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2024年最新のコストコ保冷バッグ

2024年最新コストコ保冷バッグはジュート素材でアウトドアにもぴったり!

※本記事には一部プロモーションが含まれます

コストコの保冷バッグは、コストコユーザーの多くが利用している人気アイテムです。数年ごとにリニューアルを繰り返し販売を続けていますが、2024年モデルは素材が大きく変わり大幅にリニューアル。最新モデルの新機能や旧モデルとの違いを徹底的に解説します。

コストコで人気の保冷バッグ「KEEPCOOL」とは

コストコ新旧のクーラーバッグを並べた様子
コストコの保冷バッグ「KEEPCOOL」は、コストコオリジナルのプライベートブランドです。コストコのオンラインでは、保冷バッグではなく「キープクール」という商品名で販売されています。ほかにはない大容量で丈夫なつくりのため大量買いに便利だと、特にコストコユーザーは愛用している人も多いでしょう。 年間100万円以上コストコで買い物をするヘビーユーザーの筆者が、初めてコストコへ訪れたのは2018年頃。それ以前からコストコの保冷バッグは人気でしたが、数年ごとにリニューアルを繰り返しながら下記のように変化しています。

2013年頃のコストコの保冷バッグ

2013年ごろのコストコ保冷バッグ
2013年頃は、アイボリー色の生地にブルーの紐が付いたキャンパストートのようなクーラーバッグでした。それ以前から同じデザインでしたが、年によってサイズが変わっていたり、フタのないワンチャックのタイプやコストコのピザやお寿司を横にしたまま入れられるスライドハンドルが登場したりと、さまざまな変化が見られました。

2018年頃のコストコの保冷バッグ

コストコ保冷バッグ旧バージョンを並べた様子
ネイビー生地をメインに青い底部分と赤い紐が付いた、大小2サイズの2個セットになりました。大型サイズには肩紐が付き、開口部がぐるっと開く長方形の大容量ボックス型が定着。大型サイズはおよそ幅55×奥行き25×高さ40cm、小型サイズは幅43×奥行き25×高さ40cmほどの大きさでした。 その後、小型サイズにも肩紐が付き、代わりにバッグを水平に持つためのスライドハンドルがなくなりました。サイズも大型がおよそ幅53×奥行き25×42cm(右)、小型が幅40×奥行き23×40cm(左)と、入れ子構造にリニューアル。筆者が以前購入した保冷バッグは、このときのものです。

2024年最新のコストコの保冷バッグ

コストコの保冷バック「KEEPCOOL」
さらにそのあとも、2個セットが同じサイズのものになったり、スライドハンドルが復活したり、エコバッグ付きの3点セットになったりと、ユーザーの声を反映させながらリニューアルを繰り返したコストコの保冷バッグ。2024年の今回は、今までにないほど見た目を大きく変えたリニューアルが実装されました。それが、このジュート素材でできた保冷バッグです。

2024年最新のコストコ保冷バッグを徹底解剖!

コストコ保冷バッグ3点セット
ここからは最新のコストコの保冷バッグについて、2018年のモデルと比較しながら詳細にレビューしていきます。

保冷バッグ型のケース入りエコバッグがかわいい!豪華3点セット

コストコのクーラーボックス型のエコバックを広げた様子
2022年頃からエコバッグ付きの3点セットにリニューアルしている、コストコの保冷バッグ。実際の保冷バッグを模した手のひらサイズのエコバッグケースの中には、横41×縦67cm(持ち手を含まないサイズは横41×縦43cm)の大きなエコバッグが入っています。
コストコのクーラーバック型エコバッグをショルダーバッグにつけた様子
これまでのネイビーとは異なる落ち着いたブラウンカラーで、フォーマルなカバンにも違和感なくつけらるのが筆者としては嬉しいポイントでした。エコバッグは薄くて破れにくい生地で作られており、折りたたみ式で必要なときにさっと取り出せる手軽さが便利です。

大きさ(サイズ)

コストコ保冷バッグを並べて比較したところ
コストコの保冷バッグといえば、やはりこの大型の2サイズのショッピングクーラーです。大型のもの(左)は60Lサイズで、幅51×奥行き23×高さ40cm。小型のもの(右)は45Lサイズで、幅41×奥行き25×高さ41cmです。若干、入れ子構造になっていませんが、使用していない状態であれば問題なく大型のほうに小型のものを入れることができます。 また2つ並べた画像の下側は2018年に購入した旧型モデルの保冷バッグですが、旧型の大型サイズは幅53×奥行き25×42cmだったため、最新モデルはひと回り小さくなっていることがわかります。逆に旧型の小型サイズは幅40×奥行き23×40cmだったため、ひと回り大きくなりました。
コストコ保冷バッグ新バージョンLサイズを横に倒した様子
小型のものがサイズアップした理由は、恐らくですがスライドハンドルが復活したためだと考えられます。スライドハンドルとは、保冷バッグを横向きにしても水平が保てる仕様のこと。主にコストコの大きなピザやお寿司のパックを持ち運ぶための機能なので、ピザやお寿司のパックが入るようサイズアップしたのではないでしょうか。

素材(耐久性や撥水性)

