冬こそコダワリの見せ所。「日産 NV200バネット」だからできる、味覚と安らぎの“車中キャンプ旅”

多くのそと遊び好きが興味津々なのが…、そう、車中キャンプ！ いつものアウトドアフィールドはもちろん、初めて訪れた旅先やその道中などなど、好きな場所で手軽に自分だけの空間でリラックスできるのが、テント泊にはない車中キャンプならではの魅力です。冬の寒さもしのぎやすかったり、安全・安心な環境を確保しやすかったりと、そのメリットは盛りだくさん。

そこで今回は、hinataが注目している「日産 NV200バネット」で、車中キャンプの魅力をチェックしてみることにしました。 こだわりの道具を詰め込んだ日産 NV200バネットを満喫したのは、アウトドア派にもおなじみのプロの料理家・加藤超也さん。クルマだからこその機動力も生かしながら、ご当地の旬の食材を楽しむ“車中キャンプ旅”のスタートです。

日産 NV200バネットには“働くクルマ”というイメージを持っている人も少なくないかもしれません。 もちろん商用車としてもとても優秀な1台ではありますが、一般的な乗用車ほどのちょうどいい車体サイズながらも、プライベート空間にアレンジしやすい広さの荷室(荷室長1,900×荷室幅1,500×荷室高1,315mm ※GXの場合)を備えているのが見逃せないところ。 シンプルな構成のインテリアも手伝って、お気に入りのキャンプ道具をレイアウトしたり、趣味を楽しむ秘密基地にしたりと、使う人に合わせて変身させやすいクルマだというわけです。 また、求めやすい車体価格(220万円台〜)なのもうれしいところ。こだわりキャンプギアなどの購入を諦めることなく、素敵な自動車ライフを楽しめるはずです。

ここからは、日産 NV200バネットと加藤超也さんの「味覚と車中キャンプの旅」を追っていきましょう。 向かったのは、関東でも特に海の幸がおいしい茨城県の大洗エリア。 市場で魚や野菜などの旬のご当地食材を手に入れて、その近くの人気キャンプ場ですぐに調理。鮮度抜群のキャンプ飯を味わいながらリラックスタイムを過ごすプランです。

東京方面から高速道路をドライブして最初に訪れたのが、茨城県・那珂湊漁港にある「那珂湊おさかな市場」です。 那珂湊や近海でとれた旬の地魚が豊富に並ぶ、グルメに目がないアウトドア派にも大人気のスポット。鮮魚店や干物店・飲食店などの11店舗が軒を連ね、広い駐車場も備えているので、クルマ旅にもぴったりです。

ここで加藤さんの目に留まったのは、鮮魚店・三代目 魚一の生け簀で泳いでいた「ヒラメ」でした。 これこそまさに冬に旬を迎えている食材。茨城県の県魚にも選定されているヒラメを使って、漬け丼を楽しむことに。“常磐もの”とも呼ばれるご当地の食材を新鮮なまま味わう。そんな贅沢な楽しみ方こそ、車中キャンプの醍醐味の一つではないでしょうか。

せっかくいいヒラメが手に入ったので「もう一品、フリットもつくろう」と、旬の野菜を購入するべく那珂湊おさかな市場から近い「大洗まいわい市場」にも立ち寄りました。 こんな“ひらめきやそのときの気分”で、立ち寄りスポットを変更したり追加したりできるのもクルマ旅のいいところです。

ヒラメとともにフリットの主役にするべく選んだのが「レンコン」でした。こちらも冬に旬を迎え、茨城県が生産・出荷量全国1位を誇るご当地モノです。 大満足な食材調達を終えたら、5分ほどのドライブで到着できる「大洗キャンプ場」を目指します。

さっそくキャンプサイトの設営を開始…ではなく、ちょちょいと荷室のコーディネートを楽しむのが「日産 NV200バネット流」。広い荷室にお気に入りのキャンプギアやインテリア雑貨をレイアウトしたら、車中キャンプの始まりです。

合計10カ所に備わるラゲッジユーティリティナット(グレード別設定)を活用すれば、ルーフインナーバーなどを装着することも可能です。LEDランタンやポータブルスピーカー、調理に使う小物などをつり下げたりと、過ごし方や好みに合わせて思いのまま。

