手作りキャンドルの簡単な作り方!100均材料でかわいいキャンドルが作れる
2023.03.23ノウハウ
キャンドルは火を灯して楽しむだけでなく、インテリアにも向いているおしゃれアイテム!今回は、簡単でシンプルなキャンドルから、ちょっとアレンジしたものまで、手作りキャンドルの魅力と作り方を紹介!材料や道具は手芸屋さんだけでなく100円均一ショップでも手軽に手に入るので、レシピを参考にしてお気に入りのキャンドルを作ってみましょう!
もくじ
キャンプシーンでも映える!おしゃれな手作りキャンドル
キャンプでは、自然が多く人工的な光が少ない環境だからこそ、温かみのある火の光に癒されますよね。
キャンドルも毎回購入すると費用がかさんでしまいますが、自分で作れば、テントやタープなどの雰囲気に合わせて安価で作ることができます。自分で作ったキャンドルに火を灯して過ごす夜は、特別な夜になること間違いなし!今回は簡単でおしゃれなキャンドルの作り方をお伝えします。
アロマキャンドルを手作りすれば虫除けにもなる!
キャンドルに虫が嫌がる香りのアロマを入れれば、虫よけになります!香りは爽やかなシトロネラ、レモンユーカリ、レモングラスなどがおすすめです。ここではそれぞれの香りが心に与える癒し効果を紹介していきます!
明るく前向きになりたい時に!シトロネラ
シトロネラはレモングラスなどのハーブと同じイネ科の植物です。柑橘系のフレッシュな香りが特徴で、不安な気持ちや、ネガティブな気持ちを和らげる効果が。その他にもリフレッシュ効果や抗うつ作用などもあるので、気持ちを切り替えて明るく前向きになりたい時におすすめの香りです。
リラックスタイムに最適 レモンユーカリ
レモンユーカリは爽やかなレモンの香りのする木です。香りを嗅ぐことで、精神の昂ぶりやイライラを落ち着かせる手助けをしてくれると考えられており、ストレスや緊張など、疲労を感じている時や気持ちが落ち込んでいる時などに使われることが多いです。抗菌作用なども期待でき、リラックスタイムに最適!
疲れた心を癒したい時に!レモングラス
レモングラスはインド原産のイネ科の植物です。料理の味付けやハーブティーにも使われることでなじみがあるように、疲れた心を元気にしてくれる効果があるのでよく使用されています。
スッキリした爽やかな香りなので、モヤモヤした気持ちを整えたい時におすすめです。元気が出ることでポジティブになり、チャレンジ精神が湧いてくる効果も期待できます。
出典:Amazon
お試しにちょうど良い、5mlサイズのアロマ小瓶の6本セットです。こちらの商品は「リラックス」「シトラス」「リフレッシュ」等さまざまなセットが揃っているので、作リたいキャンドルの種類によって選びましょう。
【基本情報】
- 香り:アソート
- ブランド:ナゴミアロマ (NAGOMI AROMA)
- 液体容量:5ml×6本
基本のキャンドルの作り方
手作りキャンドルの基本となる、ベーシックな作り方を紹介します。応用編はこの作り方にいくつか工程が加わるだけなので、まずは基本の作り方を押さえておきましょう!
100均でほぼそろう!キャンドルの材料
【キャンドルの材料】
ご覧のとおり、キャンドルに使う材料は100均でほぼほぼ揃えられるのです。- 鍋とボウル
- クレヨン1色
- ろうそく3号サイズ×4本(台座が付いているタイプがオススメ)
- 紙コップ1個
- 割りばし4本
- カッターナイフ
- 輪ゴム1つ
- ハサミ
手順①ろうそくをとかす
まずろうそくを適当な大きさに割り、ボウルに入れましょう。次にお湯が沸いた鍋にボウルを入れ、湯せんで溶かします。
手順②キャンドルの芯を取り出す
ろうそくは溶けると透明な液体になり、ろうそくの芯(白いひも)が出てきますので、タイミングをみて割りばしなどで取り除きましょう。この白いひもは芯として使用するので、捨てないでください!ひもは熱いので、火傷しないよう取り扱いには十分注意しましょう。
高さのあるキャンドルを作るために長い芯が必要だったり、小さなキャンドルをたくさん作るために短い芯が必要だったりする場合には、タコ糸でも代用可能です。タコ糸がない場合はティッシュペーパーを細くよじったものでも芯の代わりにすることができます!
