素材がイイからワンパンOK!福島県・川俣町の特産が叶える「激ウマ・キャンプおつまみ」レシピ3選 キャンプの楽しみはご飯!地の食材で簡単に絶品を!というキャンパーにおすすめしたいのが、hinataが「食の町」として注目している福島県・川俣町です。豊かな自然に育まれた農産物は味わい深いものばかり。そんな魅力が詰まった食材を手軽においしく食べる「ワンパンおつまみレシピ」を、プロのアウトドアフードコーディネーターがこっそり教えてくれました。次のそと遊びは川俣町に出かけてみませんか?
キャンパーなら一度は訪れたい「福島県・川俣町」 今回hintaが自信をもっておすすめするキャンプ地が、福島市の東側に隣接する 「川俣町 」です。
約127.7平方キロメートルの土地を里山が囲み、町の中心部には広瀬川の清流も。
西側に目を向ければ、日本百名山の一つ「安達太良山」や「吾妻連峰」も望める自然豊かな場所でありながら、平安時代から続く絹織業の地として、古民家や蔵など、これまで紡いできた歴史・風情を垣間見られるレトロな街並みが残されていることも特徴の一つです。
また近年は、NHKの連続テレビ小説『エール』の主人公・古関裕而氏のゆかりの地としても全国に愛されるようになりました。
都会にも大自然にもアクセスの良い町 川俣町をおすすめする理由に「アクセスの良さ」も挙げられます。
大自然を肌で感じられるロケーションながらも、東北新幹線が停車するJR福島駅からはクルマで約30分 、首都圏からも公共交通機関で約2時間30分で到着できる お手軽さも、多くの旅人を魅了する理由の一つかもしれません。
また同地の中でも特にキャンパー人気が高いのが、“
富士山が見える北限の地 ”
としても有名な 「
花塚山 」。中腹の「
峠の森自然公園 」には、
景色の良い高台に広がるキャンプ場やそば打ち体験施設 など、そと遊びを存分に満喫できる設備が充実しているのが魅力です。
しかも
キャンプ場は無料で利用できるうえ 、
2024年5月にはトイレや炊事場も改修済み 。快適ですてきな時間が過ごせること間違いなしのスポットなので、いつもとは異なる体験を楽しみたいもぜひ訪れてみてください。
本当は秘密にしておきたい!キャンパーなら訪れるべき「福島県・川俣町」の魅力と遊び方
「キャンプが大好き!でも、いつものキャンプ場にはちょっとマンネリ気味…」そんな悩めるキャンパーも少なくないはずです。そこで今回は、hinataが特別にいま行きたい穴場スポットをこっそり教えちゃいます。それは福島県・川俣町。周囲をぐるりと山に囲まれたこの地には、そと遊びはもちろん、グルメもお土産もほかにはない素敵な出会いが待っているのです。キャンプにサプライズを求めるあなたも、ぜひとも川俣町の里山に触れてみてください。
川俣町はおいしい食材の宝庫! そんな川俣町は、豊かな自然が育む 「食 」も絶対に見逃せないポイント です。
特に全国的に名を馳せる「川俣シャモ」をはじめ、チェリートマト、キュウリ、サツマイモ、パプリカ、ズッキーニなどの野菜、さらに、そば、生キクラゲなどなど、ここだからこそのうまみが詰まった特産が目白押し。
いずれも町内の道の駅やスーパーマーケットなどで手軽に入手できるので、いつものキャンプ飯にマンネリを感じている人にもおすすめ。きっと、いつも以上に楽しくおいしいキャンプ飯がつくれるはずです。
川俣町を味わい尽くす「ワンパンレシピ」をプロが提案! 【南雲智幸さん】アウトドアフードコーディネーター・合同会社good morning代表。洋食やエスニックなどの料理人としてキャリアを積む。その後、老舗アウトドアブランド「ogawa」の運営するカフェレストラン「ogawa GRAND lodge CAFE」(東京・小平市)にて、立ち上げ時から2年半近くシェフを務めた。現在はフリーランスとして、キャンプ料理を中心に、レシピ開発やフードスタイリングを手掛ける
今回は、おいしさが凝縮されている川俣町の食材の中から「川俣シャモ 」「そば粉 」「生キクラゲ 」をピックアップして、3品のワンパン(フライパンだけでつくれる)おつまみのレシピをお届けします。
hinataだけに教えてくれたのは、アウトドアフードコーディネーターとして引っ張りだこの 「南雲智幸さん 」。大人も子どもも楽しくなる、簡単・おしゃれ・おいしい、キャンプの主役になる料理を披露してくれました。
