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ヒマワリ畑で微笑むゴールデンレトリバーのサンタ君とサンタ君パパ

人気インフルエンサーが伝授!キャンプで愛犬をかわいく撮影する「3つの極意」

2024.10.31ノウハウ

アウトドアで楽しそうにはしゃぐ愛犬の様子を、美しく写真に残したい!と考えるいぬ連れキャンパーは多いはず。とはいえ、屋外では天候や風の影響も受けるし、元気に動き回るわんこの“一瞬の表情”を切り取るのは至難の業。そこで今回は、SNS総フォロワー数24万人を誇る「サンタのワンダーライフ」さんに、アウトドアで愛犬を撮影する「3つの極意」を解説してもらいました。

光・風・動き…難易度の高いアウトドアでも愛犬をかわいく撮りたい!

季節や天候に左右されるアウトドアシーンでは、室内よりも撮影の難易度は大幅にアップ。逆光になって表情が暗くなってしまったり、強風にあおられてブレてしまったり…。それでも、大自然の中で元気にはしゃぐ様子やリラックスしたわんこの表情を撮影したい!と思うのがオーナー心。撮影のコツを伝授してもらいました。

教えてくれたのはこの人!

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インフルエンサー

サンタのワンダーライフさん

千葉県在住。ゴールデンレトリバーのサンタ君と家族との美しく穏やかな日常を切り取った写真や動画が人気。Instagramのフォロワーは約10.2万人、TikTokは14.5万人(2024年10月現在)。キャンプが大好きで全国各地でアウトドアを楽しんでいる。サンタ君はセラピードッグの訓練中。

教えてくれたのは、Instagram(@ santa_golden_retriever)やTikTok(@santa_goldenretriver)で大人気のインフルエンサー・サンタのワンダーライフさん。ゴールデンレトリバーのサンタ君とのそと遊びや日常を配信しており、大自然の中で幸せそうに過ごす様子や、美しい写真の数々は国内外のファンから「素敵すぎる」「こんな写真を撮影してみたい」と注目を集めています。 家族みんな「キャンプが大好き」というサンタのワンダーライフさんファミリーに、撮影時に気をつけていること愛犬の表情を引き出すための工夫、そのほか失敗談からおすすめの撮影場所まで詳しく教えてもらいました。

「いぬ×アウトドア」撮影の3つの極意

アウトドアでわんこを撮影する際の極意は、ずばり3つ!それぞれの理由やポイントを詳しく解説してもらいます。

屋外で愛犬をかわいく撮影する「3つの極意」

  1. 1

    「いきなり撮影」はNG!

  2. 2

    早朝の時間帯を狙う

  3. 3

    撮影はスマホでOK

【極意その1】「いきなり撮影」はNG!まずは遊んで興味をひこう

愛犬の写真を撮影する様子
撮影時に悩ましいのが、わんこの視線をうまく誘導すること。構えたカメラの方を見てほしくて声をかけても、なかなか思うようにいかないことも。サンタ君パパは「ボールや木の棒などを使っています」と教えてくれます。 重要なのは、狙った撮影場所ですぐにカメラを構えるのではなく、まずは一緒に遊んで、ボールなどのおもちゃに関心を持ってもらうことなのだそう。そのうえで、カメラの近くにおもちゃを持って行き、視線誘導しているといいます。 興味をひくために好物やおやつを用いる人も多いですが、「おやつでは飽きてしまいがち」とのこと。遊びの中のワンシーンだからこそ、いきいきとした表情や、楽しそうなわんこの様子が撮影できるのでおすすめだそうです。

【極意その2】早朝の時間帯を狙う

ひまわり畑で楽しそうな表情を見せる、サンタのワンダーライフの愛犬のサンタ君
北海道のひまわり畑で。早朝の光が笑顔を照らします
「撮影の極意」2つ目は、早朝の時間帯を狙うこと。まぶしい朝の光が写真をより美しくしてくれるほか、人気の撮影スポットも早朝であれば混雑を避けられるというメリットも。天候も午前中の方が比較的安定しやすく、さらに「愛犬もパワーにあふれている」とサンタ君パパは明かします。 サンタ君ファミリーは人気の観光地などに行く際には、5:00〜6:00前後に到着するように出かけることが多いのだとか。強い日差しでバテてしまったり、人混みやほかのわんこに気を取られて興奮したり…なんていう事態も避けられるというわけです。

【極意その3】撮影はスマホでOK

愛犬と自撮りをするサンタのワンダーライフさん
美しい写真を撮るためには、大掛かりな機材が必要なのでは?と心配している人も大丈夫。撮影担当というサンタ君ママは「スマートフォンでも十分にきれいな写真が撮れますよ」と力説します。 使用しているのは、AI搭載のスマートフォン「Galaxy S24 Ultra」。2024年5月に購入したモデルで、約2億万画素の高解像度のカメラが特徴。AI画像処理により手ぶれ防止や光を調整してくれるうえ、最大100倍のデジタルズームが可能で「拡大しても画質が落ちないのが魅力」とサンタ君ママ。IPX8相当の防水性能で、水深1.5mでも約30分間使える設計の優れものです。 撮影後に色味が気になる場合には、Adobeの画像編集サービス・Lightroom(ライトルーム)で調整しているそうです。