コストコ保冷バッグ新バージョン ジュート素材
これまでのコストコカラーともいえたネイビーや赤いカラーはまったくなくなり、今回の保冷バッグはサスティナブルなジュート素材の生地へと見た目が大きく変わりました。表面はアウトドアを彷彿とさせる麻布ですが、内側に防水加工が施されているので、防水性や撥水性はこれまでと変わらない印象です。 またジュート素材は耐久性にも優れており、摩擦や熱にも強い特徴があります。見た目にも素材的にも、アウトドアで使用しやすくなったと感じました。

持ち手・ベルト

コストコ保冷バッグ新旧バージョンのストラップ部分
旧モデルと大きく変わったのは、素材だけではありません。持ち手や肩紐にも変更点が見られます。特に大型のものは肩紐の位置が変わり、肩に掛けたときの掛け心地に違いを感じました。
コストコ保冷バッグ旧バージョンを肩から下げている様子
旧モデルの肩紐は、前面と背面の対角線上に付いていました。そのため肩にかけると保冷バッグが自然に身体の前、もしくは後ろにくるため、歩く際に少し邪魔でした。
新しくなったコストコ保冷バッグを肩にかけている様子
一方、最新モデルは肩紐が両サイドに真っ直ぐ取り付けられています。そのため肩にかけると、保冷バッグは自然と身体の真横にくるように。2個を一度に持ってもバランスが崩れず、歩く際にも邪魔にならないので持ちやすくなったと感じました。
コストコ保冷バッグ新旧バージョンを真上から撮影した様子
また小型のタイプは肩紐がなくなり、変わりにスライドハンドルが復活。バッグを横にしても水平に保てるため、コストコの大型のピザやお寿司などを横向きのまま入れて持ち運べます
コストコ保冷バッグ新バージョンをリュックとして使用する様子
ちなみに筆者はスライドハンドルを知らなかったため、はじめはてっきりリュックのように背負える仕様なのだと勘違い。しかし、やってみると意外にも背負いやすく、これはこれでアリなのでは…と思いました。

内ポケット

コストコ保冷バッグ新バージョンの上蓋内ポケットに保冷剤を入れている様子
最新の保冷バッグは、内側の仕様にも大きな変化が見られました。これまで内側にあったポケットが大小それぞれ1つずつ減ってしまったのです。つまり大型サイズのポケットは2個が1個に、小型サイズに1個付いていたポケットはなくなりました。 代わりにフタ部分にポケットが付き保冷剤を上に入れることができるようになりました。冷気は上から下へと流れるので、保冷効率を考えるとフタ部分にポケットがあったほうが保冷効果は高まります
コストコ保冷バッグ新バージョンの上蓋内ポケットに箸やフォークを入れた様子
また内ポケットにチャックが付いたことにより、キャンプやバーベキューなどのアウトドアの際に紙皿や割り箸などのカトラリーを入れて持ち運びやすくなりました。

その他の違い

コストコ保冷バッグ新旧バージョンのロゴ
コストコ保冷バッグ新旧バージョンのファスナー部分
そのほかの変更点としては、細かい部分ですがロゴが刺繍からシールに変わったことです。シールといっても非常に強力に貼り付いており、取れる心配はまったくありません。色合いもシンプルな黒のシルエットロゴで、ジュート素材に馴染みます。またダブルチャックも、YKKからSBSにメーカーが変わっていました。

コストコの保冷バッグはどこで買える?価格は?

コストコ

出典:PIXTA

コストコの保冷バッグは、コストコ各店舗またはオンラインで購入可能です。店舗は売り場には置かれておらず、会計のときにレジで伝えて購入します。買い物前に必要なときは先に保冷バッグを購入し、一度外に出てからもう一度入り直すと良いでしょう。 価格は、店舗で購入する場合は3,498円(税込)、オンラインの場合は3,988円(税込)です。

コストコの保冷バッグは洗える?おすすめの手入れ方法は?

コストコ保冷バッグ新バージョンを布で拭いている様子
ジュート素材がもっとも優れている点は、なんといっても汚れや匂いの付きにくさです。もともとコストコの保冷バッグは大型で洗濯しづらいサイズのため、旧モデルを使用していたときは汚れた際のお手入れがかなり大変でした。 しかしジュート素材の保冷バッグは、まず汚れてもほとんど気になりません。日頃のお手入れとしては、乾いた布で軽く乾拭きしたり、毛足の長い柔らかいブラシでブラッシングしたりするくらいで十分です。どうしても気になる汚れが付いた場合は、湿った布で優しく叩くように拭き取ると良いでしょう。 また天然素材のジュートは、湿気が大敵です。濡れたまま保管するとカビの原因にもなるため、しっかり乾燥させて風通しの良い場所に保管してください。

最新コストコ保冷バッグはアウトドアにもぴったり!

コストコの保冷バッグはコストコで大量買いした冷蔵品や冷凍品を持ち帰るために購入するユーザーが多いですが、今回のジュート素材はナチュラルな風合いでキャンプやバーベキューなどのアウトドアにも馴染みます。持ち手やフタにポケットが付いたことも屋外での使用を想定してリニューアルしたのではないかと思うほど、アウトドアで使いやすくなりました。「コストコにそれほど行かないし…」と購入を迷っていた人は、ジュート素材の今こそゲットするチャンスかもしれません!

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