マウンテンリサーチのおしゃれキャンプ・アウトドアアイテム17選

「GENERAL RESEARCH」を立ち上げたファッションデザイナー小林節正氏は2006年に「....... RESEARCH」をスタート。シーズンテーマを掲げて、一つのカテゴリーに対して徹底したリサーチを行い、数々のブランドを作り上げています。多様なリサーチで展開されたさまざまなウェアやギアは、自然素材にこだわり、デザイン性の高さのみならず、着心地や機能性に優れたアイテムを誕生させました。中でもマウンテンリサーチの商品には、小林節正氏のこだわりである、「山の景色が似合う」いくつものアイテムが揃っています！

デザイナー小林氏がつくるおしゃれなアイテムは、納得がいく結果が出るまでしっかりリサーチされます。そして作る意図やターゲットなど、コンセプトを詰めた後、ウェアやギアとして発表されます。これらは靴デザイナーの父をもち、自らもイタリアで靴修行をした小林氏ならではの、作ることへのこだわりでしょう。 MIZUNOの「Infinity Ring Moc」や、L.L.BEAN社のテーブルを参考にした「Flip Table」、袖口の指穴に親指を通せばハンドウォーマーとしても使える実用的な「ロンTEE」、イングリッシュマン・シャツ等。これらに施された、どこか懐かしいオールド感がありながら、新しい発想がプラスされたプロダクトは、シンプルで、もともとの素材感を引き立てる仕様となっていて、とても魅力的。 ちなみに、マウンテンリサーチの刺繍で作られた動物たちのアニマルモチーフは、日本の山で見かける動物たち。ベーシックで分かりやすいのがその理由。

マウンテンリサーチには、アナルコカップやランタンをはじめ、アウトドアでもタウンでも活躍するショルダーバッグやアノラック、シューズ等、いろいろなプロダクトがあります。おすすめのアイテムを紹介しましょう。

アナルコパックスのWalkerは、ちょっとかわいいデザインで、素材はパラフィンコットンとイタリアンオイルドレザー。日帰り用バックパックは、折りたたんでしまっておける防水のインナーパック付きです。懐かしさを感じるフォルムをベースに、モダンに仕上げられた逸品は、フェルトのショルダーストラップや紐など、ナチュラルな素材感であふれています。背負い心地にこだわったプロダクトは、山だけでなく、普段使いでも大活躍です！

昔アメリカで、馬が眠る時に掛けられていたという、ホースブランケット。ハーフサイズなので、革ベルトを胸で留めると手頃なポンチョにも早変わり！当時を彷彿させるような色柄使いや素材感を、そのまま感じられます。配色が表裏で反転するので両面使いが楽しめます。敷いたり掛けたり、使い方は自由自在です。肌寒い朝夕の散歩や、キャンプのお供にもぜひどうぞ。革ベルトやバックルの無いプレーンなタイプもあります。

今治で特別に作られた4mmコットンパイルを使用したフィッシングベストです。フロント部分だけで5つのポケットがあるので、さまざまなアイテムを小分けにして収納しておけます。背中部分には「ゲームポケット」を装備。釣れた魚を入れておくために作られた「ゲームポケット」ですが、使い方は人によってそれぞれ。お菓子や飲み物、本などを収納するのにも使える万能なポケットです。

ポケットが5つ付いており、財布やスマートフォンも収納可能。バッグがなしでも出歩けます。袖口と首元のサイズ調節が簡単にできるので、雨や冷気をシャットアウトできます。

コットンパラフィンの雨除け帽は、内側にコーデュロイの耳当てが付いているので寒い日でも暖かです。コーデュロイ素材は肌にも柔らかで、後に織り上げられているバックプリムを下ろすことで、襟の裏からの雨も防ぐことができます。機能性に富み、マルチに活躍する重宝な帽子は、プリムにさりげなく施された細かな直線の縫製からも、デザイン性の高さが窺えます。

フロント部分にはブランドキャラクターのハイキングマンの刺繍があります。フリーサイズで、後ろのベルトでアジャスト可能。着用したときの高いフィット感と軽やかさが特徴です。

ブラックのレザー生地にシルバーのスタッズを大量に散りばめた、ほんのりハードな印象のレザーウォレット。リングが付いているので、バッグに装着させたり、鍵を通して保管するときに使用できます。コンパクトな作りですが、内部は細かく分けて収納できるような作りになっています。

