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馬場長金物のナタ

薪割りに特化したナタが登場!新ブランドBABACHOがブッシュクラフトもできる切れ味を実現

モノ作りの街・新潟県燕三条にある老舗の金物卸問屋「馬場長金物」。同社のオリジナルブランド「BABACHO」が、焚き火の薪割りに特化したナタ「多喜火鉈」をリリースしました。ナイフのように使えるコンパクトさと、薪割りができる耐久性の両立は、新潟燕三条産のなせる技。初心者から上級者まで、焚き火をさらに楽しくしてくれる一本に仕上がっています。


【再入荷】BABACHO 多喜火鉈

9,350円(税込)


待望されていた薪割りのナタ

薪割りできるBABACHOのナタ
BABACHOは、金物卸問屋「馬場長金物」が立ち上げた自社ブランド。「イメージ通りの使い勝手を、燕三条の熟練の技術で裏付けしたツール」をコンセプトに掲げています。今回の新作「多喜火鉈(たきびなた)」は新潟燕三条のナタメーカーとコラボレーションした刃渡り110mmのナタ。燕三条の技術が生み出す安心感は、その切れ味と耐久性によって感じられます。 ▼馬場長金物のナイフケースブランド「ノマディフ」はこちら

「なければ自分で作るしかない!」

ナタとケース
馬場長金物の馬場眞樹社長が薪割りに特化したナタを開発したのは、「妻と共通の趣味を持ちたい」とキャンプをはじめたのがきっかけです。 それまでインドア派だった馬場さんの奥さんでしたが、近所の河原でのコーヒーに誘うと、外で飲むコーヒーのおいしさに感動。夫婦のアウトドアでの時間が増えていきました。特に「中学時代に食べた焼きマシュマロが忘れられない」と要望を受け、馬場社長は思い出の味を実現させるため、焚き火台セットと薪を購入。 ただ、市販の片刃のナタでは薪がうまく割れなかったため、両刃仕様の竹割ナタに変更。薪割りがスムーズにできるようになりましたが、次なる問題に直面します。両刃のナタで、フェザースティック(木の棒を細かく削って作る焚き付け)作りに挑戦しようとすると、大きさと重さで手が疲れてしまうことが判明。メーカーに聞いても「小ぶりで切れ味と耐久性のあるナタ」はなく、「自分で作るしかない」と考え、商品化を実現しました。

切れ味と耐久性を両立させたナタ

耐久性に優れたフルタングのデザイン

バドニングも簡単にできるBABACHOのナタ
多喜火鉈は、ナイフのように使えながらも、ナタらしいデザインを残したのが特長。「当初のデザインではモーラナイフ(スウェーデンを代表するナイフブランド)を意識していましたが、一般の方にも意見を募ると、ナタらしいデザインが人気でした。モーラナイフは見慣れていて、逆に今の形状が新鮮に映ったようです」(馬場社長)。
細い薪を作るバトニングのための耐久性は折り紙付き。刃とハンドル部の接合部の折れをなくすため、持ち手から刃までが一体となったフルタング仕様のデザインになっています。さらに、硬さと耐摩耗性に優れたSK鋼材(炭素工具鋼鋼材)の5mmの刃を採用。アウトドアでのハードな仕様を想定した、妥協のない作りに仕上がっています。

フェザースティックが作れる切れ味

フェザースティックが作れるBABACHOのナタ
両刃仕様で、馬場社長が目指していたフェザースティックも作れるナイフのような切れ味も実現。一般的に販売されているナタよりかは一回り小さいサイズで、細かい作業もできるのが、ほかのナタとは違う「多喜火鉈」の強みです。これまでブッシュクラフトを経験したことのない女性や子供も扱いやすいサイズで、キャンプ初心者に自然の中で「非日常」の作業を楽しませてくれます。

妥協なしのケース付き

ケースを装着したナタ
多喜火鉈は専用の牛革ケース付き。全長約245mのナタ本体は240gで、ケースは60g。腰に身に付けておけ、ほしい瞬間にさっと取り出せます。 馬場社長はhinata編集部の取材で「ネーミングは字の通り、多くの人に喜んでもらいたいという思いが込められています。多喜火鉈を使って、キャンプと焚き火を楽しんでいただければと思っています」と話してくれました。
ナタのケース
【基本情報】
  • 商品名:多喜火鉈
  • サイズ:[全長]245mm、[刃渡]110mm、[刃幅]26mm、[板厚]5mm
  • 重さ:約300g(革ケース含む)
  • 販売価格:9,350円(税込)
購入はこちら:馬場長金物本店(現在品切れ中)

薪割りを楽しみに変える多喜火鉈

金物の街として知られ、数多くのアウトドアメーカーが拠点を構える燕三条。同地域の技術に裏付けされた多喜火鉈は、焚き火の薪割りをただの作業ではなく、楽しみに変えてくれる1本です。

【再入荷】BABACHO 多喜火鉈

9,350円(税込)




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