山梨県にあるスリー ストーンを解説！甲府の夜景が楽しめる！

スリーストーンは山梨県甲府市の中央市街地から少し離れた、山の中腹にあるキャンプ場です。宿泊方法はおおまかにフリーサイトに持参したテントを張る方法と、常設のティピに泊まる方法の2つに分けられます。管理棟がないため管理人が常駐しておらず、受付時にキャンプ場へ到着時に電話する必要がありますが、チェックイン/アウトが厳密ではなく、宿泊はチェックインからおよそ24時間で一日計算、というゆったりした管理体制になっています。

天気が良ければ甲府の夜景と富士山を存分に堪能できるスリーストーン。市街地が近いため、夜間でも音が絶えるということはなさそう。あまり静かすぎると不気味と感じてしまうキャンパーにはいいかもしれません。

スリーストーンはフリーサイトとティピ利用の2パターンに分かれています。フリーサイトはテントやタープ一張りにつき料金がかかり、ソロテントで1,000円、2～3人用の中大型テントになると最大3,000円まで変動します。フリーサイト自体がやや小規模のため、1グループに1テント1タープの計算で4〜5組ほどのスペースになります。

ティピはAからCタイプまであり、A,Bは1～3人用で床面がシートのみ、ティピCは4人サイズで床面がフローリングのしっかりしたものになっています。それぞれ薪ストーブと電源付きですが、薪代などの別途料金は必要です。薪はサイトの一角に置かれており1,000円で使い放題ですが、露天に置かれており湿気っていることもあるので、雨が続いた週などは事前準備も検討しましょう。

スリーストーン最大の魅力として、テント上から南に広がる甲府市内の眺望が一望できる点が人気です。開けた南側と異なり、北の山側には民家が近くにありますのでテントを張る方向は一択ですが、サイトは景色が見やすいように広がっているので、別組のテントで見えなくなるということもありません。また天気が良ければ市街の向こうに富士山を望むこともできます。

またスリーストーンには珍しい設備として、キャンプ場内にモンゴル式テントがあり、テント内では週末限定でバーがオープンされています。食事はなくドリンクのみの提供ですがカウンターからはフリーサイトと同様に甲府の夜景も楽しめますし、何よりキャンプ場では珍しくカクテルを楽しめるのがよいポイントです。

スリーストーンは山の中腹に位置するため、徒歩範囲に他の施設などはありません。しかし周辺には少し足を延ばせば山梨県立博物館や武田信玄公ゆかりの武田神社など、甲府市内の観光スポットが間近にあります。ほかにも5kmほど離れた昇仙峡ロープウェイを利用すれば頂からは南アルプス連峰・茅ヶ岳・奥秩父岳を一望できる羅漢寺山でのちょっとした登山や、市内には家族向けの公園として遊具も豊富な曽根丘陵公園や、八代ふるさと公園といったスポットが見所です。

昨今はキャンプ汗を流せる温泉施設は重要視されますが、スリーストーン周辺には約13kmほどの位置に山梨キャンパーに知名度の高いほったらかし温泉(800円/人)をはじめ、約5kmほどの市街に日帰り入浴可能な源泉湯燈屋(900円/人)など入浴環境には恵まれています。

甲府市街に近いスリーストーンは、訪問前の買い出しも容易です。最寄りのアマノパークス甲府東店は距離にして約4kmほどですし、市内にはイオンや山梨を中心としたオギノスーパーなど、10を超えるスーパーが候補にあります。

甲府市街から近く、交通の便に優れるスリーストーンですが、多くのカーナビやグーグルマップでは最短ルートが正しく表示されにくいようです。そのため公式サイトでも周辺の道路事情を動画にして公開しています。訪問前に一度見ておくのがベターです。

スリーストーンの天候は山梨の甲府市街にかなり近いため、天候もほぼ同じと考えると予報の精度としてはかなり信用できそうです。 詳しくはこちら：甲府の天気

住所：山梨県甲府市横根町​1182-338-2 電話：080-9566-2251 営業期間：通年 料金： 入場料：1,000円 テント一張：1～3,000円 タープ一張：1,000円 ティピA：4,000円 ティピB：6,000円 ティピC：15,000円 チェックイン / ：チェックアウト： フリー 公式はこちら：スリーストーン

スリーストーンは市街地から近いことによって交通の便に優れ、眺めや夜景を楽しめるといった魅力があります。大自然より夜景とお酒を楽しむためにちょっと足を延ばしたい、そんなキャンパーさんはぜひ次回のキャンプでスリーストーンを訪れてみてください。