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猪野正哉さん

【ダイソー】火吹き棒より優秀!?焚き火マイスターが惚れた名品とは

アウトドアに精通する人に、購入しやすい価格かつ使い勝手バツグンな「コスパギア」への想いやおすすめの使い方を紹介してもらう「俺のコスパ論」。今回取材したのは、焚き火マイスターとして活躍する猪野正哉さん。焚き火のプロが太鼓判を押す、ダイソーのアイテムとは?

何よりも「タフなもの」がコスパ良し!

猪野正哉さん
【猪野正哉さん】ファッションモデルやライターを経て現在は焚き火マイスター・日本焚き火協会会長・アウトドアプランナーとして活躍する。年間100回以上の焚き火をしており、焚き火の講師として日本全国を飛び回っている。
ギアを購入する際は、何よりもタフさを重視するという猪野さん。多少高くても、丈夫で機能性も申し分ないものを選ぶそうです。最近は焚き火まわりのギアのほか、寝具にもこだわるようになったのだとか。 最近買って良かったギアはサーマレストのスリーピングマット「モンドキング3D」。厚さ11cmと肉厚で「安心感があってとにかく快眠できる!」と力説します。寝返りを打ってもギシギシと音がしないことも魅力。幅64×奥行き196cmとゆったりサイズのため、自宅の来客用ベットとしても使っているそうです。 とはいえ、リーズナブルなギア探しにも余念がありません。試しに使ううちに、愛用品になることもあるのだとか。

焚き火が簡単に復活!ダイソー「エアーハンドポンプ」

ダイソー「エアーハンドポンプ」
そんな猪野さんがコスパの良いギアとして紹介してくれたのは、ダイソーの「エアーハンドポンプ」(税込110円)。本来は風船や浮き輪などを膨らますためのものですが、実は焚き火で使う”あるもの”の代用品として活躍するのだそう。 それは、火吹き棒。猪野さんは、仲の良い熟練キャンパー数人にこぞっておすすめされ、即購入しました。
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猪野正哉さん

火吹き棒はたくさん息を送る必要があり、ツラいと感じることも。一方で、こちらはハンドポンプなので疲れ知らず!

子どもの「火育」にもぴったり

エアーハンドポンプを使う様子
使うシーンは「熾火(おきび)から、もう一度薪を燃やしたいとき」。そのまま薪をくべても燃えますが、酸素不足なので空気を送り込むことで、スピーディーに燃えはじめるのだそうです。 ちなみに、火おこしに必要なのは薪、酸素、熱の3つ。火おこし時点で火吹き棒を使いがちな人もいると思いますが、この段階ではそもそも熱が足りないため風を送る必要はありません。風を送ることでかえって冷ますことになり、火が消えてしまうのだとか。 また、エアーハンドポンプは子どもとの焚き火にもおすすめ。小さい子どもが火吹き棒を扱うのはむずかしいですが、エアーハンドポンプはポンプ部分を上下に動かすだけで送風できるため、コツがいらず簡単。
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猪野正哉さん

子どもの「火育」(火の扱いなどを学ぶことで生きる力を高める活動)にもぴったりで、よく子ども向けワークショップなどで、エアーハンドポンプの使い方を伝えています。遊び感覚でできるので、ぜひ家族でのキャンプでチャレンジしてみて!

ダイソーの優秀ギアで焚き火をラクに楽しく

ステッカーを貼ったダイソー「エアーハンドポンプ」
好きなブランドのロゴなどステッカーを貼って、自分だけのギアにカスタム!
ダイソーのエアーハンドポンプは、焚き火に使える意外な便利アイテム。たった税込110円で、火吹き棒よりも手軽に火を復活させることができます。子どもでも簡単に扱えるため、家族キャンプでも活躍するはず。焚き火の楽しみを一層深めてくれるこのハンドポンプを、ぜひ次のキャンプギアに加えてみてください!

俺のコスパ論

あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しい…。そんな物欲キャンパーにとって意識したいのが「コスパ」ではないでしょうか。とはいえ、単に安いだけではなく、自身のスタイルにもマッチするギアを選びたいところ。そんなコスパへのこだわりをツウなアウトドアパーソンに教えてもらいます!


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