ワンポイント!「ステイ」を覚えよう

撮影のワンポイントとして、「ステイ(待て)」のトレーニングも効果的だと話すサンタ君パパ。「お座り」をしたまま、待ち時間や距離を少しずつ延ばして、ごほうびをあげることで「言葉」と「行動(ステイ)」を覚えられるのだそう。カチューシャやウェアを身につけた場合でも、動かずに待ってくれるようになるといいます。 ほかにも、撮影に役立つ技として「あごひげを優しく触ると、口角が上がって笑ったような表情を引き出せる」そう。サンタ君パパの「スマイル〜」という掛け声に合わせて、にっこりとするサンタ君のTikTok動画にも注目です! TikTok動画はこちら:santa_goldenretriver サンタのワンダーライフ

失敗談も聞きました

自然の中でくつろぐゴールデンレトリバーのサンタ君とパパさん
ダイナミックな自然とサンタ君のリラックスした表情は、まるで映画のワンシーンのよう。そんな美しい写真に定評のあるサンタ君ファミリーに、撮影での失敗談はあるのでしょうか? サンタ君ママは「カメラと電池を持って行くのを忘れないこと」と苦笑します。過去に、一眼レフカメラの電池を自宅で充電したまま、カメラとレンズだけを持って行って撮影できなかった苦い思い出があるのだとか。スマートフォンの場合でも「充電やストレージ管理をしっかりしておくことが重要」だと教えてくれました。

実際に行って気に入った!おすすめ撮影スポット

ここからは実際に行って「気に入った」「感動した」という、おすすめの撮影スポットやキャンプ場を紹介してもらいます。

ダイナミックな自然に包まれる美瑛地区@北海道

北海道の花畑でのサンタ君とパパ
北海道・美瑛町の「四季彩の丘」でのワンショット
広大な自然が広がる北海道は、猛暑でも比較的涼しく、わんこも快適に過ごせる場所。2024年夏にはファミリーで美瑛地区を訪れ、人気の「美瑛白金 青い池」や美瑛の丘、四季彩の丘などを巡ったそう。牧草地や一面の花々、雄大な山に癒やされること間違いなしのスポットです。

雄大な大武川で水遊び!篠沢大滝キャンプ場@山梨県

川遊びを楽しみたいなら、山梨県北杜市にある「篠沢大滝キャンプ場」がおすすめ!南アルプスの山々に囲まれた自然豊かな場所で、すぐそばを流れる大武川は透き通った水が特徴です。 「川幅が広くて混雑しておらず、ゆったりと遊べる穴場ですね」とサンタ君ママさん。キャンプ場にはドッグランも併設しており、大型犬のサンタ君も思いっきり走り回れるのも気に入っている理由だそう。

いすみ鉄道と菜の花のコラボが圧巻@千葉県

いすみ鉄道と菜の花畑で自撮りする様子
サンタ君ファミリーが暮らす千葉県内にもおすすめの撮影場所があるそう。いすみ鉄道は、房総半島のいすみ市と大多喜町を走るローカル鉄道。例年2月中旬〜3月下旬ごろには、沿線に咲き誇る菜の花畑と列車のコラボレーションが楽しめるのだとか!黄色い花畑や列車とわんこのコラボも見逃せません。

満点の星空を満喫!RECAMP 館山@千葉県

満点の星空が印象的だったというのは、千葉県館山市のキャンプ場「RECAMP 館山」。海まで徒歩5分の立地は、わんこも人間もわくわくします。サイトは全面芝生張りで、晴れた日の夜は「天の川や流れ星が降ってきそうなほど輝いていました」とサンタ君ママ。トロピカルな雰囲気で非日常を感じられるのも魅力です。

アウトドアを楽しむ愛犬を写真に残そう

海岸ではしゃぐゴールデンレトリバーのサンタ君
アウトドアで愛犬をかわいく撮るコツやおすすめスポットについて、人気インフルエンサー・サンタのワンダーライフさんファミリーに教えてもらいました。 hinataでは、アウトドアシーンで撮れた愛犬のお気に入り写真を随時募集中です。いぬ好きキャンパーの情報交換ができるLINEオープンチャット「いぬキャン部」内か、インスタグラムで「#いぬキャン部」をつけて投稿を! LINEオープンチャットでは、愛犬とのアウトドアに役立つ情報をどんどん発信していくので、下のボタンからチェックしてみてくださいね。

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