都心からのアクセス抜群!相模原青野原のキャンプ場2選
支援で清流キャンプサイトの思い出を再び。豪雨被害からの復活を目指す相模原の野呂ロッジキャンプ場
2021.09.21キャンプ場
2021年8月に相模原市を襲った豪雨。同市内の道志川沿いにある「青野原野呂ロッジキャンプ場」は増水によって、キャンプサイトのすべてが流される甚大な被害を受けました。しかし、「これまで支えてくれたファンのために 」「これから家族で思い出をつくる人たちのために」と立ち上がり、クラウドファンディングで災害に強いキャンプ場にする挑戦を始めています。
制作者
oyamada
愛媛県の田舎在住。ほぼ毎週末はキャンプに出かけ、バーベキューや焚き火、テント泊を楽しむ。山・川・海どこでも楽しめるオールラウンダー。
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相模原の老舗キャンプ場「野呂ロッジ」を襲った8月豪雨
「野呂ロッジ」は1963年創業の老舗キャンプ場。三世代にわたって利用する家族も珍しくはなく、ファミリーからソロキャンパーまで、幅広いファンを獲得してきました。
目の前を流れる道志川は、川底が見えるほどの透明度。その絶景から、例年の夏休みシーズンには、バーベキューを楽しむ家族づれや、水遊びをする子どもたちの歓声でにぎわうキャンプ場でした。しかし、2021年8月13日から数日続いた豪雨による川の増水の被害で、今年は残暑が続く中で川で遊ぶ子どもの姿は見られませんでした。
台風からの復旧目前で再び…
川沿いのキャンプ場にとって最大の敵が水害。道志川沿いにある野呂キャンプ場も例外ではなく、2019年の台風19号でキャンプサイトが被災しました。そして今回の被災。ようやく復旧しようとしていた矢先での出来事でした。
市の協力で、宿泊施設の一つであるトレーラーハウスはなんとか避難。しかし、キャンプサイトの土台は洪水で掘り起こされ、跡形もなく消え去ってしまいました。
再びの復旧にかかる期間や資金など、課題は山積。しかし、代表の野呂正人さんは「落ち込んでばかりもいられない」と意を決し、クラウドファンディングを活用した復活を計画。再び立ち上がりました。
復活を目指してクラウドファンディングに挑戦
復活への道は簡単ではありませんが、野呂代表やスタッフを後押ししたのが「これまで多くのファンに支えられてきたからこそ、再び多くの人にキャンプを楽しんでもらいたい」という思い。野呂ロッジは、施設の被害を最小限に抑えられるキャンプ場を造成するため、クラウドファンディングをスタートしました。
クラウドファンディングの目標額は500万円。募集の期間は2021年9月1日(水)10時〜10月29日(金)23時。リターンには「焚き火体験セット(15,000円支援)」や「焚き火&タイニーハウス一泊貸切(10万円支援)」などを用意。希望すれば、どの支援コースにも野呂ロッジのホームページや場内で支援者の名前が掲載・掲示されます。
クラウドファンディング支援で野呂ロッジの復活を応援しよう!
「大自然の美しさだけでなく、ときに脅威となる自然との付き合い方も伝える」という使命感のもと、自然災害に負けない強いキャンプ場を目指す野呂ロッジ。美しい道志川の景色と水遊びではしゃぐ子どもたちの笑顔を取り戻すためには、多くの人の協力が必要です。野呂ロッジのクラウドファンディングに賛同できる方は、詳細ページをチェックしてください。