おうちでも外でも過ごしやすく!着心地抜群のアウトドアウェアを好日山荘の初夏セールで手に入れよう
【迷迭香】高機能素材×トレンドの最適解!?ヘビロテ必至のブランドをチェック
2024.05.07キャンプ用品
2020年のローンチ以来、ファッション業界で存在感を高めている「迷迭香」というブランド、知っていますか?一見、気負わなくてさらりとしたシルエットのおしゃれなアパレル。でもこれが、街でも山でもハイキングでもキャンプでも畑でも(!)ノーストレスで過ごせる機能性を持っているんです。着れば毎日がご機嫌になる、そんな服を紹介します。
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もくじ
国内外のブランドを知り尽くすオーナーによるデザイナーズブランド
2020年、どこからか飛んできたタンポポの種が花開くようにふわっと現れた迷迭香(マンネンロウ)。ラフな雰囲気に、身に着けると垢抜ける立体的なシルエットや、キャンプやハイキングでも快適に過ごせる機能性で瞬く間に話題になりました。
オーナー兼デザイナーは、大手セレクトショップのデザイナー、バイヤー、MD職を経験してイギリスのアウターブランドやイタリアのトータルブランドの日本企画なども手掛けた坂下さん。国内外のブランドのコンセプト、トレンド、商品企画、販売まで「服」というものを知り尽くすプロ中のプロです。
コンセプトは「毎日楽しく過ごすための服」
出典:PIXTA
「朝起きて、思い立ったら山へコーヒーを持って登り、夕方虫が多く飛んでいたらふらりと釣りに出かけ、夜に星がきれいなら焚き火しながらお酒を飲んだりしています」。晴耕雨読を地で行くような山梨での坂下さんの暮らしに、マンネンロウの服は不可欠です
そんなマンネンロウのコンセプトは、「毎日楽しく過ごすための服」。
「高くて繊細な、着ることに気を遣って行動が制限されるような服ではなく、朝起きて何をしようかと考えたとき、無意識に手が伸び、ヘビーローテーションで着てしまうような服をめざしています」と坂下さん。
坂下さん自身、8年間も山梨県と神奈川県の二拠点暮らしをしていて、山梨では昔から好きなフライフィッシングやキャンプ、ハイキング、トレイルランニング、野菜づくりを楽しんでいるのだそう。そんな暮らしの中で、いつも着ていられる服がマンネンロウなのです。
気負わずおしゃれなシルエットがとにかくカッコいい!
そんなマンネンロウの服ですが、最初に魅了されるのはやはり洗練されたシルエット!例えば人気の「NYRON HARVEST TRAYNER」は、ミリタリーベースのデザインがアウトドアの雰囲気にぴったりですが、タウンユースでも「あの人ハイキング帰り?」などとは決して思わせません。
ラフさを感じるゆとりのあるサイズ感ながら、膝下から裾に向かってやや細くなるテーパードぎみのシルエットと、コーディネートしやすい汎用性。ミリタリーベースとはいえゴリゴリではなく、大人の上品さも感じられるところがうれしいポイントです。
デザインが機能にもなる絶妙な塩梅がクセになる
思い立てば軽装でサッと山へ出掛けることが多いという坂下さん。だからこそ、服にも動きやすく、機能性があるものを求めます。
ただし、その機能がゴテゴテしておらず、デザインの中にさりげなく組み込まれていて、「機能を上げるために野暮ったくなった」なんてことはナシ。むしろ、その機能があって余計にカッコイイデザインになっていると思わせられます。
コードを通す穴が左に寄せられて、垂らせばベルト風のアクセントに
例えば、ウエストを調整するドローコード。ストッパーでワンアクションで開け閉めができるほか、左端に寄せられているためベルトを垂らしたように見えるのがおしゃれですが、それだけではありません。
ストッパーを取ってウエストから抜けば、ちょっとした作業にロープが必要なときにサッと使うこともできるという、アウトドア好きの心をくすぐる素材選びがポイントです。
開け閉めはワンアクション!補助ロープや目印が必要なときなど、コードが必要なときにも活躍してくれます
また、速乾性のあるナイロン素材をメインに使っているのもポイント。シャツはメッシュ生地に仕立てることで通気性も確保し、夏でも快適に着られます。乾きやすくて通気性があり、軽いと三拍子そろっていることからULハイカーの間でも大人気!