手順③クレヨンで色をつける
クレヨンをカッターで削ります。クレヨンは細かくカッターで削っておくと溶けやすくなります。削り終わったら、湯煎(ゆせん)でろうそくに溶かして色をつけましょう。湯煎の際には、鍋の火力は弱火がおすすめです。直火で溶かすと発火の恐れがありますので、必ず湯煎で行いましょう。
手順④型にろうそくを流し込む
芯を紙コップの中心に設置し、紙コップに溶かしたろうそくを流し入れます。紙コップの底に穴を開け、穴に芯を通してから底をガムテープなどでふさぎましょう。
次に、芯を割り箸で挟み、芯が紙コップの中心に来るように、割りばしを紙コップの底の反対部分に橋渡しして設置します。固定ができたら、ろうそくの液体を紙コップの中に注ぎましょう。この時、ろうそくが割り箸にかからないように注意!そのまま1~2時間ほど放置します。
手順⑤型からキャンドルを取り出す
最後に仕上げ作業を行います。ろうそくが固まってきたら、芯を割り箸から外してハサミで紙コップを解体します。紙コップからキャンドルが出てきたら、芯の長さを整えて完成です!
出典:Amazon
安心の国産ブランド、カメヤマキャンドルの3号サイズのローソク。少し大きめのサイズなので素材としても扱いやすく、初めてキャンドルを手作りする方にもおすすめ。
【基本情報】
- ブランド:カメヤマ
- サイズ:3号/φ92×67×152mm
- 重量:450g
- 本数:20本
応用①きれいなグラデーションキャンドルの作り方
グラデーションキャンドルは単色のキャンドルよりも一気に見栄えも華やかになります。作り方は簡単で、材料も先ほど紹介したキャンドルのものを基本として準備すれば、簡単に揃えることができます!
グラデーションキャンドルの材料
グラデーションキャンドルは基本のキャンドル材料に少しプラスするだけで作ることができます。
【グラデーションキャンドルの材料】
- ろうそく3本(追加)
- クレヨン1本(追加)
グラデーションキャンドルの作り方
- ろうそくと1本目のクレヨンを溶かす 基本のキャンドルの作り方と同様に、1本分のろうそくを湯煎(ゆせん)し、型に流し入れます。
- ろうそくと2本目のクレヨンを溶かす 1本目のろうそくの上に重ねる色を作ります。1本目のろうそくを注いだら、すぐに2本目の作業に取り掛かりましょう!作り方は1本目と同じですが、注ぐタイミングは1本目のろうそくが固まってからにしましょう。
- 仕上作業 2本目のろうそくが完全に固まったら、芯から割りばしを外し、ハサミで紙コップを解体します。紙コップからキャンドルを取り出したら、芯を整えて完成です!
色数を増やしてみよう!
作り方①の工程を何度も繰り返すことで、簡単に色を増やすことができるのがグラデーションキャンドルの魅力。色数が多い場合はあらかじめクレヨンを削っておいたり、ろうそくを割っておくことで作業がスムーズになります。
出典:Amazon
キャンドル作りのためのワックス染料。ムラなく着色でき、他のカラーと混ざっても濁らずきれいに発色します。24色入りなので、複雑なカラーを再現したい時にもおすすめ!
【基本情報】
- ブランド:iBase
- 重量:約2g×24
- 色数:24色
応用②かわいいマーブルキャンドルの作り方
グラデーションキャンドルに比べてポップで可愛らしい印象が特徴のマーブルキャンドル。このキャンドルも基本の材料にクレヨンや紙コップをくわえることで簡単に作ることができます。
マーブルキャンドルの材料
マーブルキャンドルは基本のキャンドル材料に以下を加えて作成します。
【マーブルキャンドルの材料】
- ろうそく(3合サイズ)3本追加
- クレヨンの好きな色を1色追加
- 紙コップ1つ追加
- 型または紙コップ ※型の場合は中が透けて見えるもの
マーブルキャンドルの作り方
- 2色のろうそく液を同時に作る ろうそく液の作り方は基本の作り方と同じ。マーブルキャンドルは同時に2色のろうそくを使って作成していきます。固まるのが早いため、2色とも一緒のタイミングで溶かしましょう!
- 溶かしたろうそくを型へ流し入れる 基本の作り方同様、紙コップに芯をセットした後、溶かしたろうそくを型へ流し入れます。この時、でき上がりをイメージしながら1色ずつ入れていきましょう。2色目はどのあたりにマーブルを作りたいかをイメージしながら入れていきます。マーブルをしっかり見せたい場合は型の端から流し入れると良いでしょう!