この日はキャンプでも使用できるマットレスやウッド調のナチュラルなアイテムを多用して、お家のリビングのようなリラックスできる空間にアレンジしてみましたが、写真のように別売りの専用ベッドキット「マルチベッド」などを導入して「就寝」にこだわるのも楽しいはずです。

今回、車内アレンジのために特にこだわったアイテムがこちらの2品です。 樽型天板が特徴のテーブルは、アウトサイド・インの「Flip-Flop Table “Ripple”」。紐蝶番と呼ばれる、昔から屏風などに使われてきた折りたたみ機構から着想を得て仕上げられた逸品です。 そのテーブルを照らすミッドセンチュリーなテイストの照明は、ソーデンライトの「ポータブルランプ PL1」。シリコン製のシェードがおしゃれな空間を演出してくれています。 こんなふうにまずは主役にする品を決めて、それにマッチする周辺アイテムでコーディネートを整えていくのが素敵な空間づくりの秘訣かもしれません。

また、ストレスなく荷物の出し入れができる低い床(床面地上高520mm)や、車内へのでっぱりが少ないホイールハウス(ホイールハウス間1,220mm)も、車中キャンプを楽しみやすくしてくれているポイントです。 車内の換気にも役立つ2列目シート部分のスライドサイドウインドウ(グレード別設定)も、日産 NV200バネットならでは。

車内のアレンジが完了したら、いよいよこの日のハイライト「ご当地食材でのグルメタイム」です。 近くで仕入れたばかりのヒラメの「漬け丼」と「フリット」の調理を楽しみますが、どちらも日産 NV200バネットの広さがあれば十分。ポータブル電源＆IHクッキングヒーターを駆使しつつ、ワンパンレシピで手軽に旬の味を満喫してみましょう。

「ヒラメは2〜3日寝かすとほどよく柔らかくなってうまみも増しますが、せっかくの活け締めですから、今回は新鮮なまま使ってみましょう。とれたてのヒラメは包丁がなかなか入らないくらい身に弾力があるんですよ」と加藤さん。

さすがの手際の良さであっという間に完成したのが、活け締めならではの弾力が堪能できる「ヒラメの漬け丼」と、ほくほくなヒラメとシャキシャキなレンコンの食感が楽しい「ヒラメと旬野菜のセモリナ粉フリット」です。 「車内が想像以上に広くて驚きました。無理なく調理もできましたから。新鮮な食材を仕入れてすぐに調理して味わえるのは、移動も趣味の時間も楽しめるクルマがあるからこそですよね」と、車中キャンプの魅力を再確認した様子です。

「キャンプのほかにも、サーフィンやスノーボードに出かけることも多いので、このほどよい広さは本当にありがたいです」とも。 また、「ギアをたくさん積めるのはもちろん、車内でゆっくり休むこともできますから、子どもたちとの長時間の移動にもいいですよね。アウトドアアクティビティだけでなく、旅に出るためのクルマとしてもぴったりだと感じます」と、日産 NV200バネットとの素敵な付き合い方を思い描いてくれました。

今回は、扱いやすいサイズと求めやすい価格ながらも、カスタマイズで自分だけの空間を手に入れられる「日産 NV200バネット」の魅力をお届けしました。 お気に入りのアイテムに囲まれた“秘密基地”と、遊びの“フィールド”をシームレスに繋いでくれる、頼もしい存在。きっとライフスタイルにマンネリを覚えているあなたも、日産 NV200バネットを相棒にすれば新しい体験に喜びを感じられるはずです。 愛車選びに迷っている人は、日産 NV200バネットの魅力をチェックしてみてはいかがでしょうか。

今回はプロの料理家・加藤超也さんによる“味覚と車中キャンプの旅”をお届けしましたが、ほかにもさまざまな楽しみ方ができるのも日産 NV200バネットの魅力です。 写真のようにマルチパイプラックなどを装着して釣竿やサーフボードなどを収納したりと、そと遊びのスタイルに手軽にマッチさせることが可能です。「こんなことできないかな」といろいろ試してみるのも楽しいはず。あなただけの1台に仕上げてみてください。

出演／加藤超也　撮影／薮内 努　イラスト／ナカオテッペイ　スタイリング／平 健一