ナイロンバスクシャツも100%ナイロンのメッシュ仕様。通気性は確保しつつ、虫から肌を守ってくれるのもうれしいところ
ヘビロテ必至!マンネンロウのベストバイ3選
知るほどにどれも手に入れたくなるマンネンロウの服。「どれを買おうか悩む!」という読者のために、デザイナーの坂下さんにおすすめを聞いてみました。
坂下さん自らが山遊びや畑仕事を楽しんでいるだけに、アウトドア目線でのおすすめポイントも説得力抜群!毎日着たくなるパンツやシャツ、ぜひ手に入れてください。
【NYRON HARVEST TRAINER】はいたら絶賛するしかない神パンツ
まずはやっぱりこれ。マンネンロウの代表作とも言えるNYRON HARVEST TRAINER。
街でおしゃれに着こなして、山で身軽に歩けるシームレスなパンツです。ナイロン100%で速乾性があり、立体的で動きやすく、とにかく一度はくと手放せなくなるという声が続々。
大容量ポケットはうれしいけど、座ったときにお尻に中の物が当たってゴツゴツする…という「キャンプあるある」な悩みもこれで解決。ポケットでありサコッシュでもある…という使い方ができるのです
「もともとガーデニングするときのためにつくったパンツ」と坂下さんが言うように、一番の特徴は右後ろの大口径ファスナーポケット。ポケットの中にもう一つ袋布が入っていて、それを表に出すと、立ったり座ったりするときに物を入れていてもヒップに干渉しないようになっています。
しっかり裾を広げられる長さを確保したファスナー
また、裾を絞ったシルエットのかっこよさも特徴ですが、そこにも仕掛けが。サイドファスナーが付いており、靴を履いたままで着脱ができます。これもそと遊びでは重宝しそうな機能ですね。
【MESH BASQUE SHIRT】透け感がおしゃれなボーダーシャツ
2着めは春から夏にぜひ手に入れたいMESH BASQUE SHIRT。
春夏の街着の定番、バスクシャツをナイロンメッシュで仕立てた一着です。メッシュ生地のため、虫の防除と通気性を兼ね備えており、暑い夏のキャンプや山歩きで活躍。
街ではインナーにプリントや柄物のTシャツやタンクトップと合わせて、透け感と涼しさを楽しむファッションアイテムとしても重宝します。
【WOOL HIKER TEE】連泊にもおすすめ!毎日着られるウールTシャツ
3着めはアウトドアにもぴったりのウール素材を使用したWOOL HIKER TEE。
近年注目が高まっているウールTシャツは、汗のにおいを軽減するという特徴はあるものの、夏はやっぱり蒸れやすいのが惜しいところ。また、ウール100%の生地は擦れに弱く、破れやすいという弱点もあります。
そこで、マンネンロウでは「AXIO」という生地を採用。ポリエステルクールマックスフィラメント繊維をウール繊維で包み込んだ糸でつくられており、ウール100%に比べて吸汗速乾性、伸縮性、丈夫さ、毛玉のできにくさ、防縮性に優れています。
さらに、附属のメッシュバッグに入れて洗濯機で洗ったり、連泊途中に川でざぶざぶ洗ったりできるようになっているのもポイント。干す際に使えるループ付きのネームタグも肌に当たらないよう外側に付いており、手入れのしやすさも行き届いています。
「行き先に合わせて選ばなくてもいい」自由さをまとってそと遊びへ
出典:PIXTA
マンネンロウは、ローズマリーの和名。坂下さんが山の暮らしで手入れしたこの植物が、街に戻っていくとき、強いけれど心地良い香りをいつまでもどこからか漂わせていたことがブランド名の由来になりました
「ショッピングに行くからあれを着よう」「キャンプだからこういう服にしなきゃ」…。そんなことを考えず、とりあえず袖を通してから行き先を決めても大丈夫なのがマンネンロウの服。この身軽さは、予想以上に日々を自由に楽しくしてくれます。
今後は、「街で着られるアウトドアウェアというよりも、山で着れらるタウンウェアという雰囲気を持った商品を作りたいと考えています」と坂下さん。これからのラインナップも楽しみなブランドです。
今週の注目ブランド
hinataストアの旬なブランドを毎週紹介!気になっていたあのブランドのバックグラウンドストーリーやギアへのこだわりを掘り下げます。