- マーブル模様を作る 2色のろうそくを入れ終えたら、爪楊枝で2色のろうそくがぶつかるところを混ぜるようにしてマーブル模様にしていきます。
- 仕上作業 ろうそくが固まったら、白い紐から割りばしを外して長さを調整して完成! マーブルキャンドルは模様を描いていくため、中が見える耐熱の型の方がおすすめですが、紙コップでも同様の方法で作ることができます。紙コップで作る際には、基本のキャンドルと同じ様にろうそくが固まったら芯を割りばしから外し、ハサミで紙コップを解体しましょう。芯を短く切り整えたら完成です!
混ぜすぎないのがポイント!
マーブルキャンドルは混ぜすぎないのがポイント!マーブル模様を作る際に、混ぜすぎるとマーブル模様がなくなってグラデーションになったり、濁った色になったりしてしまうので、そーっと優しく2色のろうそくを混ぜましょう。また、たくさんの色を混ぜすぎても、色がきれいに見えず、ごちゃごちゃとした印象になってしまうので注意。でき上がりのキャンドルをイメージしながら色の配置をしていくとよいでしょう。
応用③透明なジェルキャンドルの作り方
ジェルキャンドルとはジェルワックスという透明な素材で仕上げるキャンドルのこと。通常のパラフィンワックスと違ってクリアな素材の為、まるで水の中にオブジェが入っているような美しいキャンドルを作ることができます。
ジェルキャンドルの材料
ジェルキャンドルは基本のキャンドル材料で使った紙コップやクレヨンではなく、ジェルキャンドル専用の素材を使用して作成していきます。
-
【ジェルキャンドルの材料】
- ジェルワックス
- キャンドル芯 ※今までは芯はたこ糸等で代用できましたが、ジェルキャンドルはジェルコーティングされたキャンドル芯が必要となります
- 耐熱性容器(ガラス瓶)
- デコレーション用の材料 -カラーサンド -貝殻 -ラメ・スパンコール -ガラス細工・ビー玉 -ドライフラワー・ドライフルーツ など
- 鍋orホーローマグorステンレスカップ
- スプーン
- 割り箸
- はさみ
ジェルキャンドルの作り方
ジェルキャンドル は、作る工程が簡単なのでお子様と一緒に手作りを楽しめますよ。ゼリー状の質感で触り心地もよく、お菓子のゼリーを作っているような感覚で作ることができます。ジェルを溶かしたり、流し込む過程は危険ですので必ず大人の方が一緒に作業を行うようにしてくださいね。
- キャンドル芯を準備する 割り箸で挟んで固定したキャンドル芯をガラス容器に橋渡しをしてセットします。
- ガラス容器にデコレーションする でき上がりをイメージして、カラーサンドや貝殻などのデコレーションの材料をガラス容器の中に飾り付けます。
- ジェルワックスを溶かす ジェルワックスを溶かす方法は湯煎(ゆせん)とIHヒーターの2種類。直火で溶かすと温度が上がりすぎて引火する危険があるため注意しましょう。
- ジェルワックスを流し込み、しっかりと固まるまで待つ 飾り付けをしておいた容器へ、少しずつジェルワックスを流し込みます。
- 仕上げ作業 キャンドル芯をハサミで切り、長さを調整します。
花や貝殻を入れてアレンジ!
ジェルキャンドルはカラーサンドやラメ、スパンコールを入れるだけでもキラキラと光り、とてもきれいなキャンドルに仕上がりますが、ドライフラワーや貝殻をいれるとさらにかわいいです。
ブルーやグリーンのカラーサンドをベースに貝殻を入れて海の中を感じさせたり、自然のなかにある草花を用いてボタニカル柄にしてみたり、シーンに合わせたジェルキャンドルを作成してみましょう。アレンジに使うことのできるグッズは100均にもたくさん売っているので、好みに合わせてアレンジしやすいです。
出典:Amazon
作り方の説明書がついているので、初心者でも簡単にジェルキャンドルを作成できます。装飾品、ドライフラワー等は別売りなので、自分好みのものを購入してオリジナルのジェルキャンドルを作ってみましょう。
【基本情報】
- ブランド:カメヤマキャンドル
- 材質:ワックス
- ユニット数:1個 ※装飾品、ドライフラワー等は別売りです。
応用④自然素材で作るソイキャンドルの作り方
ソイキャンドルとは、大豆(ソイ)から出来た植物性油(ワックス)が原料になっているキャンドルのこと。パラフィン(石油由来)や蜜蝋と比べると融点が低いので、火を灯すとキャンドル全体が溶けていき、燃焼時間が長いです。実は意外と難しくないので、気軽に挑戦してみましょう。
ソイキャンドルの材料
ソイキャンドルを作り際に必要な材料はこちら!
