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焼きトウモロコシに飽きたらコレ!「メキシカンコーン」のレシピ
2024.07.05キャンプ料理
料理研究家の植松良枝さんに旬食材でつくる「キャンプおつまみ」を教わる連載の7月の食材は、甘くておいしいトウモロコシ。初回はクミンのスパイシーな香りがたまらない「メキシカンコーン」を紹介します。暑い夏のキャンプを盛り上げてくれるおつまみです!
制作者
鎌上織愛
自然をこよなく愛する道産子ライター。春は釣り、夏はダイビング、秋は登山、冬はスキーと、年中アウトドアを楽しむ。最も思い出深いアウトドア経験は、あらゆるライフラインが断絶された山奥での1ヶ月キャンプ。出版社や新聞社での勤務を経て、現在はフリーライターとして農業メディアや食と暮らしのメディアなど多方面で執筆活動中。特においしいものに目がなく、持ち前のフッカルさで日本全国のご当地グルメを食べ歩いている。
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7月の旬食材は「トウモロコシ」
7月のテーマ食材は「トウモロコシ」。6月〜9月中旬が旬といわれる、夏を代表する味覚です。最近はフルーツのように甘い品種も多く見かけます。
スーパーや道の駅などの売り場では皮付きでよく売られていますが、新鮮なトウモロコシの皮は濃い緑色をしています。ヒゲの本数が多く褐色なものも、実がつまって熟している印です。トウモロコシは鮮度が落ちやすいので、できるだけ採れたてのものを選んで、おいしいおつまみをつくりましょう!
クミンとライムの香りが刺激的!「メキシカンコーン」
「メキシカンコーン」とは、焼いたトウモロコシにライムの果汁、クミン、一味唐辛子でつくった特製タレを塗って仕上げるおつまみです。スパイシーな風味とワイルドな雰囲気が、バーベキューやキャンプにぴったり!豪快にかぶりつきましょう。
なおトウモロコシは、事前に自宅でゆでていくと時短につながります。その場合はゆでたトウモロコシを、熱々のうちに3%の塩水に一晩つけておきましょう。傷みにくく粒がしわになるのも防げます。
材料(2人分)
- トウモロコシ 1本
- ライム 1個
- クミン 小さじ2
- 塩 小さじ1/3
- 一味唐辛子(お好みで) 少々
作り方(調理時間15分)
1. トウモロコシをゆでる
メスティンやクッカーなどで湯をわかし、皮をむいたトウモロコシを8分ほどゆでます。
2. トウモロコシを切る
ゆでたトウモロコシを半分に切り、縦に4等分します。
3. トウモロコシを焼く
油(分量外)を引いたスキレットを中火にかけて、トウモロコシを実のほうから焼きます。全面に焼き目がついたら、取り出して冷ましておきましょう。
4. タレをつくる
ライムを半分に切って器に果汁を絞ったら、クミン、塩、一味唐辛子を加えて混ぜ合わせます。
5. トウモロコシにタレを塗る
スプーンやハケなどを使って、3に4を塗ります。
ミント香るモヒートにスパイシーおつまみが合う!
クミンのスパイシーな香りでお酒が進むメキシカンコーン。まるでスペアリブのように、芯までしゃぶり尽くしたくなるほどの味わい深さがあるおつまみです。ライムの酸味も、コーンの甘さとベストマッチ!お好みで粉チーズをかけてもコクが出ておいしいですよ。
一緒に飲むのは夏の定番カクテル「モヒート」。ミントとライムのさわやかな風味が、ピリ辛な味にぴったり。夏のキャンプにおすすめの組み合わせです。
今回のキーアイテム
保温性が高く、つくった料理をそのまま出せるのが便利なニトリのスキレット。「お値段以上」通りのハイコスパで、「ニトスキ」の愛称で幅広い層から支持されているアイテムです。ちょっとした焼き物やソロキャンプにも使いやすいサイズ感で、IHやオーブンでも使用可能なので自宅でも活躍します。