うまみ凝縮の“シャモ胸肉”でつくる!「アボカドロール」 スティック状にカットしたアボカドをシャモ胸肉で巻いた料理 です。
アボカドのクリーミーなコクがあっさりとしたシャモ胸肉のうまみを引き立てます。しっかり焼きつけた皮目がパリッと香ばしく、キャンプの晩酌もすすむはずです。
使う食材はコレ! 川俣町だけで育てられているのが、今回食材に使用する「川俣シャモ」です。新鮮な空気ときれいな水に囲まれた中、広々とした鶏舎でストレスなく飼育されているのがおいしさの秘密。
コク深い味わいながら脂っぽさがなく、固すぎずやわらかすぎない適度に弾力のある身で 、噛みしめるとジュワッとうまみが広がります 。
そんな川俣シャモは、シンプルに塩コショウで食べるのがおすすめ。シャモから良い出汁がでるので、鍋料理や煮物にもぴったりです。
材料(2人分)
シャモ胸肉 2枚
アボカド 1/2個
塩 適量
こしょう 適量
オリーブオイル 適量
作り方
胸肉を観音開きにする(皮が苦手な人は皮を取り除いてもOK)
アボカドを6等分に切り分け、スティック状にする
胸肉で2を巻き、タコ糸で縛る
フライパンでころころ転がしてグリルしながら焼き目をつける
胸肉に火が通ったら、プライパン上で粗熱をとる。その後、輪切りにして盛りつける
ポイント1 アボカドを包み込むようなイメージで、シャモ胸肉で巻きます。少しくらいはみ出てきれいに巻けなくても大丈夫!タコ糸でキュッと縛りながら、形を整えます。
ポイント2 肉がロール状になっていて厚みがあるので、胸肉の中心部までしっかり火を通しましょう。強火で焼きつけたあと一度火を消し、2〜3分おいてから弱火でじっくりと火を入れると、胸肉がしっとり仕上がります。
高冷地産の“そば粉”でつくる!もちっと食感の「ラップサンド」 そば粉で仕上げた香り豊かな生地で 、野菜やフルーツなどを巻くラップサンドのレシピです 。
肉のうまみが凝縮したパンチェッタと福島県産のみずみずしい桃の甘さが相性ぴったり。白ワインと一緒に味わいたくなります。
川俣町でつくられたそば粉ならではの、もちっとした食感もたまりません 。生地を焼けばあとは具材を巻くだけなので、子どもと一緒につくっても楽しめます。
使う食材はコレ! 「高原の宇宙」というロマンチックな名前のついたそば粉は、川俣町山木屋地区の在来種を挽いたもの。
標高500mの高冷地で育つ山木屋在来そばは、生産量の少ない “幻のそば ”と呼ばれていました。東日本大震災後、一時期は生産が途絶えていましたが、福島県農業総合センターに保存されていたわずか4kgの種子を使用し、生産を一部で再開。
その後「東北復興宇宙ミッション」として、この山木屋在来そばも東北地方の各地域から選ばれた作物の種とともに宇宙を旅し 、2021年に復活を遂げました 。
口いっぱいに香りが広がるそば粉は、そばきりにして食べるのはもちろん、お菓子やお好み焼きの素材に活用するのもおすすめです。
材料(2人分) 【生地】
そば粉(高原の宇宙) 100g
水 200mL
卵 1個
塩 ひとつまみ
オリーブオイル 適量
【具材】
パンチェッタ 80g(生ベーコンや生ハムでも可)
桃 1/2個
レタス 2枚
シュレットチーズ 適量(サラダ用・生食できるもの)
シーザードレッシング(市販) 適量
作り方
生地の材料を混ぜ、薄く焼く
具材をのせてドレッシングをかけ、生地で巻いてラップサンドをつくる
2を火にかけ、チーズが溶けるまで焼く
ラップサンドをカットし、盛りつける
ポイント1 キャンプの大定番“マルチグリドル”で生地を焼き上げる場合は、混ぜ合わせた生地の素を少しずつ入れて、弱火で少しずつ広げるようにするのが成功のカギ。マルチグリドルは中央が少しくぼんでいるので、一気に生地の素を流し込むと一カ所に溜まってしまい、均一な生地になりにくいからです。
また、一般的な薄力粉でつくる生地ではあらかじめ発酵させておくのがベターですが、そば粉を使えばその手間もなくもっちりと仕上がります。
ポイント2 巻く具材は生食できるものなら、スーパーマーケットなどで手に入る肉加工品でも大丈夫。フルーツはパイナップルやブドウもおすすめです。子どもの好きな食材を巻いても喜ぶはずです。
巻いたあとは焼かなくてもそのままで食べられます。生地のもちもち感を楽しむならそのままで、パリッと感を楽しむならぜひ焼いてみてください。