マウンテンリサーチの中でも特におすすめの２つを紹介します。

編み上げタイプのショートタイプのセットフォーマウンテンブーツ。履き口に施されたフェルトの切り替えは、ドイツ軍山岳猟兵的なディテールが、デザインのアクセントとなっています。アッパーには分厚いオイルレザーが使用され、一見重そうに見えるけれど実は軽いという、屋外での使用にこだわった、機能的で行動しやすいマウンテンブーツです。皮紐と柄紐の2タイプが付属されています。こういったこだわりがマウンテンリサーチらしい、うれしい逸品。

80年代のリーボックで人気のモデル「ALIEN STOMPER」をベースにしてデザインされた一足です。ボディのカラーリングに採用されたホワイトはマウンテンリサーチの基調色。ホワイト一色でまとめられているものの、パーツの陰影に作り出されたデザインが洗練された印象を与えます。

キャンプギアもマウンテンリサーチの商品で揃えるとおしゃれなアウトドア間違いなしです。

分厚いステンレスで作られたヘラ絞りによるプロダクト。山で調理するソロ行動派のためのボールカップは、料理に活躍する小鍋タイプです。一人用の小鍋なので、持ち歩きに便利で、両サイドの持ち手は、隣の人に手渡しする時の便利さも考慮されています。別売りで、ウレタンコーティングのタモ材を使用し、レーザー彫刻により焼印された木ぶたもあります。

UCO社製ソロ・ランタンの別注バージョンには、鳥小屋グラフィックがデザインされています。ソロ・ランタンはオリーブグリーンのチョークボード塗装(黒板塗装)が施され、白チョークが1本付いていて、楽しい遊び心満載のアイテムです。表面にチョークでメッセージを書き込めるため、キャンプサイトでも大活躍です！

アナルコカップ の縦長プロポーションのMini Mugは、ショットグラスサイズのミニカップです。山でお酒をたしなむ方へのプレゼントにも最適！山やキャンプのソロ行動派のためのアイテムは、馴染むほどに自分の大切な一品にもなることでしょう。 グループで持ち寄ったウィスキーや日本酒、ワイン等、仲間たちとちょっと飲む時にも大活躍！カップごと小さなカラビナに繋げば、タウンバッグのアクセントにもなります。もちろん、分厚いステンレスで作られたマウンテンリサーチこだわりのヘラ絞りで、made in Tokyoプロダクトです。

グローブの甲にクラシックなAが焼印で入れられたレザーグローブは、グリップスワニー社のベーシックモデルG-1を、マウンテンリサーチが別注したバージョンです。職人の縫製技術が光る、丁寧に仕上げられたレザーグローブは、小林氏本人がセルフカスタムで愛用してきたものが製品化されたもの。軽くて暖かなレザーは、使い込むほどに柔らかく手に馴染み、手放せなくなる逸品です。

オールブラックの本体にマウンテンリサーチのロゴが入ったシンプルなデザイン。ひもを通すためのフックを装備しており、紛失しないように対策しておくことも可能。細身のスタイリッシュなフォルムで、長く愛用したくなる逸品です。

L.L.BEAN社のテーブルを参考に作られた、オリジナルの”折りたたみ式”アウトドア・テーブルには、フリップ・アップ(Flip Up)のメカニズムで、木工だけで可動し、立体的に展開する仕掛けが施されています。自然な風合いの素材は、アウトドアだけでなく、室内にもピッタリ！お好みのテーブルクロスを掛けるのもおすすめ。別売りでAnarcho Mountaineersのロゴが入ったコットン100%の テーブルクロスもあります。

マウンテンリサーチのフィギュアでおなじみのマウンテンマンをモチーフにした4枚のステッカーセットです。名刺サイズのステッカーで、いろいろなところに貼ってみたくなるちょうど良いサイズ感。シンプルなアイテムにもこれを貼れば、ガラッとポップな印象になります。

マウンテンリサーチの商品は、正規取り扱い店舗や通販でも手に入れられますが、売り切れの場合も多々あります。でも、実は直営店舗が中目黒にあります。ずっと使いたい逸品を求めて、ぜひ出掛けてみてはいかがでしょう。 【基本情報】 住所：東京都目黒区青葉台1-14-11 102 電話：03-3463-6376 営業日：12:00～19:00(火曜日から金曜日)、12:00～20:00(土曜日・日曜日) 定休日：月曜日

マウンテンリサーチの魅力は、ナチュラルで素朴な素材感と、オールドフレーバーでありながらファッショナブルなそのデザインでしょう。山やアウトドアで使うためのアイテムではなく、山が好きだから山の気配を感じるアイテムを使う、という原点の発想がマウンテンリサーチです。ぜひ、こだわりの逸品を探してみてください。