オリジナルモデル復刻!「ティンバーランド」の80年代ハイキングシューズ「ユーロハイカー」発売中
ティンバーランドの話題の新作を履いてみた!キャンプ場での着用感をレポート
2020.03.29ファッション
黄色いマットなレザーブーツで知られる「Timberland(ティンバーランド)」。2020年の春夏新作では、アウトドアでも街でも履くのが楽しくなるブーツが登場しました。アウトドア好きの間でも話題になっている新作をhinata編集部員がキャンプで着用。実際に履いて分かったティンバーランドの新作ブーツの魅力をレポートします。
制作者
キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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ティンバーランドとは
ティンバーランドは1973年に世界で初めて完全防水のブーツを発表したアウトドアブランド。多くのアウトドア愛好家の足元を長年守ってきました。環境活動にも力を入れており、「Nature Needs Heroes」(自然はヒーローを必要としている)というスローガンを掲げ、2020年春夏の新作でもエコな素材を採用するだけでなく、よりグリーンな未来を目指して、植樹活動にも積極的に取り組んでいます。
ティンバーランドが発揮する強みとは?
hinata編集部員がキャンプで着用!
日本でティンバーランドというと、「街で履くおしゃれな靴」というイメージが強い人が多いのも事実。ただ、もともとは登山者やハイカーが愛用して履いていただけあって、履き心地の良さと機能性には実績があります。今回は、hinata編集部の男性スタッフ、アベが実際にキャンプシーンで着用し、アウトドアでの実用性を確かめてきました。
突然の雨や水際でのアクティビティに強い防水性
アウトドアブーツとして世界で初めて完全防水を実現したティンバーランド。長年アウトドアやタウンユースとして愛用されるのも、高い防水性があってこそです。実際、今回のキャンプはレイクサイドで水際を歩くこともありましたが、水に濡れても全く染み込みませんでした。
テントサイトの様々な環境に対応
キャンプ場のテントサイトには、砂地や芝、雨が降った後のぬかるみなどがあり、砂ぼこりや泥などの汚れが気になってしまうもの。ティンバーランドのレザーは防水だけでなく、汚れにくい作りにもなっているのが特長です。
ブーツの表面は桃の皮のように細かい毛で覆われているので、一見して汚れているように見えても、汚れは毛の上に乗っている状態。アウトドアで外遊びを満喫した後に、馬毛などのブラシで軽く払うだけで汚れを落とせるのもうれしい特長。どんなテントサイトでも汚れを気にせずガシガシ歩けるのは、キャンパーにとってはありがたいポイントでした。
テント設営時は動きやすい!柔らかいアッパーとソール
「柔らかい!」。履いてみた時の印象は、一般的にイメージされがちなブーツのイメージを覆すもの。通常のレザーブーツよりもアッパーが柔らかく、ブーツシャフト(足首から上の筒状の部分)のフィット感が抜群でした。
写真はテント設営のためにペグを打ち込んでいる1コマ。キャンプシーンでは立ち上がったり、しゃがんだりする動作が多くなりますが、アッパーとソールが見た目以上に柔らかいので、実は動きやすいことも意外な発見でした。
夜間のお風呂時や買い出しに安全!かかと部分の反射テープ
キャンプ場に行くと、敷地内や近隣は外灯が少なく、夜間は暗い場所が多くあります。お風呂や買い出しで移動する際に、暗い中を歩くため、近くを通る車から歩行者が認識しにくいことも。そこで安心なのが、かかと部分の白いリフレクティブテープ(反射テープ)。ドライバーに見つけてもらいやすくなるのはもちろん、デザインのアクセントとしても靴のデザインを引き立てています。
長年愛される理由がわかる一足
タウンユースのイメージが強いティンバーランドでしたが、2日履き続けても快適に過ごせました。その理由は何よりも、ブーツの作り自体がアウトドア向けの本格的な仕様だからこそ。創業からアウトドアの愛好家に支持されている理由が分かる一足でした。
今回ご紹介したアイテムはこちら
【基本情報】
素材:ヌバックレザー
サイズ展開:25.0~30.0cm
サイズ:MEN 9.0 (JP/27.0cm): 幅11.0 ヒール4.0 重量(g)770
カラー展開:ウィート、ブラック、ダークグリーン
まとめ
実際に履いたことであらためて分かった、アップデートされ続けるデザインと機能。今までのタウンユースのイメージを覆すものとなっていました。キャンプでもおしゃれに安心して履きたい人にはおすすめの一足です。