コリコリ“生キクラゲ”でつくる!「グラタン」 川俣町内で生産されている「生キクラゲ」も、ぜひキャンプで試してほしい食材の一つ。生キクラゲは加熱するとプリンプリンとした食感が楽しめるので 、この食感をマカロニに見立てたグラタンにするのが 、3品目として紹介する 「生キクラゲのグラタン 」です 。
一般的なグラタンに比べて調理工程がシンプルで、何かと簡単に済ませたいキャンプにもぴったり。ホワイトソースを使わないので、ワインにもビールにもマッチするおつまみに仕上がります。
使う食材はコレ! 私たちがお店で目にするキクラゲは中国産の乾燥タイプがほとんどかもしれません。それに対して国産の生キクラゲは非常に希少で、夏にしか味わえない期間限定食材です。
さらに川俣町・山木屋地区は、標高500mで昼夜の寒暖差が大きいので、生キクラゲの成長にメリハリがつき、肉厚でコリコリとした食感の生キクラゲ が育ちます。
生キクラゲは生ならではのお刺身や、しゃぶしゃぶのほか、油との相性もグッド。炒め物などにしてもおいしく食べられます。
材料(2人前)
生キクラゲ 適量
中玉トマト 3〜4個
バジル(無くてもOK) 適量
ニンニク(すりおろし・チューブ) 適量
シュレットチーズ 適量
粉チーズ(無くてもOK) 適量
パン粉(無くてもOK) 適量
オリーブオイル 適量
作り方
スキレットにオリーブオイルとニンニクを入れ、火にかける
ザク切りしたトマトを加え、しんなりするまで加熱する
生キクラゲとバジルを加え、トマトとなじませるように炒める
3の上にチーズとパン粉をかけ、フタをする
フタに炭(上火)を置き、チーズに焼き色をつける
ポイント1 トマトはしんなりとソース状になるまで炒めましょう。川俣町産のチェリートマトを使うと、上品で雑味のないトマトソースになります。
生キクラゲはひと口大より少し大きめにカットすると、キクラゲならではの食感が楽しめます。今回はトマトだけですが、生クリームを入れるとさらに濃厚な味わいに仕上がります。
ポイント2 表面を覆うぐらいチーズをたっぷり入れるのが、おいしさのコツ。上火はバーナーだとうまくチーズがとろけないので、炭火を使うのがおすすめ。パン粉とパルメザンチーズを入れるとこんがり焦げ目がついて、食欲をそそります。
川俣町でとびきりのキャンプご飯を! 今回は、福島県・川俣町だからこその特産で楽しむ「ワンパン・キャンプおつまみ」のレシピを紹介しました。
ほかにもたくさんの「ここだけのおいしい食材」に出会えるはずなので、グルメ派はもちろん、もっとキャンプ飯を楽しみたい人も大満足できること間違いなし。次のキャンプはみんなで川俣町に訪れてみるのがおすすめです。あなたも川俣町で忘れられない時間を!
地元食材でバーベキューも!川俣町×hinata「手ぶらキャンプ教室イベント」開催 2024年の秋、
川俣町の峠の森自然公園キャンプ場で「キャンプ教室イベント」が開催 されます。
当日はこの記事でも紹介した食材を使って、おいしいバーベキューをみんなで楽しみましょう。ほかにも魅力的なコンテンツも開催予定!
10組限定の特別イベント なので、ほかのグループのキャンパーともきっと仲良くなれるはずです。
キャンプ用品をレンタルできるので、キャンプを始めたばかりの人やこれからやってみたいと考えている人も、気軽&手ぶらでぜひ参加してみてください!
【イベント概要】
川俣町×hinata 手ぶらキャンプ教室
日時:2024年10月5日(土)〜6日(日)
場所:峠の森自然公園キャンプ場(福島県伊達郡川俣町飯坂字上切伏地内)
チェックイン/チェックアウト:13:00/13:00予定
参加費用:1,000円/人※未就学児無料
抽選:10組(1組あたり最大4人)
応募期限:2024年9月1日(日)23:59まで
応募方法:下記「応募フォーム」より必要事項を記載
※雨天決行
※ペット連れ歓迎
※現地までは各自お車や公共交通機関でお越しください
※参加者には、お肉やお野菜など地元の食材+銭湯券をご提供いたします
※本ツアーは福島県川俣町が実施する「かわまた里山ツーリズム企画運営業務」の一環で行われるモニターツアーです
※モニターツアー代金には「かわまた里山ツーリズム企画運営業務」による助成金が含まれています
※当選者には、2024年9月3日(火)までにhinataよりメールにて連絡を差し上げます