制作者
松本大知
自転車旅・フィルムカメラをこよなく愛していて、
旅行記を書き留めています
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TAKIBIシリーズって何?
「TAKIBI」シリーズは、スノーピークから発売されている難燃性に優れた商品ラインです。今までもジャケットやベストなどのアパレルを展開しており、使っている素材は「メタ系アラミド」。これは、特に耐熱性が高い消防服等にも使われる素材のため、安心して焚き火を楽しめるというワケです。
そしてこの度、TAKIBIシリーズから、2018年12月に新発売されたのが「TAKIBIタープ オクタ」。TAKIBIタープ オクタも難燃性に優れており、TAKIBIシリーズの服と一緒に、焚き火をするときにぜひ使いたいアイテムです。また、徐々に浸透しているスノーピークのアイボリーラインでもあり、他のアイボリーのテントとも相性抜群!そんな魅力たっぷりの新作TAKIBIタープ オクタを、詳しく紹介します。
ここが今までのタープと違う!
従来のタープは焚き火の上では使えなかった...
これまで、スノーピークは難燃性に優れた焚き火用のタープは発売していませんでした。今までのものは1枚の構造で、特化している性能は耐風性、防風性、遮光性。しかし、これらに使われている素材では難燃性を生み出すことができません。そこで、登場したのが「インナールーフ」です。
TAKIBIタープは2重構造!
難燃性に優れたタープを作るために、TAKIBIタープは2重構造を採用しています!従来の性能はそのままに、内側にもう1枚火に強い素材を入れることで、タープ下での焚き火を可能にしています。使っている素材はポリエステル・コットンの混紡で、耐老朽と、火に強い素材を使用!また、今までも他社の難燃タープはありましたが、タープの下で焚き火をすることは推奨されていませんでした。しかし、今回のTAKIBIタープ オクタは、タープ下での焚き火もOKとのこと。スノーピークの本気度が伝わるクオリティになっているのです!
広々空間でストレスのない移動が可能!
タープ内で、中央に焚き火があることを想像してみてください。火の近くを通るのは危険で、移動をするのが大変だと思いませんか?その点もTAKIBIタープは大丈夫。そもそも「オクタ」というのは八角形、という意味で、六角形の「ヘキサ」と比べて、縦と横が約二倍になっています!この形と大きいサイズを採用することで、タープ内でたくさんの導線を確保することが可能に。また、ヘキサタープだと両サイドが下がってしまいますが、TAKIBIタープはオクタなので、サイドポールを使用して両サイドををはね上げれば、どこからでも出入りができるようになります。
使うときはここに気を付けて!
必ずインナールーフを使う!
あくまでも、優れた難燃性を持っているのはインナールーフです。これを使わないと、従来のタープ1枚で焚き火をすることになり、火が燃え移る可能性があるのでとても危険です!もし、なくしてしまったら、別売りでインナールーフを購入するようにしましょう。
焚き火は1つまで!
1つのTAKIBIタープにつき、使っていい焚き火は1つまでです。2つ以上置けるような設計になっていないため、これも同じく火が燃え移ってしまう可能性があるので注意しましょう!
まとめ
今回初めてスノーピークから発売された「TAKIBIタープ オクタ」。今まで難燃性に優れたタープを発売していなかったこともあり、発売すぐにもかかわらず大きな注目を集めています。タープ内でも気軽に焚き火ができる安全性。また、ゆったりとした空間によって生まれる移動しやすい導線も魅力です。細かいところまでこだわり抜く、スノーピークだからこそ実現できたアイテム。みなさんも、TAKIBIタープの下で冬キャンプの焚き火を楽しんでみてはいかがですか?
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