【ソイキャンドルの材料】
- ナチュラルソイワックス(フレーク)
- キャンドルの芯
- 小さなガラス瓶などの容器
- 割り箸や洗濯ばさみ
- 耐熱ガラス製のカップやボウル
- お好きなエッセンシャルオイル
ソイキャンドルの作り方
- 耐熱ガラス製のカップやボウルにソイワックスを入れ、電子レンジで温めて溶かす。
- 30秒ごとに様子を見て、完全に溶けたら取り出す。
- ソイワックスが溶けたら、エッセンシャルオイルで香りをつける。
- 芯を容器の中心に置き、溶けたソイワックスをゆっくり注ぐ。※芯は割り箸や洗濯ばさみなどでしっかりと固定しておくこと
- 数時間~1日程置いておき、ワックスを固める。固まったら芯をはさみで切って長さを調節。
サシェを作ってみよう!
サシェとは、フランス語で「香り袋」のこと。もともと布製の袋の中にドライフラワーやハーブ香料などを入れていましたが、近年ではキャンドル制作などに使われるワックスを使ったアロマワックスサシェが人気です。ほのかな香りで癒してくれるフレグランスインテリアを作ってみましょう!
出典:Amazon
ソイワックスのナチュラルな風合いを生かしつつ、適度な硬度を維持しているソイワックス。着色した時の発色も鮮やかで、おしゃれなキャンドルが作れます。
【基本情報】
- 材質:ワックス
- 容量:500g
レシピがたくさん!手作りキャンドルにおすすめの参考本
もっとキャンドルの作り方をみてみたいという方に向けて、手作りキャンドルのレシピ本を紹介します。紹介数が多いので、自分好みなデザインのキャンドルが見つかるかも!
商品名 | キャンドル・ワークス | 手作りキャンドルのプレゼント | ハンドメイドキャンドル |
---|---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
発売日 | 2014/11/4 | 2016/3/24 | 2015/12/11 |
ページ数 | 135ページ | 72ページ | 79ページ |
出典:Amazon
材料や作り方が丁寧に解説されています。必要な道具も家庭のキッチンにあるものが中心となっていて、初心者からオリジナルキャンドルが作りたい上級者まで活用できる一冊です。
【基本情報】
- 出版社:誠文堂新光社
- 著者:笹本 道子
- ページ数:135ページ
- 紹介作品数:29種類
出典:Amazon
キャンドル作りが初めてでも安心して作れるよう丁寧に分かりやすく説明されています。また、お祝いごとでのプレゼントや季節のプレゼントに合わせた手作りキャンドルのモチーフがたくさん掲載されています。
【基本情報】
- 出版社:マガジンランド
- 著者:堀崎 カオリ
- ページ数:72ページ
出典:Amazon
作り方のプロセスを写真で掲載しています。この一冊で、市販の型を使う簡単なキャンドル作りから、シリコンゴムで型を作る方法、アロマオイルの使い方なども学ぶことができ、さまざまなキャンドル作りが楽しめます。
【基本情報】
- 出版社:文化出版局
- 著者:福間 乃梨子
- ページ数:79ページ
- 紹介作品数:18種類
簡単にかわいいキャンドルは作れる!
「難しそう」と思ってしまう手作りキャンドルですが、実は自宅で簡単に作ることができます。必要な道具は家庭の中で揃えられるものが多く、材料は100均でも購入できるので、誰でもすぐに始められるんです!お休みの日にはこれからのキャンプに向けて、ぜひキャンドル作りをしてみてはいかがでしょうか。
手作りキャンドルの簡単な作り方!100均材料でかわいいキャンドルが作れる
キャンドルは火を灯して楽しむだけでなく、インテリアにも向いているおしゃれアイテム!今回は、簡単でシンプルなキャンドルから、ちょっとアレンジしたものまで、手作りキャンドルの魅力と作り方を紹介!材料や道具は手芸屋さんだけでなく100円均一ショップでも手軽に手に入るので、レシピを参考にしてお気に入りのキャンドルを作ってみましょう!
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | NAGOMI AROMA エッセンシャルオイル お試しセット リラックス | カメヤマ 大ローソク 3号 | キャンドル染料24色入り | ボタニカル ゼリー キャンドル 手作り キット | ソイワックス 500g ハードタイプ | キャンドル・ワークス | 手作りキャンドルのプレゼント | ハンドメイドキャンドル |
商品リンク | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る |
ライター紹介
キャンプ、釣り、SUP!子連れアウトドアはワクワクがいっぱい♪一児のママキャンパーです!そろそろ娘もテントデビューかな!?