの達人、ペイさん(@jaypii.jp)です。ハンモックへのこだわりも並ならぬ、ペイさんのキャンプスタイルやお気に入りのギアに迫ります!
制作者
アキモトユウキ
中学時代にワンダーフォーゲル部でキャンプめしの美味さを知って以来、くいしん坊キャンパーの道を歩んで20年。バーベキューは、だんぜん肉の塊派!
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もくじ
【キャンプの輪】No.31 ペイさん
△名前:ペイさん
△Instagramアカウント:@jaypii.jp
△キャンプ歴:約4年
△キャンプの頻度:月約1〜2回
ペイさんのキャンプスタイルへのこだわり
━━━━さまざまなアウトドアアクティビティを楽しんでいるペイさんですが、キャンプでのこだわりはありますか?
ペイさん:家族で行くとき以外は、軽いフットワークでいろんな場所に行きたいので、なるべくコンパクトな装備にしていますね。自然に囲まれながら飲み食いするだけでも楽しいですが、なるべく毎回違った景色、違った過ごし方を楽しみたいという気持ちが強いです。その結果、釣りや登山、川下り、SUP、焚き火、サイクリングなど、どんどん楽しみ方の選択肢が増えていきました。
━━━━これだけ幅広い遊び方をされている方はなかなかいないのでは?シーンに合わせた道具選びも楽しそうですね。
ペイさん:場所や気分に合わせてテントやタープ 、ハンモックを選んで行くのも好きです。特にハンモックは、荷物もコンパクトになり、地面のコンディションに左右されないので、自分のスタイルに欠かせないアイテムになっています。
ペイさんがキャンプをはじめたきっかけ
━━━━今ではアウトドア三昧のペイさんですが、アウトドアやキャンプにはまったきっかけは何だったのですか?
ペイさん:自分のルーツは釣りですね。幼い頃からずっと釣りをやっていたので、自然の中で過ごすことが好きになっていました。大人になって、釣り仲間とアウトドアショップに行ったときに、小さな焚き火台に一目惚れして購入。それをきっかけに日帰りキャンプからはじまり、焚き火を中心にキャンプにはまっていきました。
━━━━釣りへの造詣の深さはそこから来ているのですね。釣りもバス釣り、海釣り、渓流釣りなど幅広いジャンルを網羅されている上、他のアクティビティとクロスオーバーさせているところに個性を感じます。
ペイさん:好きな過ごした方が組み合わさったときは、一番気持ちが上がります。SUPに乗って釣った魚を食べるキャンプとか、登山やサイクリングをして焚き火しながらハンモック泊とか、最高に幸せです。
━━━━おしゃれなサイトを築くスタイルのキャンプもいいですが、遊びに回帰してペイさんのように、さまざまな楽しみ方を開拓していくのも素敵な自然との向き合い方ですね。
ペイさんの愛用キャンプギア
①MSRの個性派テント「Missing Link」
━━━━続いては、ペイさんのお気に入りのキャンプギアを教えてください!
ペイさん:まずはMSRの小型ツーポールテント「ミッシングリンク」。居住性の高さと設営の簡易さを兼ね備えているので、出番が多いテントです。このテントの前でチマチマと焚き火したり、煮炊きしたりして、こじんまり過ごしています。あとは、他のテントにはない、独特な見た目も気に入っています。
━━━━なかなか見かけないレアなテントですね。たった7本のペグで立てられる手軽さ、開放感のある大きなメッシュ窓と広めの前室、本体の重さもたった1.3kg•••、ペイさんのスタイルにがっちり噛み合っているのも納得です。ウルトラライトでありながら、パップテントに通ずる楽しさを感じさせますね。
②知る人ぞ知るUL派ブランド、JINDAIJI MOUNTAIN WORKSの「PB HAMMOCK」
ペイさん:次は、ウルトラライトハイカーに支持されている高尾発のブランド、ジンダイジマウンテンワークスの「PB ハンモック」です。このハンモックはオーダーメイド品で、自分にぴったりな理想のサイズ感で作ってもらいました。このハンモックに行き着くまでに、4本のハンモックを使用し、その上で理想のサイズを算出したので、最高のフィット感です。軽さと寝心地が両立できているバランスの良さも気に入っているポイントです。
━━━━数々のハンモックを渡り歩いた末、行き着いたオーダーハンモック、これは唯一無二のギアですね!ペイさんのギアは軽量コンパクトでありながら、犠牲になりがちなデザインの良さや快適さも兼ね備えたものが多い点にこだわりがにじみ出ていますね。
③Highland Designsのハンモック用スリーピングギア「Tube Quilt」
ペイさん:最後は、登山ショップ「ハイカーズデポ」のブランド・ハイランドデザインズのスリーピングギア「チューブキルト」です。ハンモック泊の際に、体をハンモックごと包む筒型の寝袋で、地面からの冷えを防ぎ、ぬくぬくゆったりと寝ることができます。なんといっても、全身を包まれてる安心感と、暖かさが最高です。通常ハンモックで快適に眠るのに必要な、マットや、アンダーキルト、トップキルトなどが不要になるので、軽量コンパクトで済む点も理にかなってます。厳冬期以外はこれ1つでスリーピングシステムが完結です。
━━━━こんな面白い発想のスリーピングギアがあるんですね!この構造だと、寝袋をずり下げるだけで出入りできるので、夜中のトイレや起床のシーンでのハンモックの乗り降りも楽そうですね。
ペイさんのベストキャンプ場は?
━━━━月1〜2回のペースでキャンプに行かれるペイさんですが、お気に入りのキャンプ場はありますか?
ペイさん:お気に入りは、山梨・西湖の福住キャンプ場ですね。予約なしでフラッと遊びにいける気楽さと、SUP、パックラフト、釣りといったウォーターアクティビティを楽しみながらキャンプできるロケーションが自分に合っています。
ペイさんの今後のキャンプは?
━━━━さまざまな外遊びを経験し、楽しみ方を開拓してきたペイさんですが、今後やってみたいことはありますか?
ペイさん:念願のパックラフトも手に入れたので、いろいろな川を旅しながらキャンプしたり、釣りをしたりしたいですね。
━━━━また遊び方の幅がぐんと広がりそうですね。これからもさまざまな外遊びをクロスオーバーさせて充実したアウトドアライフを送っていただきたいです。
次のキャンパーは?
ペイさんに紹介していただいたキャンパーさんは誰になるのでしょうか!次回のインタビューもお楽しみに!
キャンプの輪
キャンパーがキャンパーを紹介するキャンプの輪。 「人はなぜ、キャンプにはまってしまうのか」。 キャンプの魅力や、人それぞれのスタイルを紹介します。