キャンプの悩みを解決するのは「ファッション」!?今欲しい最注目ウェア
キャンプに行くとき、どんな風に服を決めていますか?汚れてもよく、動きやすい服装というのは当然ですが、「キャンプでの使い勝手のよさ」を考えると、3つのマストアイテムが浮かび上がってきます。気候の変わりやすい自然の中で過ごすこと、長時間着続けること、火を使うことに伴う小さなお悩みは、高機能ウェアで解決できます!
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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もくじ
キャンプで何着てる?最低限押さえておきたい、服選びのポイント
動きやすいこと
設営や火起こしがあるので、当然ですが第一条件は動きやすい服装で。手を伸ばしたりしゃがんだりしても窮屈にならない、ストレッチ素材やゆったりしたシルエットの服を選ぶのがおすすめ。ペグ打ちの際、地面にひざをつくこともあるので、汚れの落ちにくい洋服は避けた方が無難です。
体温調節がしやすいこと
春にキャンプに行く時は、日中は暖かいとはいえ、朝晩はまだまだ冷え込みます。防寒対策は必須ですが、着込みすぎると逆に熱中症や汗が冷えて風邪をひく可能性も。1日の中で気温差が10℃近くになる場合もあるので、脱ぎ着しやすい羽織りものなどを活用して、気温に合わせて体温調節ができるようにしましょう。
キャンプのお助け服①高機能シャツ
インでもアウトでも着られ、ロングシーズン活躍
キャンプシーンで1枚あると重宝するのが長袖シャツ。1枚でも、羽織りものとしても、上にアウターを重ねても使える万能ウェアで、寒暖差の激しい今の時期はもちろん、季節を問わず大活躍してくれます。
日差しの暖かい日中はシャツを主役に。設営や食事の準備で汗ばんでも湿気のこもらない、速乾・吸水性に優れた素材のものを選ぶと、一日中着ていてもサラッと快適でいられます。
上にアウターを着るとこんな感じ。薄手の生地なので重ね着しても着ぶくれせず、スッキリと着こなせます。また、さわやかなマドラスチェックはコーディネートのアクセントにぴったり。手持ちに無地やベーシックな色みの洋服が多いなら、こんなシャツがあるだけで着こなしの幅が広がります。
【コーデ詳細(男性)】
ジャケット:マーモット ロックハーケンジャケット 13,970円(税込)
シャツ:マーモット PLAINチェックシャツ 7,590円(税込)
その他私物
【コーデ詳細(女性)】
ジャケット:マーモット
ロックハーケンジャケット13,970円(税込)
シャツ:マーモット ギンガムチェックシャツ 7,590円(税込)
その他私物
脱ぎ着がしやすい
体温調整という観点でも、長袖シャツは超優秀。テントの設営で体を動かした後、暑くなったらサッと脱げばOK。日焼けが気になる人は、袖をまくるだけでも涼しいです。気温に合わせて脱ぎ着しやすいというのは、キャンパーにとってうれしいポイント。
キャンプのお助け服②トレッキングパンツ
動きやすさ重視の設計
名前の通り「トレッキング(登山)」用に作られているトレッキングパンツは、キャンプにももってこい。山道での歩行を妨げないよう、脚の構造に合わせたシルエットになっています。マーモットのパンツはストレッチ素材が使われているので、より動きやすくておすすめ。
【コーデ詳細】
パンツ: マーモット トレッキングストレッチパンツ 8,690円(税込)
キャップ:マーモット ビーシーワークキャップ 4,730円(税込)
肩に巻いたシャツ:マーモット PLAINチェックシャツ 7,590円(税込)
その他私物
ベルト付きでずり落ちてこない
登山をする際、どんな体勢でも快適でいられるように、トレッキングパンツにはフィット感を微調整するためのベルトが付いているものも多いです。キャンプの際はポケットにトーチやナイフを入れることもあり、普段履いているパンツでも意外とずり落ちが気になってしまうことも。その点、トレッキングパンツならストレスフリーです。
撥水性もあると安心!
はき心地がよくて動きやすいほか、生地の撥水性も気になるポイント。調理や洗い物で水仕事をする際、うっかり服が濡れてしまうこともよくあります。登山中に急な雨に見舞われることもあるので、トレッキングパンツの中でも撥水性のあるものを選ぶのが賢い選択です。
【コーデ詳細】
インナー:マーモット Ascent ロングスリーブTシャツ 5,390円(税込)
パンツ:マーモット トレッキングストレッチパンツ 8,690円(税込)
その他私物
キャンプのお助け服③ベスト
風を防ぐのに腕まわりが楽!
こまめに脱ぎ着できるよう、キャンプでは重ね着が便利。ですが、春は「ジャケットを着るほどではないけど、脱ぐと肌寒い」という微妙な気温の日も多いです。そんな時に役立つのがベスト。冷たい風は防いでくれますが、腕まわりは布がないので暑苦しくもありません。ナイロン素材のベストは軽いので持ち運びやすく、着心地も抜群。荷物に1枚入れておくと重宝します。
意外とうれしい、大きめポケット
アウトドアベストは大体がポケット付き。細かい部分ですが、ジャケットを脱いで薄着になる春夏は、意外と「あれ、ポケットがない…」なんて状況がままあります。お手洗いなどでちょっとテントを離れたいときに、スマホと財布を手で持って歩くのはやや面倒。ベストがあれば、小物をちょっとしまっておくのに便利。
見た目も機能も妥協しない服選びで、キャンプをもっと楽しもう
楽しいキャンプにも小さな悩みはつきものですが、服選びを工夫するだけで、ちょっとしたストレスから解放されるかもしれません。いよいよ来るキャンプのハイシーズンに向け、おしゃれで使えるウェアを準備しておきましょう!