
「え、お菓子の缶じゃないの?」実はガチなアルコールストーブでした【目利きのキャンプギア】
2026.07.29キャンプ用品
パッと見はお菓子の缶。でもその正体は、わずか16gでお湯まで沸かせる本格アルコールストーブでした。思わず笑ってしまう見た目と、ULハイカーも認める実力。そのギャップに惚れた一台を紹介します。
かわいすぎる見た目。でも正体は「火を使う道具」
今回hinata編集部が惚れたギアは、TAKE A HIKE(テイクアハイク)の「TRAIL SCREW STOVE(DARUMA)」です。
最初に見たときは、正直、ストーブだとは思いませんでした。
ダルマが描かれた小さな缶は、どこかレトロでお菓子の缶や小物入れのような雰囲気。ギアケースからこれが出てきたら、「それ何?」と聞かれること間違いなしですよね。
でも、そのかわいらしい見た目とは裏腹に、中身はULハイカーから支持される本格派。
このギャップこそ、このストーブ最大の魅力なんです。
「かわいいから選ぶ」が、ちゃんと正解になる
ULギアというと、性能を優先したシンプルなデザインが多いイメージ。
その中で、このストーブはあえて遊び心を前面に出しています。
ダルマには「七転び八起き」の意味が込められていますが、山もキャンプも思い通りにいかないことばかり。だからこそ、「まあ、そんな日もあるか」と笑えるような道具がひとつあるだけで、そと遊びはもっと楽しくなるというものです。
ただ軽いだけじゃない。「持って行きたくなる理由」があるギアですよね!
見た目だけじゃ終わらない。本気仕様のアルコールストーブ
もちろん、実力もしっかり備えています。
本体重量はわずか16g。
燃料30mLで約400mLのお湯を沸かせる実力を持ち、プレヒートも不要。アルコールを入れて火をつければ、そのまま使い始められます。
スクリュー式のフタにはパッキンも備えられていたり、直径8cmカーボンフェルトも付属していたりと、小さいからといって妥協は一切なし。
「ちゃんと使える」が、このストーブのすごいところです。
お湯が沸くまでの時間まで好きになる
ガスバーナーのようなスピードはありません。でも、アルコールストーブにはアルコールストーブならではの楽しさがありますよね。
炎を眺めながらコーヒーの準備をしたり、景色を眺めたり。急がず過ごす時間まで、アウトドアの楽しみに変えてくれる。
このダルマを見つめながらお湯が沸くのを待っていると、「早さ」だけが正義じゃないことを思い出させてくれるんです。
性能を知って好きになるのではなく、まず見た目に惹かれ、使ってさらに好きになる。
そんな順番で愛着が深まるギアって、意外と少ないかもしれません。
みなさんもこのダルマを手に入れて、山でもキャンプでも、楽しんでみてはいかがでしょうか。
制作者

キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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